新盆と初盆の違いをリサーチ呼び方に見る地域差どっちを使ってる?

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新盆と初盆、呼び方が違うだけ?

もしかして意味も違う?

宗派で違うの?

実家と嫁ぎ先、転勤先で呼び方が違うんだけどどうして?

その疑問をスッキリ解消!

地域によって異なる複数の呼び方、放送で使われる場合の読みの使い分けも含め、わかりやすくお伝えします。

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新盆と初盆の違いをリサーチ!

新卒で入社間もない頃のこと。

夏休みの予定を聞かれ、祖父が亡くなって初めてのお盆なので云々、と話していたら上司が、

 
「今年は新盆になるのか」
 

と言ったとき、

恥ずかしながら「ニーボン」の響きに一瞬、意味がわかりませんでした。

内心、カタカナ英語かと思ったくらいです(笑)

というのも、

親や親戚は、「新盆(しんぼん)」や「初盆(はつぼん)」という言葉を使っていて、

 
「初盆だから、お迎えの準備はしっかりしようね」
 

などと話していたからです。

新盆と初盆は呼び方が違うだけ

まず、お盆について簡単に確認しましょう。

お盆は正式名称を盂蘭盆(うらぼん)といい、一般的には8月13日から16日までの期間を「お盆」としています。

多くの企業もこの時期をお盆休みとしていますね。

昔は旧暦の7月15日頃、つまり今(新暦)の8月15日頃がお盆とされていたんですが、一部の地域では新暦の現在も7月15日頃にお盆を迎えるところもあります。

なので、地域によってお盆の時期は7月15日頃と、8月15日頃に分かれています。

お盆は、一年でこの期間のみ、故人やご先祖様が帰ってくるとされています。

亡くなった身内の四十九日が過ぎてから初めて迎えるお盆を「新盆」・「初盆」といいます。

仏教では、人が亡くなると49日の間、死者の魂が成仏せずにさまよい、死後49日後に仏の元へ向かうとされています。

そのため、これを一つの区切りとして命日から49日が過ぎることを「忌明け」とし、喪の期間が明けることを指します。

忌明け後に初めて迎えるお盆を「新盆(にいぼん)」・「初盆(はつぼん)」と呼んでいるだけで、新盆と初盆に意味上の違いはありません。

仏教上の宗派によって使い分けているわけでもありません。

単に呼び方の違いです。

新盆・初盆は二年目以降のお盆よりも念入りに供養するというのが一般的です。

新盆・初盆を行う時期の基準とは?

亡くなってから最初のお盆が新盆・初盆と誤解している人も多いですが、実際は忌中にお盆を迎えた場合は新盆・初盆は来年のお盆になります。

お盆の時期に亡くなった場合も、次の年のお盆が初盆・新盆となります。

つまり、

  • 四十九日をお盆前に迎えた場合は、その年のお盆
  • 四十九日をお盆中または、お盆中を過ぎて迎えた場合は、翌年のお盆

が、初盆・新盆となります。

POINT!
初盆・新盆を迎える基準になるのは、故人の命日ではなく四十九日明けです。

 

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新盆と初盆は地域によって呼び方が変わる

忌明け後に初めて迎えるお盆を「新盆(にいぼん)」・「初盆(はつぼん)」と
呼んでいますが、地域によって複数の呼ばれ方をしています。

新盆・初盆の呼び方が、実家と嫁ぎ先や転勤先では違ったという話もよく聞きます。

新盆は地域によって、

「しんぼん」

「あらぼん」

「にいぼん」

などと呼ばれます。

基本的に関東は新盆(=しんぼん)と呼ぶことが多く、関西は初盆(=はつぼん)と呼ぶことが多いようです。

ただ、西と東といった分かれ方ではなく、地域や町、その家のしきたりなどでも違いがあるようです。

東京・千葉・神奈川では新盆(しんぼん)が主流ですが、
茨木では、

 
「入盆(にゅうぼん)」

「新盆(あらぼん)」
 

と呼ぶところもあるようです。

 
初盆(はつぼん)が多いとされる関西方面、四国、九州などでも

 
「初盆(ういぼん)」
 

と呼ぶ地域も多数あります。

意味は同じでも呼び方は色々ありますね。
 

新盆(しんぼん)

新盆(にいぼん)

新盆(あらぼん)

入盆(にゅうぼん)

初盆(はつぼん)

初盆(ういぼん)

 

呼び方が複数あっても、「初」「新」といった漢字は、「はじめての」「あらたな」「なったばかりの」といった意味あいで使われます。

家族や親戚で使われている「新盆」「初盆」などの呼び方があれば、それを使うのは全く問題ないことです。

 

初盆と新盆マスコミはどっちを使ってる?

「新盆(しんぼん)」、「新盆(あらぼん)」、「新盆(にいぼん)」、

漢字が同じなのに、読み方が違うのは分かりづらいですよね。

地域差によって呼び方が違うこれらを、メディアや放送などのマスコミはどう使いわけているのか調べてみました。

NHK放送文化研究所のサイトによると、放送での読みの決まりや使い分けは、特にないとのこと。


実際の放送では、「新盆(にいぼん)」「初盆」という言い方が多く使われているようです。

と解説にありましたが、

東京在住の私は、民放を含めたテレビやラジオでは、「新盆(しんぼん)」「初盆(はつぼん)」という言い方が多く使われている印象があります。

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まとめ

新盆・初盆は共に、亡くなった方の四十九日の忌明け後初めてのお盆のことをいいます。

忌明け後に初めて迎えるお盆を、「新盆」「初盆」と読んでいるだけで意味に違いはありません。

様々な呼び方がありますが、それぞれの地域性による使い方の違いであり、言葉の意味は全く同じです

ただ、言葉の意味は同じでも、宗派や地域によって行事の解釈が若干異なります。

ご自身の宗派など分からないことがある場合は、両親や親類、最寄りの菩薩寺に尋ねるようにするといいですね。

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