文化の日に雨が降らないのは本当?晴れの確率と特異日の天気を統計で!

文化の日に雨が降らないのは本当?晴れの確率と特異日の天気を統計で!

文化の日は雨が降らないって本当?

11月3日は晴れの確率が高い?

お天気を全国的な統計で見た場合は?

その疑問、解消します!

1年で最も雨が降らない日って、一体いつなんでしょう?

晴れの特異日の代表格、文化の日を、

統計も含めてわかりやすくお伝えします。

スポンサードリンク
  

文化の日は雨が降らないって本当?

文化の日に雨が降らないのは本当?晴れの確率と特異日の天気を統計で!

先日、友人たちと自分たちの悲惨な誕生日話で盛り上がりまして。

留年が決まったのが誕生日だった、

誕生日に財布を落とした

誕生日はいつも残業、

などなど、自分の誕生日にどんだけついていないか、という惨めエピソードの数々。

ドイツ製の愛車(自転車)を盗まれたのが誕生日だった、という友人(♂)が、

その日も晴れててさ、六本木から中目黒まで歩いて帰ったよ」

なにゆえ歩いて帰ったのかはさておき、“その日も” ってどういう意味?

俺、11月3日生まれだから。誕生日は毎年天気が良いんだよ

えー!11月3日って毎年お天気がいいわけ?

11月3日といえば文化の日ですよね。

確かにそう言われてみると、文化の日は晴れのイメージが強い。

というのも、11月3日は祝日ということもあり、毎年なんだかんだとイベントがあるけど、雨でホニャララといった記憶がありません。

11月3日の結婚式も何度かあったけど、お天気は良かったですし。

その11月3日生まれの友人が言うには、

統計的には10月10日と11月3日が晴れる確率が高いんだぜ

すると、誕生日に痴漢あつかいされた(笑)友人が

「あー、それ聞いたことあるよ、文化の日は雨降らないから行楽日和だってアネキも言ってたな」

そうなの?知らなかった。

いや、だけど、お天気には地域差もあるのでは?

東京は晴れでも大阪は雨とか、日本列島は東西南北に長い弓なりの国土です。

文化の日ってお天気に恵まれるような祝日なわけ?

どうも気になるので文化の日とお天気の関係を調べてみました。

まずは文化の日をさらっと説明しますね。

文化の日とは?

文化の日は日本の国民の祝日のひとつ。

11月3日は祝日法(国民の祝日に関する法律)で

自由と平和を愛し、文化をすすめる

と定められています。

日本国憲法が公布されたのは1946(昭和21)年11月3日です。

この憲法の公布を記念して、

平和への意思を基盤とする文化を、発展・拡大させよう

という趣旨で、11月3日が文化の日として制定されました。

◇ 文化の日について詳しくはこちら。
文化の日とは何する日?祝日の意味と由来を子どもにもわかりやすく!

スポンサードリンク

文化の日は晴れの確率が高い?

文化の日に雨が降らないのは本当?晴れの確率と特異日の天気を統計で!

長い期間、天気の統計を見ていくと、「晴れになりやすい日」、「雨が降りやすい日」など、一定の傾向があることがわかります。

このような、晴れや雨など特定の天気になりやすい日のことを、「特異日」と呼びます

気象の特異日は、晴れや雨などの天候に限ったものではなく、「気温が低くなりやすい日」や「台風が来やすい期間」などもあります。

文化の日は晴れの特異日

高い確率で、その日に天気や気温などについて、特定の気象状況が出現するのが特異日。

文化の日は
 
11月3日は高い確率で晴れる
 
という『晴れの特異日』です。

この特異日については、なぜ発生するのか、いろいろ調べられていますが、気象学的には今のところ明確な答えは出ていないようです。

ちなみに、気象の特異日には以下のようなものがあります。
 

  • 1月16日:晴れの特異日
  • 3月14日:晴れの特異日
  • 3月30日:雨の特異日
  • 4月6日:花冷えの特異日
  • 6月1日:晴れの特異日
  • 6月28日:雨の特異日(東京では50%以上の確率で雨が降る)
  • 7月17日:雨の特異日
  • 8月18日:猛暑の特異日
  • 9月12日:雨の特異日
  • 9月17日:台風襲来の特異日
  • 9月26日:台風襲来の特異日
  • 11月3日:晴れの特異日

 

文化の日が晴れる確率

晴れの特異日である文化の日ですが、うるう年を考えると11月3日をピンポイントで特異日とすることにも無理があるかもです。

うるう年は4年に一度。

毎年0.25日ずつずれて、4年に一度 「うるう年」にしてズレを修正しているわけですから、「文化の日」をはさむ前後3日間程度に考えるほうが自然な気も。

ただ、前述のように特異日がなぜ起こるのかは未だ解明されていません。

アレコレ考えてしまうと、特異日自体がよくわからなくなって本末転倒になってしまいますね(笑)

文化の日の天気を統計で見ると

文化の日に雨が降らないのは本当?晴れの確率と特異日の天気を統計で!

昔から文化の日は、不思議と移動性高気圧に覆われて、全国的に晴れることが多い日、と言われてきました。

ですが、ここ最近の11月3日の天候を全国的に見ると、晴れと雨が混在して、晴れの特異日にあてはまるような年が少なくなってきたようです。

高気圧に覆われることが多くても冬型だったりすると、日本海側では曇りや雨になることもあります。

また、高気圧が弱いと、太平洋側でも雲に覆われてしまうことに。

近年は、温帯地域であった日本列島が、地球の温暖化で亜熱帯地域に移行してきているので、気象の特異日の状況も変わってきているのかもしれませんね。

気象庁のHPでは全国の過去の気象データが検索できます。
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/index.php

上記のサイトでは、1976年からの11月3日のデータも詳細に見ることができますよ。

文化の日に雨が降らないのは本当?晴れの確率と特異日の天気を統計で! まとめ

文化の日の11月3日は、高い確率で晴れるという『晴れの特異日』。

晴れや雨など特定の天気になりやすい日のことを、「特異日」といいます。

昔から文化の日は、不思議と移動性高気圧に覆われて、全国的に晴れることが多い日、と言われてきました。

ですが、最近は地球温暖化の影響もあり、気象の特異日にも変化があるのかもしれません。

結婚式やイベントを考えている場合は、その地域の天気出現率を一度調べてみるのがおすすめです。

◇ 祝日の話題 こちらもどうぞ。
祝日と祭日の違いとは?ひと目でわかる国民の祝日の意味を一覧で!

◇ 記事中でご紹介した関連記事
文化の日とは何する日?祝日の意味と由来を子どもにもわかりやすく!

スポンサードリンク