うな丼とうな重とひつまぶしの違いとは?松竹梅の値段は何が違うの?

うな丼とうな重の違いは何?

同じうなぎの蒲焼なのに松竹梅で値段が違うのはなぜ?

ひつまぶしとは?

その疑問、解消します!

どうしてうな重の方が値段が高いのか、

使用するうなぎの品質が違うのか、

注文する時のヒントも含めて、

わかりやすくお伝えします。

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うな丼とうな重の違いは?

夏のスタミナ食といえばうなぎ

土用の丑の日や、夏場には積極的に食べてパワーをつけるという人も多いですよね。

ふっくら焼き上げた身と甘いタレがまた、食欲をそそるので、うなぎ好きにはたまらない季節です。

鰻屋さんに食べに行くと、うな重にしようかうな丼にしようか迷ってしまうんですが、お値段上、頻繁に食べられるわけでもないので、

せっかくだから、うな重にしよう!

と、つい、高級感の雰囲気が漂っているうな重を選ぶこともあるかと思います。

うな丼もうな重も、どちらもうなぎの蒲焼きに変わりはありません。

であれば、うな丼とうな重、何がどう違うのでしょう。

うな丼とうな重の違いは?

巷でしばしば話題に上がるうな丼とうな重の違い、最もわかりやすいのは、使われている容器の違いです。

一般的に、うな丼はどんぶりによそわれたうなぎの蒲焼きで、うな重は重箱に入ったうなぎの蒲焼きになります。

単純に、うなぎとご飯を入れる器の違いというわけです。

  • どんぶりに入っているのが、うな丼
  • 重箱に入っているのが、うな重

食べ物を入れる器によって呼び方が変わる料理は他にもあります。

カツ丼とカツ重、ステーキ丼とステーキ重といったように、どんぶり(丼)によそわれていれば「◯◯丼」、重箱に盛り付けてあれば「◯◯重」という呼び方をします。

うな丼とうな重は、どんぶりとお重という器の違いの他にも、値段の違いもありますよね。

この値段の違いはどこから来るものなのでしょう。

うな丼とうな重に値段の違いがあるのはなぜ?

うな丼はだいたい1500円前後くらいの価格帯、

うな重の場合は2500円から3000円以上

たいがいうな重の方が高めの設定です。

うな丼とうな重の値段が異なる理由は、そのお店や地域によっても違いますが、一般的には、うな重のほうが量が多めで、使っている部位が違うことにあります。

うな重は、重箱に見栄え良く盛り付けるために、「胴体」の部分を中心に使い、そのため、うな丼には「頭や尻尾に近い部分」を使うというお店もあります。

また、一般的にうな重はお重に入ったものを指しますが、お店や地域によっては、『うな重は、段重ねにしてご飯とうなぎの層を作るもの』というところもあるようです。

うな重の「重」は重箱だけでなく、うなぎにごはんを「重ねる」という意味もあるというわけです。

そうなると、うなぎが二段になっているわけですから、お値段が高くなるのも納得ですよね。

うな重のほうが高い要因は、添え物にもあります。

うなぎの専門店に行くと、うな重には肝吸いなどのお吸い物がつきます。

お新香の種類が増えたり、デザートがつくお店もあります。

うな丼は基本的に単品で出されることが多いので、このあたりも値段の違いが出てくるところです。

とはいっても、先日、うなぎ好きの父が同僚たち立ち寄った鰻屋さんでは、うな丼が3200円だったとか。

さすがにうな丼に3200円は高いと思ったようですが、そのお店で一番値段が安かったのがうな丼。

お吸い物もついてきたというので、うな重との違いはなんなのかと聞いてみたところ、周りもみんな、うな丼を食べていたのでわからないとのこと(笑)。

お店によっても、いろいろですね。

もともとうなぎは、江戸時代の庶民の食べ物です。

当時はご飯にうなぎを乗せたうな丼で、手頃な値段で食べられる人気食だったものが、商売気を出した店が高級感を出すためにお重を使うようになり、うな重が広まったとされています。

そんな中で、どんぶりやお重の使い分けをしたり、蒲焼に使用する部位を変えたり、蒲焼の量で区別をしたりと、様々なアレンジがお店ごとにされ、今のスタイルになっているんですね。

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うな重の松竹梅の違いは?

鰻屋さんでメニューを見ると、松竹梅とか、特上・上・中といった値段分けがされています。

松竹梅は基本、うなぎの量の違いです。

お店によっては、お吸い物に肝が入っているかいないかの違いになっているところもあります。

一般的には、松 > 竹 > 梅とランクが上になるほど、うなぎの量が多くなりますが、お店によっては逆のところもあります。

要は、値段が高いほど、うなぎの量とお吸い物など添え物のランクが上がるといったところです。

うなぎの大きさや産地によるうなぎ自体の違いが松竹梅でランク付けされていると誤解している人が多いんですが、単純に量の違いです。

そもそも、お店側は仕入れしたうなぎを使っているわけですから、その段階で、大きさも選んでいます。

また、お店が産地別でうなぎを焼いていたり、天然と養殖を使い分けているとは考えにくいですよね。

中には特別メニューなどで、期間限定の貴重なうなぎを案内するお店もありますが、一般的にうな重の松竹梅などの価格設定は、使われているうなぎの量になります。

鰻屋さんで、うなぎをガッツリ食べたいなら、うな重の松か特上、控えめにしたいなら、うな重の梅など、オーダーする時の目安にするといいですよ。

こちらは、通販でも松竹梅でうなぎの量を変えているタイプです。

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うなぎのひつまぶしとは?

ひつまぶしは、おひつに入ったご飯の上に、短冊切りにしたうなぎの蒲焼きを乗せたものです。

ひつまぶし

名古屋発祥の料理として、テレビでもよく取り上げられるようになりました。

タレがかかった蒲焼きに薬味を加え、最後はお茶漬け風にしたりと何通りかの食べ方をすることが出来ます。

最初は何も加えずにそのままうなぎを楽しむ。

次に薬味をトッピングして味の変化を楽しむ。

最後にだし汁をかけてお茶漬け風のアレンジを楽しむ。

ひとつの料理で、3つの味のうなぎが楽しめるのがひつまぶしの特徴です。

こちらは自宅でひつまぶしが楽しめるように、あらかじめうなぎがカットされている蒲焼です。

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うな丼とうな重とひつまぶしの違いは?松竹梅や特上は何が違うの?まとめ

うな丼とうな重の違いで、最もわかりやすいのは、使われている容器の違いです。

うな丼はどんぶりに入ったうなぎの蒲焼きで、うな重は重箱に入ったうなぎの蒲焼きになります。

うな丼とうな重の値段が異なる理由は、そのお店や地域によっても違いますが、一般的には、うな重のほうが量が多めで、使っている部位が違うことにあります。

お店によっては、うな重のうなぎが二段になっているところもあります。

鰻屋さんのメニューにある松竹梅とか、特上・上・中といった値段分けは、基本、うなぎの量の違いです。

ひつまぶしは名古屋発祥の料理で、おひつに入ったご飯の上に、短冊切りにしたうなぎの蒲焼きを乗せたもの。

うな丼とうな重、ひつまぶしはいずれもうなぎの蒲焼を使った料理ですが、お店によって、焼き方やタレ、作り方にもさまざまな工夫が凝らされています。

うな丼とうな重は、蒲焼の大きさや肝吸いやお新香などの有無で差をつけるお店や、容器が違うだけで(ランチはうな丼とか)質や量も同じなど、店によって違いがあります。

注文の時に、店員さんに違いを確認するのが、一番まちがいがないですね。

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