乗り物酔いはなぜ起きる?症状と原因でみるなりやすい人なりにくい人

乗り物酔いはなぜ起きる?

どんな症状になる?

車酔いや船酔いになる原因は?

なりやすい人っている?

その疑問、解消します!

乗り物酔いのメカニズム、

乗り物酔いを引き起こす要因、

乗り物に酔いやすい人とそうでない人の違いも含めて、わかりやすくお伝えします。

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乗り物酔いとは?

乗り物酔いは、乗物などの『揺れ』によって起こる症状です。

車やバス、新幹線などで移動するときの乗り物酔いは辛いですよね。

旅行なら、移動は旅の楽しみのひとつでもありますが、乗り物酔いが気になって、せっかくの旅がナーバスになってしまうことも。

乗り物酔いは飛行機や船、ブランコやジェットコースターなど、遊園地のアトラクションなどに乗っている時にも起こります。

乗り物の種類によって、「車酔い」、「船酔い」、「空酔い」などとも呼ばれていますね。

宇宙飛行士の「宇宙酔い」もよく知られているところです。

乗り物酔いは、医学的には「動揺病」「加速度病」といいます。

乗り物の揺れや、加速・減速の際に体に加わる加速度によって、三半規管が刺激された結果起きる『自律神経の失調状態』のことを指します。

なぜ乗り物酔いをするの?

乗り物酔いは、乗り物の不規則な揺れと、乗り物の加速・減速の繰り返しが、三半規管などの内耳の平衡感覚を制御する部分を刺激して起こります

また、視覚などから脳が受け取った情報が矛盾している場合にも起こります。

どういうことかというと、わたしたちの脳は、過去に経験したことのある揺れや加速度を記憶して、次に同じような経験をした時に備えるように出来ています。

ですが、普段あまり経験しない揺れや加速度を体感すると、脳はその情報を処理しきれなくなってしまうのです。

その結果、乗り物酔いを引き起こしてしまうというわけです。

酔いやすい人と酔いにくい人との違いは?

乗り物酔いをしやすい人とそうでない人がいますよね。

わたしは船がからきしダメで、船を見ただけで酔えます(笑)。

乗り物に酔いやすい人と酔いにくい人との違いは、三半規管の能力の違いといわれています。

乗り物酔いは2歳ぐらいから始まり、年齢が上がるにしたがって増えていき、5~12歳ぐらいがピークとされています。

その後は乗り物に慣れてくることもあって、少なくなるようです。

ということは、平衡感覚は訓練によって向上するということです。

わたし同様船酔いをしていた友人は、ダイビングをきっかけに船酔いを克服しました。

何度もダイビングツアーに参加して船やボートを経験しているうちに、けっこう海が荒れていてもへっちゃらになったとか。

乗り物酔いもある程度の経験によって克服できるんですね。

自分で車を運転するようになってからは酔わなくなったということもよく聞きます。

高齢者の場合、内耳や反射の機能が衰えてくるため、乗り物に酔いにくくなるといわれています。

また、一度乗り物酔いを体験したことで、何度も乗り物酔いを繰り返すケースもあります。

一度の体験を脳が学習して、

また酔ってしまうのでは?

と、過去の経験を体が思い出し、乗り物酔いをしている錯覚を起こしてしまうのです。

一種のトラウマのようなものですが、結果として、乗り物酔いを繰り返すということもあります。

乗り物酔いの症状は?

慣れない乗り物の揺れが、脳を混乱させ、吐き気などの症状を引き起こすのが乗り物酔いですが、症状には個人差があります。

乗り物酔いの症状で、まずはじめに起こるのは顔面蒼白。

自分が酔っている時はわかりませんが、最初の兆候は顔面蒼白です。

血の気が引いてしまうんですね。

次に、冷汗や悪心(吐き気)が起こります。

吐き気が来ると、そのまま嘔吐することもあります。

生あくびや生つばがたくさん出ることもあります。

あまり気づきにくいのですが、眠気も症状の1つになります。

よくあくびが出たり、強い眠気が出る時は、乗り物酔いの初期症状と言えます。

めまいを感じて、過呼吸(過換気)が始まることもあります。

フラフラ感がしたり、手足の冷感が起きることもあります。

また、脈拍数の増加・減少、血圧の上昇・低下なども見られます。

頭が重くなったり、のどに違和感を感じることもあります。

これらはいずれも交感神経や副交感神経がアンバランスになることで起こる自律神経の障害と考えられています。

いずれにしても、乗り物酔いの症状は脳が警報を鳴らしている状態です。

なので、それを無視していると症状はどんどん重症化してしまいます。

乗り物酔いの症状は、乗り物から降りると短時間で回復するのが一般的です。

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乗り物酔いとお酒で酔うのはどう違う?

お酒を飲んで酔うのはアルコールの作用によってなので、乗り物酔いの酔い方とは異なります。

乗り物酔いもお酒で酔うのも、症状として「嘔吐」があります。

ですが、飲酒で悪酔いしたときの嘔吐は、アルコールが分解される過程でできるアセトアルデヒドの作用によるもの。

乗り物酔いは自律神経系の乱れによって起こるものなので、メカニズム自体が違いますよね。

乗り物酔いの原因とは?

乗り物酔いの原因は、実際には自分が動いていないのに、乗り物に乗っていることで揺れたり傾いたりするので、脳の中で位置情報が混乱してしまうことにあると考えられています。

乗り物酔いを引き起こす原因には、直接的な原因と間接的な原因があるといわれています。

乗り物酔いになる直接的な原因とは?

乗り物酔いになる直接的な原因は以下の3つが考えられます。

  • 視覚によるもの
  • 匂いによるもの
  • 触覚によるもの

飛行機の場合は、上記3つに加えて、空での気圧の影響や普段との環境の違いも乗り物酔いを引き起こすと考えられています。

視覚・匂い(嗅覚)・触覚のそれぞれを見ていきますね。

■ 視覚によるもの

乗り物に乗っているときに見える景色は、歩いたり走ったりしている時よりも速いスピードで目に飛び込んできます。

目から入ってくる光や流れる景色のスピードが情報過多になると、脳の処理がついていけなくなり自律神経に誤った情報が送られてしまうのです。

■ 匂いによるもの

車中の匂いや排気ガスの匂いなど、普段とは異なる匂いに反応します。

■ 触覚によるもの

乗り物が揺れることによって内耳が刺激を受けると、通常はその情報が脳に送られます。

ですが、その刺激が繰り返されると平衡器官(三半規管)がうまく働かなくなるのです。

この三半規管の乱れが、乗り物酔いを引き起こすと考えられます。

乗り物酔いになる間接的な原因とは?

「乗り物に乗っている」という直接的な原因以外に、乗り物酔いを引き起こす間接的な原因としは、以下の状況が考えられます。

  • 睡眠不足や疲労などによる体調不良
  • 空腹や食べ過ぎ
  • ストレスや心配事などの精神不安
  • 乗り物内での読書
  • 酔うかもしれないという思いこみ

これらは、乗り物酔いのきっかけです。

もしかしたら酔うかも

といった心理的な不安感が、乗り物酔いを助長することがわかっています。

一度バスで「バス酔い」を経験したことがあり、それ以来、タクシーは大丈夫なのにバスは酔ってしまう。

通勤電車は大丈夫だけど新幹線では決まって酔ってしまう。

こういった同じ環境や乗り物のときのみ、慢性的に乗り物酔いをくり返すケースがあるのは、心理的な不安からきているといわれています。

乗り物酔いはなぜ起きる?症状と車酔いの原因でわかるなりやすい人 まとめ

乗り物酔いは、乗り物の不規則な揺れと、乗り物の加速・減速の繰り返しが、三半規管などの内耳の平衡感覚を制御する部分を刺激して起こります。

また、視覚などから脳が受け取った情報が矛盾している場合にも起こります。

乗り物に酔いやすい人と酔いにくい人との違いは、三半規管の能力の違いといわれています。

また、一度乗り物酔いを体験したことで、何度も乗り物酔いを繰り返すケースもあります。

乗り物酔いの症状には個人差がありますが、まずはじめに起こるのは顔面蒼白です。

症状が重くなると、嘔吐してしまいます。

乗り物酔いの原因は、実際には自分が動いていないのに、乗り物に乗っていることで揺れたり傾いたりするので、脳の中で位置情報が混乱してしまうことにあると考えられています。

乗り物酔いを引き起こす原因には、直接的な原因と間接的な原因があるといわれています。

メンタルな部分でもフィジカルな部分でも、乗り物酔いのきっかけになります。

疲れていても出かけなければいけないときなどは、酔い止めの薬を携帯しておくと、気持ちの上でも予防策になります。

原因がわかると、予防の仕方や対処法も見えてきますね。

◇ 乗り物酔いの予防について詳しくはこちら。
乗り物酔いの予防に効果的な対策は?酔わないための最適な方法と準備

◇ 乗り物で酔ってしまったときの対処法はこちら。
乗り物酔いになった時の対処法!酔ってしまってからの解消方法11選

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