池上本門寺お会式2019年の日程と見どころは?混雑状況もご紹介!

池上本門寺お会式2019年の開催日程は?

それぞれの行事が始まる時間は?

『万灯練供養』はいつ?

その疑問、解消します!

お会式とはどんな意味なのか、

池上本門寺のお会式の特徴、

見どころや交通手段、

実際の混雑状況もあわせて、

わかりやすくお伝えします。

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池上本門寺お会式2019年の日程や時間は?

東京の大田区や近隣に住んでいる人なら
きっと一度は池上本門寺に行ったことが
あるのではないでしょうか。

大本山池上本門寺は大田区池上にある、
日蓮宗有数の大きな寺院です。

池上本門寺の秋のビッグイベントと言えば

お会式(えしき)」

です。

お会式は、毎年10月11日~13日の3日間にわたって開催されます。

今年2019年の日程は次のとおりです。


開催日程:10月11日(金)・12日(土)・13日(日)
開催場所:日蓮宗大本山 池上本門寺&周辺
住所:〒146-8576 東京都大田区池上1-1-1
電話: 03-3752-2331(代)

2019年は金曜日から日曜日の週末にかけてです。

万灯練供養(まんどうねりくよう)』が
土曜日にあたるので例年以上の混雑が予想されます。

池上本門寺お会式のスケジュール

わたしの周りでは10月12日に行われる、
『万灯練供養(万灯練り行列)』しか
見たことがないという人が大半ですが
前後の2日間も粛々と行事が執り行われています。

■10月11日(金)

11:00~…歴代先師聖人並びに池上法類・池上護山会先師報恩法
12:30~…お会式法話
14:00~…納経十種供養式法要

■10月12日(土)

10:00~…宗祖御更衣法要
12:30~…お会式法話
14:00~…宗祖報恩御逮夜法要
18:00~…万灯練り行列(万灯練り供養)※23時まで

■10月13日(日)

07:00~…臨滅度時特別説教
07:40~…臨滅度時法要

池上本門寺お会式とはどんな意味?

東京の大田区に長年住んでいて
子供の頃からお会式に行っていても
お会式がいったいなんのお祭りなのか、
知らないという人は結構多いようです。

お会式は鎌倉時代の仏教の僧、
日蓮聖人( にちれんしょうにん)にちなんだ行事です。

お会式とは?

そもそも「お会式」の「会式」とは、
宗祖をしのぶために、命日に合わせて
行われる法要全般を指す言葉です。

お会式は「御命講(おめいこう)」、
「御影講(おえいこう)」とも呼ばれます。

お会式自体は仏教の各宗派に関わりなく
法会の儀式という意味で、
全国各地で行われています。

池上本門寺のお会式とは?

池上本門寺のお会式は
約730年前に亡くなられた日蓮聖人の
命日である10月13日を中心に行われます。

池上本門寺のお会式は
江戸時代から盛大な法要行事であったため、

「お会式」

というと日蓮宗の開祖、
日蓮聖人の命日を指す言葉として広まりました。

「お会式=日蓮宗」

というイメージが定着したのはこのためです。

俳句の世界でも、「お会式」や
「御命講」、「御影講」、「日蓮忌」、
「万灯」などは秋の季語になっているほどです。

日蓮宗の寺院は全国にあるので、
日蓮聖人がお亡くなりになられた
10月13日を中心にして
各地でお会式は営まれますが、

日蓮聖人が御入滅された霊跡である
池上本門寺のお会式がもっとも盛大に行われています

この10月13日という日にちは旧暦で、
今、わたしたちが使っている新暦では
11月21日にあたります。

なので寺院によっては11月21日前後に
執り行うところもあるようです。

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池上本門寺お会式の見どころは?

池上本門寺お会式の見どころと言えば、
なんといっても10月12日の夜、
18時から行われる『万灯練供養(まんどうねりくよう)』です。

『万灯行列』や『万灯練り行列』とも
呼ばれるこの行事では独特の万灯が登場します。

万灯というのは、木の枠に紙を張って
中に火を灯したものですが

日蓮宗のお会式で使う万灯は、
一般的な万灯とは違っていくつか種類があります。

五重塔や提灯、日蓮聖人の人形などが
中心に据え付けられ

明かりを灯した万灯には
和紙で作った白やピンクの造花が
しだれ桜のように飾り付けられています。

万灯

これは、鎌倉時代、
日蓮聖人が入滅した日の10月13日に
季節外れの桜が咲いたという逸話が由来しています。

『万灯練供養』は100基を超える万灯と共に

総勢約3000を超える信徒さんたちが
太鼓や笛の音色を奏でながら
池上駅周辺から本門寺本堂へと
お囃子にあわせて池上の町を練り歩きます。

この様子は古くから秋の風物詩として、
安藤広重の浮世絵や、
松尾芭蕉の俳句にも登場しています。

ライトアップされた万灯が
夜道を練り歩く姿は、とても幻想的です。

毎年全国から30万人以上の人々が
『万灯練供養』を見物に訪れ、

その賑やかな行列と熱気は夜遅く、
23時までたっぷり楽しめます。

東急池上線はこの日だけは
運行時間を延長してくれますが、
最終時間は確認しておいた方がいいですね。

個人的には19時頃~21時頃
お祭り気分も熱気を帯びて活気づき、
見物客も盛り上がっているように思います。

池上本門寺お会式は屋台が楽しい!

池上本門寺お会式では
驚くほどの多種多様な屋台が出店します。

その数、実に500以上と言われており
大通りのみならず、
脇道にも並んでいるほどです。

定番のお好み焼きやたこ焼きのほか、
最近ではケバブやトッポギ、
ビーフンやカレーなどの
インターナショナルな屋台も人気です。

もちろん、流行りのB級グルメも楽しめます。

途中で疲れたら、
休憩するところも設けられているので
お酒を飲んだり、駄菓子を食べたりと
屋台を見て歩くだけでも時間がかかりそうです^^

池上本門寺お会式へのアクセス情報

  • 池上線「池上駅」下車 徒歩10分(本堂まで)
  • 都営浅草線「西馬込駅」下車 徒歩12分(本堂まで)
  • JR京浜東北線「大森駅」より池上駅行きバス(20分)「本門寺前」下車徒歩5分

池上本門寺お会式の期間中は、
大規模な交通規制が敷かれます。

交通規制のせいもあり、
周辺の道路は大変混雑しているので
公共の交通機関を利用することをおすすめします。

近くに駐車場は多少ありますが、
通行止めばかりで近づけませんし
空いているかどうかもわかりません。

池上駅周辺から始まるイベントなので、
電車を使うのが一番だと思います。

池上本門寺の本堂までのルートは
所狭しと沢山の屋台が並んでいるので
のぞきながら歩くのも楽しいですよ。

池上本門寺お会式の混雑状況

池上本門寺は日蓮宗の総本山なので
お会式はとても賑わいます。

前述のように、
万灯を持って練り歩く人達だけで3000人を超え

見物客も、10月12日の『万灯練供養』を
目当てに訪れることから

とりわけ12日は日中から混雑しており、
夕方にかけてどんどん人が集まってきます。

約2kmを練り歩く『万灯練供養』は
池上駅の周辺で見ることが出来ますが、
池上本門寺で見たいのであれば
早目の場所取りが必要になります。

わたしが行ったときはいずれの時も
周辺には信徒団体の大型バスが
何台も止まっており、

その上、屋台が軒をつらねているため
道を横切るのも、警官の誘導で、
本殿のところにはDJポリスもいました。

外国人観光客も沢山います。
とにかく大勢の人で賑わっているので
小さいお子さんを連れて行くのなら
はぐれないよう気をつけてくださいね。

池上本門寺お会式2019年の日程と見どころは?混雑状況もご紹介! まとめ

池上本門寺では日蓮聖人の命日である
10月13日を中心にお会式が行われます。

2019年の日程は、

10月11日(金)・12日(土)・13日(日)

の3日間です。

2日めの10月12日には
『万灯練供養(まんどうねりくよう)』が行われ、
例年30万人以上の人々が訪れます。

池上本門寺を中心とした広範囲の区域で
大規模な交通規制が行われるので
交通手段は電車を使うのがおすすめです。

余談ですが、池上の名物はくず餅です。

わたしの母は池上に用事があるときは
どんなに時間がなくても
どんなに荷物が多くても
必ず駅前の「浅野屋」さんでくず餅を買って帰ります。

ちょっと他のくず餅とは違う食感なので
もしくず餅がお好きなら、
ぜひ立ち寄ってみてください。

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