食品の小分けや保存に欠かせない、ジップロックやフリーザーバッグ。
普通のポリ袋より値段が高いから、再利用出来たら嬉しいですよね。
製造メーカーは使い捨てを推奨していますが、食品はラップで包んで入れる、しっかり洗って乾かす、などの工夫で再利用が出来ます。
今回はジップロックやフリーザーバッグ再利用について、洗い方や乾かし方も詳しくお伝えしますね
ジップロックやフリーザーバッグを再利用するメリットは?
買ってきたお肉などはトレイのまま冷凍室に入れると場所をとるので、ジップロックやフリーザーバッグに入れて保存するとスッキリしますよね。
他にも、残ったカレーの保存や、作り置きおかずの冷凍など、ジップロックやフリーザーバッグを利用するシーンはたくさんあります。
食品保存に便利なアイテムのジップロックやフリーザーバッグですが
製造メーカーは食品を直接入れての利用を想定しているので使い捨てをお勧めしています。
でも、工夫次第で再利用することが出来ます。
再利用のメリット
■ 経済的
便利アイテムだからこそ、普通のポリ袋より値段はちょっとお高めですよね。
気軽に使い捨てにするくらい買っておくとなると、ジップロックやフリーザーバッグはコスパがいいとは言えない品です。
再利用すれば、コストを節約できます
■ ゴミが減る
ジップロックやフリーザーバッグを使って、それを使い捨てにしていると…
結構ゴミが出てしまうんですよね。
ゴミは環境の為にもお財布の為にも減らしたいところです。
「ゴミ捨てるのもタダじゃないんだから!」
と実家にいた頃はよく母に言われましたが、ほんとにそのとおり。
我が家では、もうすぐ末っ子の離乳食がスタートします。
いつも以上に、おかゆや茹でた野菜などの冷凍保存にジップロックやフリーザーバッグを活用しまくるので、できるだけコストを落としたい現状です。
こんな再利用の方法も!
一度使用したジップロックやフリーザーバッグにはこんな使い道もあります。
- 旅行の時のアメニティグッズなどの小分けに
- お出かけ先での赤ちゃんの使用済みオムツのゴミ袋に
- バッグや車に置いておく予備のマスク入れに
- 生ゴミ用のゴミ袋に
洗って、また食品に使うというのに抵抗があるなら、食品以外への再利用も出来ますね。
再利用するなら、ここに注意!
- なるべく食品を直接入れない
- しっかり洗って、よく乾かす
再利用するなら、ジップロックやフリーザーバッグをなるべく汚さないよう、食品はラップに包むなどしてジップロックに入れると安心です。
洗剤を使って洗って、アルコール消毒して乾かすのも忘れずに。
ジップロックやフリーザーバッグを再利用するデメリットは?
ジップロックやフリーザーバッグの再利用にはメリットも有れば、もちろんデメリットもあります。
再利用のデメリット
コスト節減に役立つジップロックやフリーザーバッグの再利用ですが、デメリットもあります。
■ 洗ったり乾かしたりが手間
わたしもジップロックやフリーザーバッグは洗って再利用しているので、常々思いますが、袋状のものを洗って乾かすのは結構面倒な作業ではあります(^^;)
■ しっかり洗わないと衛生的に問題アリ
きちんと洗えてなくて内側が汚れていたり水分が残ってしまったりすると、そこから菌が繁殖してしまいます。
そのまま再利用すると食中毒などの原因になりかねません。
ジップロックやフリーザーバッグの再利用はしっかり洗って、アルコール消毒して乾かすのは重要です。
こんな時は再利用せずに捨てよう!
- カレーやミートソースなど、油分の多いものを直接入れたとき
- 粉もの、ふりかけなどチャック部分に入り込む物を入れたとき
洗って再利用できるといっても、油分が多いものが入ってしまったジップロックは洗ったつもりでも汚れが落ち切れてない可能性もあります。
使う洗剤の量と手間を考えても、捨てた方が楽ですね。
また、チャック部分がしっかり閉まってこそのジップロックなので、チャック部分が細かい汚れで詰まってしまうと本来の役目を果たせません。
こんな場合も再利用はNG、諦めて処分するほうが時間の節約にもなります。
こちらはわたしが愛用しているジップロックフリーザーバッグです。
再利用できるとはいっても、消耗品なので安くまとめて買える業務用はとても助かります。
他社のフリーザーバッグと比べると、やはりジップロックは別格に使いやすい工夫がされていて、特にジッパー部は超簡単、ストレスなくスムーズに開閉できます。
厚手の素材でできているジップロックフリーザーバッグは冷凍・電子レンジ解凍のみならず、再利用にもおすすめです。
ジップロックやフリーザーバッグの洗い方と乾かし方
食中毒などの危険を防ぐためにも、ジップロックやフリーザーバッグを再利用する時はしっかり洗って乾燥させることが大事です。
使う洗剤は食器用の中性洗剤でOK。
洗い方は簡単♪
食事の後の洗い物と一緒に洗ってしまいましょう(^^)
① 柔らかい食器用スポンジで、ジップロックの外側を洗う
② ジップロックを裏返して内側を外に出して洗う
③ すすいだら、軽く水気を切る
④ アルコールスプレーを内側にも外側にもかける
⑤ しっかり乾かしてから再利用
洗い方のコツ
ビニール素材のジップロックやフリーザーバッグは洗うときにコツがあります。
- 袋を傷付けてしまわないように、タワシなど硬いもので洗うのは避ける
- 袋の隅に汚れ・洗剤の泡が残りがちなので、特に気を付ける
乾かし方のコツ
空気が入るようにジップロックの口を充分に開けて干します。
キッチンペーパーなどで水分を拭き取ると早く乾きますよ。
ジップロックを再利用するなら、とにかく清潔さを保つことが大事です。
アルコールスプレーで除菌すると、更に安心できますね。
乾かし方は、ピンチハンガーで干す、コップに菜箸を入れてその上に逆さにかぶせる、など工夫してみてください。
ちなみに我が家では、ふきんかけに干すようにしています。
ジップロックやフリーザーバッグは再利用できる?洗い方や乾かし方は?まとめ
衛生的に再利用するためにも、ジップロックやフリーザーバッグは直接食品を入れないように、使用したらしっかり洗って乾かすことが大切です。
再利用はできますが、洗えば何度でも使える…というわけにはいきません。
繰り返し洗うとどうしても素材が劣化してきて、よく見ると穴が開いていたりチャック部分が緩くなったり…ということも。
再利用は2~3回を目安に、袋の状態を確認して判断してください。
キッチンでの食品保存だけでなく様々な用途に使えるジップロックやフリーザーバッグなので、上手に再利用していきたいですね。