七五三の写真はいつ撮るのがいいの?
前撮りするメリットとデメリットは?
後撮りがおすすめな場合とは?
その疑問、解消します!
写真の予約はいつ頃からするのか、
早い時期に撮っちゃっていいのか、
混み合う時期、
前撮り・後撮りの長所短所と注意点をお伝えします。
七五三の写真はいつ撮るの?
七五三のお祝いに欠かせないのが写真撮影ですよね。
暦の上では、七五三は11月15日とされていますが、
今の七五三のお祝いの仕方はさまざま。
写真撮影とお参りを同じ日にセッティングする家もあれば、
写真撮影とお参りは、それぞれ別の日にちで行う家も多くあります。
お参りに行く日も11月15日に限らず、家族の都合に合わせる家も増えています。
七五三の記念撮影も同様です。
七五三の写真はいつ撮るべきとか、決まりごとがあるわけではありません。
なので、一般的には家族や子どもの都合に合わせて、写真館に予約を入れて記念写真を撮ります。
七五三の記念写真は、お正月以外なら、ほとんどの写真館で予約・撮影ができます。
七五三の写真を撮る時期は?
数え年でお祝いするのか、満年齢でお祝いするのか、
七五三の年齢について、迷うこともあるかと思います。
昔は、数え年でお祝いしていましたが、最近では満年齢でお祝いするのが一般的です。
特に3歳の場合は、数え年でお祝いする場合は2歳。
この時期の子どもって、一瞬だってじっとしていませんよね。
自己主張もするようになって、嫌なものはとことん嫌がったりします。
そんな2才児に着物を着せて写真撮影をするのは、子どもにとってはかなりのミッションです。
数えの3歳の場合は、お世話も含めて親の方にも相当な労力が必要になるんですよね。
ただ、年の近い兄弟姉妹がいる場合などは、数え年を取り入れることもあります。
- 上の子の満年齢に合わせて、下の子は数え年で一緒にお祝いをする。
- 下の子の満年齢に合わせて、上の子は数え年で一緒にお祝いをする。
などです。
このあたりは家庭の事情に合わせて行ってかまいません。
七五三の年齢については、地域や家によって慣例があります。
前もって、両親や親戚など、年長の方に確認しておくと安心ですね。
七五三写真の予約をする時期は?
「今年、七五三のお参りをしよう」
と決めたら、出来るだけ早めに予約を入れます。
七五三の写真撮影が混雑・値段ともピークになる時期は、
9月~11月15日前後
あたりです。
なかでも、9月~10月は写真スタジオの値段が高めに設定されているにもかかわらず、予約も満杯になります。
あらかじめ予約を入れてあっても、前の撮影が押して待ち時間ができることも珍しくありません。
七五三本来のお参りの時期と合わせて写真を撮りたい場合は、
値段や混雑は承知のうえで、この時期に予約を入れるのです。
このように、お参りの後に記念写真を撮影することを「後撮り」と呼びます。
逆に、お参りよりも前に記念写真を撮影することを「前撮り」と呼びます。
七五三写真を前撮りするメリット
七五三のお参りよりも前に記念写真を撮影するのが「前撮り」ですが、
写真スタジオや写真館によっては、「早撮り」という呼び方をするところもあります。
本来は、お参りした時の姿を記録に残すのが目的の記念撮影。
でも子どもって、時間のかかる着付けやメイクの途中でグズる可能性が限りなくありますよね。
疲れて機嫌が悪くなったり、
おとなしくなったと思ったら寝ちゃってた、なんてことも。
そんなことになったら、せっかくのお祝いムードも半減しちゃいます。
また、着慣れない着物を着た子どものトイレも大変です。
3歳なら、オムツの心配もありますよね。
こうしたアレコレが、お参りと記念写真を同日にするのを避ける傾向になっているのです。
子どもの負担を考えて、
七五三の写真撮影を春~9月頃に行う「前撮り」
を選ぶパパ・ママが増えています。
写真やさん側も七五三の日に撮影が集中してしまわないよう、
前撮りキャンペーンを年に何度か行い、格安で撮影できるようにしているところが多いですね。
七五三写真で前撮りをするメリット
■ 落ち着いて撮影できる
前撮りの最大のメリットは、時間的な余裕があること。
前述のように、11月の七五三シーズンは予約をしていても、混雑から待つことが少なくありません。
前撮り派の意見には以下のようなものがあります。
「ゆっくり衣装を選べる」
「のんびり撮影できた」
「お参り当日に、時間に余裕ができる」
■ お得な料金で撮影できる
ピーク時となる9月以降だと混雑するため、どこの写真屋さんでも、撮影料金が割高になります。
オフシーズンには「前撮りキャンペーン」「早撮り割引サービス」などで、
通常の撮影料金より安くなったり、
お参り当日の衣装レンタルの料金が割引になるキャンペーンを実施しているところもあります。
出費を少しでもおさえられるという点は、魅力ですね。
■ 子どもの日焼けを避けられる
子どもが夏にプールやレジャーで日焼けしてしまう前に撮影できます。
女の子の場合、日焼けをしてるとお化粧でカバーしてもらえますが、
やはり着物は色白のほうが映えます。
紫外線が強くなる前に七五三の撮影が済んでいると、夏は思いっきり遊んでも大丈夫です。
■ 日程の変更がきく
前撮りだと、日程に余裕があるので、
子どもの病気など、急なアクシデントがあっても、日程調整がしやすくなります。
■着物に慣れる
前撮りで、一度着物を着ておくと、神社のお参りのリハーサルにもなります。
初めての着物を体験する意味でもいいですね。
■ 違う衣装が楽しめる
衣装レンタルをする場合は、記念撮影のときと、お参りの日で違った衣装を着せることができますね。
姪っ子のときは記念撮影ではレンタルのドレス2種、
お参りの時は実家が用意した着物を着ていました。
衣装を変えた七五三の写真は、良い想い出になっています。
■ 予算が組みやすい
七五三の11月15日あたりは、年末の準備で何かと出費が多くなる頃でもあります。
前撮りをしておくと、先に予算が組めるメリットがあります。
七五三写真で前撮りをするデメリット
前撮りをする一番のデメリットは、
早く撮影し過ぎると、実際の七五三年齢よりも、幼い姿の写真になってしまうこと。
子どもの年齢が幼いほど、あっというまの成長を感じるものです。
表情も短期間で大きく変化するので、
実際の七五三のお参りの日の印象と違ったものになる可能性があります。
七五三写真の後撮りがおすすめな場合とは?
七五三の日より後に記念写真を撮影するのが「後撮り」です。
後撮りの期間はお店によりますが、
11月15日の七五三の日以降12月頃まで
が一般的。
後撮りは前撮りと同じく、七五三写真のオフシーズンと言えます。
七五三写真が3歳なら後撮りも
子どもが3歳の場合には、後撮りも一案です。
子どもにとって慣れない着物やドレス・タキシードなどの服を着て、
見慣れない写真スタジオで、時間をかけた撮影をするのは結構なストレスになります。
また、体格が小さめの子の場合、
スタジオによっては着られる衣装が限られてしまうことも。
3歳前後の子どもの体格は、数カ月でもぜんぜん違いますよね。
3歳の場合は早撮りするよりも、後に延ばすほうが、選べる衣装が多くなることもあります。
七五三写真で後撮りをするデメリット
後撮りはどんなに早くても11月16日を過ぎてから。
写真屋さんによっては、12月からを後撮りにしているところもあります。
年賀状に七五三の写真を使用したい場合、
後撮りを選ぶと年賀状作成の時期に間に合わないこともあります。
七五三の写真はいつ撮るの?前撮りのメリットと後撮りがお勧めの場合 まとめ
前撮りと後撮りの価格設定は、
ハイシーズンである七五三の日前後の秋よりも、
2~3割か、それ以上お得になる場合が多いようです。
七五三の記念写真は何月に撮影するにしても、
予約はできるだけ早く入れましょう。
土日の大安吉日は、あっという間に予約で埋まってしまいます。
メリットの多い早期の前撮り、
3歳におすすめの後撮り、
上手に利用して、素敵な七五三の写真にしてくださいね!
◇ 七五三についての記事はこちらにまとめています。
七五三についての記事一覧まとめ