神社とお寺の違いとは参拝のやり方と作法にも二礼二拍手一礼と合掌

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神社とお寺はどう違う?

お参りの仕方も違う?

初詣や七五三など年中行事や観光名所でマナー違反にならないための参拝作法も解説!

パワースポットとしても人気の高い神社仏閣には、宗教の違いの他にも建物の外観や、執り行われることにも様々な違いが見られます。

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神社とお寺の違いとは

子供の頃、神社とお寺の違いは

 
神社には鳥居があって、お寺にはお墓や仏像がある
 

ということだと思っていました。

そのうち、

 
神社は日本の神さま、お寺はインドの仏さま
 

と覚えるようになりました。

初詣や成人式、七五三など、神社やお寺は身近な存在。

スピリチュアル的にも神社やお寺がパワースポットとして注目されるようになりました。

その割には、イマイチ神社とお寺の違いがよくわかっていない・・・

なんてことありませんか。

神社とお寺には、宗教の違いの他にも、建物の外観や行事などでさまざまな部分に違いが見られます。

神社とは?

街中の赤い鳥居、山の頂の小さな社など、神社は全国至るところにあります。

神社は「神道(しんとう)」という宗教の施設です。

神道というのは、日本に仏教が入る以前からある日本の神々への信仰のこと。

農耕や漁業などを通じて、自然との関わりの中で生活を営んできた日本人は、自然の力を神さまの力と感じました。

また、自然の中であらゆるものを生み出す生命力も、神さまの働きと捉えたのです。

神社には、天照大御神(アマテラスオオミカミ)、大国主命(オオクニヌシノミコト)などの、八百万の神と言われる日本の神さまが祀られています。

八百万というのは「たくさん」という意味です。

神道の神々は、海の神・山の神・風の神といった自然物や自然現象を司る神々、

衣食住や生業を司る神々、

国土開拓の神々、

などなど、その数の多さから八百万の神々といわれます。

つまり、神道はもともと誰かが開いた宗教ではなく、日本人の生活のなかで自然に生まれた考え方なのです。

神社の中でも、特に規模の大きいものは「神宮」や「大社」といわれ、伊勢神宮に代表される「神宮」では、天皇やその先祖とされる神が祀られています。

神社のシンボル鳥居の意味とは?

神社の入口には「鳥居(とりい)」があります。

鳥居とは、神社で神域(神社の境内または神が宿る場所)と人間が住む俗世界との境界を表すもの。

鳥居は神社の境内への出入り口としての門の役割をするだけでなく、独特の形を持つことから、神社、神域のシンボルともなっています。

鳥居をくぐった後は「参道」と呼ばれる道をとおり、神さまがいらっしゃる「本殿」でお参りをします。

本殿には神さまがまつられていますが、神さまのご神体を直接拝むことはできません。

ご神体というのは、神道で神が宿るとされる物体で、礼拝の対象となるものをいいます。

神社は全国に8万8000社以上あるといわれています。

その中でも有人神社(神職者が常駐している神社)は2万社ほど。

神社には神主・宮司・巫女がいて、神さまにお仕えしています。

神社のお作法二礼二拍手一礼

神社の参拝にはお作法があります。

一連の流れをまとめました。
 

神社のお参りの仕方

1. 鳥居をくぐるときに一礼する

2. 参道の端を歩く。

※真ん中は、「正中」といって、神様の通る道なので歩いてはいけません。

3. 参道の横にある「手水舎(てみずや)」で、手と口を清める。

(1)右手で柄杓(柄杓)を持って水をくみ、それを左手にかけて洗う。

(2)左手に柄杓を持ちかえて、右手を洗う。

(3)右手で柄杓を持ち、左の掌に水を入れて、その水で口をすすぐ。
  杓に直接口を付けてはいけません。
  
(4)もう一度、左手に水をかける。

(5)両手で柄杓を立てて、柄の部分に水を流す。

4. 本殿に行き、賽銭箱にお賽銭を納め、鈴を鳴らす。

5. 二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)をする。

(1)二回深く頭を下げてお辞儀をする。

(2)胸の前で二回柏手(かしわで)を鳴らす(パンパンと手を打つ)。

右手を少し手前に引いてずらし、胸の高さで両手を肩幅程度に開き、「パン、パン」と拍手を2回打つ

(3)両手を揃えてお祈りをする

(4)もう一回お辞儀をする

 

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お寺とは?

お寺は「仏教」の施設です。

お寺は「寺院」「仏閣」、もしくは単に「」と呼ばれることもあります。

インドのお釈迦さまによって説かれたのが仏教。

仏教は、キリスト教・イスラム教と並び世界三大宗教のひとつとされています。

お寺は、仏教が大陸を渡って日本に伝わってきた飛鳥時代に、同時に伝わってきた文化です。

現在では、日本各地に大小あわせて8万寺近くあるとされています。

お寺では、僧侶・住職・尼僧などの、いわゆるお坊さんが、お勤めや修行をしています。

ちなみに、お坊さんの数は34万人以上といわれています。

仏像として仏さまを拝む

お寺は、お釈迦さま・阿弥陀さま・観音さまなど、インドからやって来た仏さまを祀っています。

仏教は仏さまを崇拝対象としており、

また自らが仏になる為に修行するという教えでもあります。

なので、仏教には教義や経典、戒律があり、お寺には基本的に仏像があります。

お寺のお参りは「合掌」

お寺の参拝では神社とは違う作法があります。

神社では柏手を打ちません。

両手を合わせて合掌するのが、仏教の作法になります。
 

お寺のお参りの仕方

1. 山門があるお寺では山門の前で一礼する。

2. 「手水舎(てみずや)」があれば、神社と同じ作法で使う。

3. 献灯、献香する(ろうそくや、線香が用意されている場合)。
  ※本堂前に香炉があるなら、お線香を購入してお供えする。

4. お賽銭を入れ、鈴があれば鳴らす。

5. 胸の前で合掌。心のなかで願い事をする。

6. 一礼する

 

まとめ

神社=神道

お寺=仏教

英語圏では、

神社は「shrine」

お寺は「temple」

といいます。

神社もお寺も私たちの生活に根ざしたものですが、違う宗教の施設なので、参拝の作法が違います。

ちなみに「お賽銭」については

  • 神社:「神様に、日頃の感謝の気持ちを伝えるためにお賽銭をさしあげる」
  • お寺:「お賽銭は自分の欲を捨てる『お布施』として考えられている」

というように、その意味合いにも違いがあります。

旅先などで神社やお寺をお参りする時にも、違いをちゃんと意識できると、より楽しい旅になりますね。

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