戌の日の安産祈願のお参りは誰と行くの?一人は変?行かないのはアリ?

戌の日の安産祈願のお参りは誰と行くの?一人は変?行かないのはアリ?

妊娠が分かってから、慣れない体の変化や不安との戦いだった数ヶ月…。

「安定期」と言われる妊娠5ヶ月を迎える頃になると

つわりが落ち着いていたり、

胎動を感じるから赤ちゃんが元気なのが自分で確認出来たり、

と体調も精神的にも少し安心出来ますよね。

妊娠5ヶ月に入ると、「戌の日」に安産祈願のお参りに行くという古くからの風習があります。

西暦200年頃には既にあったとも言われています。

「戌の日」は、ご夫婦や実家のご家族などと一緒に行かれてご祈祷をして頂いたり、

1人で気軽にお散歩がてら参拝する、

というのもアリです。

神様へのお祈りやご利益というのは、あくまでも気持ちの問題で、出産準備として必ずしも必要な事ではありません。

なので、

仕事のお休みが取れない、

つわりが落ち着かない、

近隣に神社がないなど

お参りが難しい状況であれば無理して行かなくても大丈夫。

妊娠中は決して無理をせず、体調を整えることが最優先です。

今回は戌の日のお参りについて、

いつ、誰と行ったら良いかなど気になる疑問についてお話しします。

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戌の日の安産祈願のお参りは誰と行くの?

安産祈願を行う、戌の日のお参り

妊娠してから初めて耳にした、

という人も多いんじゃないでしょうか?

わたしも、その1人です。

十二支があって12年に1回、戌年があるように、

干支が日にちにも割り当てられていて12日に1回やってくる戌の日。

お産が軽く子犬の育ちも良い犬にあやかって、

その戌の日に安産祈願のお参りに行くことを「戌の日のお参り」と言います。


お参りには、ご夫婦で行かれる方々がほとんどです。

と言っても、

「夫婦で行かなければいけない」という決まり事があるわけではないので

パートナーの都合がつかなければ、ご実家のご家族に同行してもらうケースもよくあります。

ご祈祷となると時間もかかりますし、

少しかしこまったお出かけになるので

パートナーやご家族などと行かれるのがベターですが、

「神社で安産お守りを購入して参拝をする」

くらいの場合であれば、

気心知れたご友人や、

同じ産院で仲良くなる機会のあった妊婦さんなどと一緒に行かれてもいいかもしれませんね。

わたしは、最初の妊娠の時はなかなか夫と休みの都合がつかなくて

5ヶ月頃には安産祈願に行けず、そのまま延び延びになってしまいました。

結局、妊娠7ヶ月頃に行った京都旅行の清水寺でお守りを買って、安産をお祈りしておみくじを引き、見事大吉^^

出産も安産でした。

ちなみに、夫は凶を引いてました。(わたしじゃなくてよかった 笑)

わざわざ遠くまで出かけて凶を引くって、どんな旅行…。
(この8年後と9年後、2年連続で正月に半凶を引く、というミラクルを起こした夫です。半凶とか初めて見たし笑)

戌の日の安産祈願に一人で行くのはどう?

「戌の日の安産祈願に一人で行くのはどう?」

結論を言えば、お参りには一人で行っても全然かまいません

参拝のみはもちろん、ご祈祷をして頂く場合も「誰か同行を」などといった決まりはないので大丈夫。

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それに、今はお腹に赤ちゃんがいます。

一人じゃないですよね。

赤ちゃんもお母さんも、数ヶ月後には命懸けで頑張る出産。

むしろ、1番の同士です。

一緒にお参りして安産を祈って下さいね。

でも、体調がなかなか落ち着かない、などの心配があるようだったら、無理して一人で行かない方がいいかもしれません

ご祈祷自体はそんなに長時間かかるものではありませんが、

安産祈願で有名な神社だったり、

七五三シーズンだったりすると

待ち時間が発生してしまう場合も考えられます。

戌の日と大安が重なる日などは要注意!

神社などは冷暖房設備が不充分なところも多く、

思わぬ体調不良に繋がる可能性もあるので、

ご祈祷の場合でしたら、誰かに同行してもらった方が安心ではありますよ。

戌の日に安産祈願のお参りに行かない選択ってアリ?

古くからの伝統行事である戌の日のお参りですが、行かない方もいます。

それぞれの考え方次第、気持ちの問題なので、行く・行かないは自由です

前述したように、わたしも1人目妊娠時には都合がつかず

5ヶ月の戌の日には行けなかったので7ヶ月の時の旅行のついででしたし、

2人目の妊娠時も、きちんとお参りに行かなければ、という感覚はなく、

6ヶ月の時にお正月を迎えたので、初詣の時に新年のお参りと一緒に安産のお守りを購入したくらいです。

お正月のタイミングがなければ行ってなかったかもしれません ^^;

堅苦しく考えず、「何かのついでに立ち寄る」くらいの参拝でもいいですし、

もちろん、体調が安定しなければ無理して行く必要もありません。

自身の都合が悪かったり、近隣に神社がなかったり、

ご祈祷をして頂きたい神社が遠くて行けない、

など、様々な状況でお参りに行くことが困難な場合は、

神社によっては郵送での安産祈願の受付をしています。

また、代理人でもご祈祷して頂ける場合もあるので、問い合わせをしてみては?

きちんとした決まりがあるものではないので、

夫婦で相談した上で行かないという判断をしたなら、何の問題もありません。

ただ、親世代には気にする方もいるかもしれませんので、もし聞かれたら、さらっと流せるように何かしら言い訳の準備をしておいた方がいいかもです。

戌の日の安産祈願のお参りは誰と行くの?一人は変?行かないのはアリ? まとめ

古くから行われていた戌の日のお参り。

別名「帯祝い」とも言いいます。

昔は神社でのお参りの後に腹帯を巻いたり、

家族でお祝いの席を囲んだり、

といったお祝い行事の一つだったようです。

医療の発達していない昔の人々にとって、現在よりずっと出産は命懸けの大仕事だったでしょうから、安産祈願をとても大事にしていたのかもしれませんね。

戌の日の安産祈願のお参りは気持ち次第なので、行っても行かなくてもどちらでも大丈夫ですが、

安産祈願が出来るのは産まれるまでの数ヶ月だけですし、

お参りはしておいた方が、ひとつの安心材料になるかな、と、個人的には思います。

赤ちゃんが産まれたら、お宮参りに七五三、と、何かと神社にはご縁がありますので、ご挨拶のつもりで参拝してみては?

産まれるまでの思い出作りとして、気軽に行けたらいいのではないかと思います。

楽しいマタニティライフを!

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