ひき肉を使う皮なしソーセージの作り方には重要なコツが。
ピザのトッピングで人気のイタリアンソーセージの本場レシピもご紹介。
自家製ソーセージの基本の作り方を知るとアレンジの幅がグンとアップ!
すぐに作りたい時用のレンジレシピも併せてお伝えします。
ひき肉で皮なしソーセージを簡単に作るコツ
添加物のない自然な味わいが人気の自家製皮なしソーセージ。
皮なしソーセージを作るレシピはいろいろありますが、基本の自家製ソーセージを押さえておくとアレンジがいろいろ拡がります。
豚ひき肉と簡単な調味料だけで作る基本の自家製ソーセージは、シンプルなだけにプラスアルファで主役にも脇役にも応用が効く便利な食材になります。
ビールのお供に、ご飯のおかずに、ピザのトッピングに、
ひき肉さえあれば簡単に出来る自家製ソーセージは、美味しい上に、とても経済的ですよ。
基本の自家製ソーセージの作り方
まずは、基本の自家製ソーセージの作り方です。
最大のコツはタネを冷蔵庫で寝かせること。
タネを寝かせてなじませることで、味に丸みが出て、しっかりと味わいのあるソーセージに仕上がります。
■ 材料
- 豚ひき肉・・・300g
- 塩・・・小さじ1
- コショウ・・・小さじ1/2
- ニンニク・・・つぶしてみじん切り1片分(ガーリックパウダーも可)
- レモンの皮のすりおろし・・・レモン1/2個分
- ドライパセリもしくはイタリアンパセリ・・・小さじ1
- 白ワイン・・・大さじ1
- サラダ油・・・小さじ2
■ 作り方
1. 材料すべてをボールに入れて粘りが出るまでよく練る。
2. 粘りが出たら、ひとつにまとめてラップに包み冷蔵庫で一晩寝かせる。
3. 寝かせたタネを8等分にして、ソーセージの形(棒状)にする。
4. フライパンにサラダ油とタネを入れ、中火で転がしながら焼く。
基本の自家製ソーセージが手作りイタリアンソーセージに変身
基本の自家製ソーセージの材料をアレンジすると、ハーブたっぷりのイタリアンソーセージを作ることができます。
このイタリアンソーセージは、ピザのトッピングでよく使われるイタリアンソーセージ。
成型せずに、ゴロゴロした大きなミンチといった仕上がりにします。
イタリアンソーセージの作り方
ピザのトッピングに使われる味に近づけたければ、「フェンネル(Fennel )」を多めに使います。
フェンネルはウイキョウの種。
スーパーなどの香辛料のコーナーでは「フェンネルパウダー」、「フェンネルシード」という名前で販売されています。
フェンネルシードの場合は、挽くか潰すかして出来るだけ細かくしてください。
■ 材料
- 豚ひき肉(なるべく赤身)・・・300g
- 塩・・・小さじ1
- コショウ・・・小さじ1/2
- ニンニク・・・つぶしてみじん切り1片分(ガーリックパウダーも可)
- レモンの皮のすりおろし・・・レモン1/2個分
- ドライパセリもしくはイタリアンパセリ・・・小さじ1
- フェンネルパウダー・・・小さじ1/2
- ドライバジル・・・ 小さじ1
- セージ・・・小さじ1/4
- 白ワイン・・・大さじ1
- サラダ油・・・小さじ2
■ 作り方
1. 材料すべてをボールに入れて粘りが出るまでよく練る。
2. 粘りが出たら、冷蔵庫で少なくとも30分から一晩寝かせる。
3. サラダ油を熱したフライパンに入れ、強めの中火で茶色っぽくなるまで炒める。
イタリアンソーセージは、ピザのトッピングでお目にかかるような状態が出来上がりです。
オムレツに入れたり、パスタに使うのも良し、いろいろな料理に使うことができます。
野菜の煮込み料理にイタリアンソーセージ入れると、ソーセージが出汁になってコクのある風味がでます。
レンジで簡単ソーセージレシピ
ソーセージは焼くと脂が溶けだして肉の旨味が増すので、基本の自家製ソーセージも上記のイタリアンソーセージも、フライパンを使っています。
近頃は、レンジを使って皮なしソーセージを作るのも注目されていますよね。
レンジで簡単に作りたい場合は、肉の量は300gではなく、半分の150gくらいが扱いやすい量です。
加熱し過ぎなどの失敗も少なくなるので、慣れないうちは150gで作るのが良いと思います。
タネは基本の自家製ソーセージの材料がおすすめですが、寝かせる時間を省いた時短レシピをお伝えしますね。
レンジで簡単自家製ソーセージの作り方
■ 材料
- 豚ひき肉(合い挽き・鶏ひき肉も可)・・・150g
- 塩・・・小さじ1/2
- コショウ・・・小さじ1/4
- ニンニク・・・小さじ1/2 つぶしてみじん切り(ガーリックパウダーも可)
■ 作り方
1. 材料すべてをビニール袋に入れ、粘りが出るまでもむ(1分前後)。
2. 袋の端を2センチ幅に切り、皿に中身を3本の棒状に絞り出す。
3. ラップをかぶせ、電子レンジ(600w)で2分半から3分加熱したらできあがり。
お好みでブラックペッパーを使ったり、
大葉やミックスハーブを入れると違った風味を楽しめます。
鶏肉のひき肉を使う場合は、ネギを入れてつくね仕様にしても美味しいですよ。
我が家では、つくね仕様にする時は、温泉卵を一緒に出すと喜ばれます。
レンジで作る時は、こまめに火の通りをチェックするのがコツです。
あまり加熱しすぎるとパサパサになってしまうので、注意してくださいね。
爪楊枝や竹串を刺して、透き通った肉汁が出てきたらOKです。
ひき肉で皮なしソーセージ簡単レシピと手作りイタリアンソーセージ まとめ
ひき肉で作る自家製ソーセージはとても簡単。
タネを冷蔵庫で寝かせるのがコツです。
待つ余裕があると、より美味しく作れます。
チャチャッと作りたい時はビニール袋を使って、レンジ仕上げが便利です。
ひき肉はアレンジが効く上、家計のお助けにもなる超優等生。
この機会に、皮なしソーセージをおうちメニューのレパートリーに加えてみてはいかがですか?