にんにくから芽が生えちゃった!
食べられる?
にんにくを生で保存するコツは?
にんにくの保存方法を我が家の裏技も含めてご紹介。
使い切れないにんにくの保存の仕方がわかると大量購入もOK!
剥きにくいにんにくの皮もスルリと剥ける保存方法もお伝えします。
にんにくから芽が生えてしまった!
にんにくをちょっとずつ使っていたら青い芽が出てきてしまった!
冷蔵庫に入れていたにんにくからモリモリ発芽してる!
にんにくは放っておくと、いつの間にか芽が出ていて、しぼんじゃうことがありますよね。
にんにくは乾燥させてから出荷されるので、元々は保存性の高い食品です。
といっても、料理の時に使うにんにくはたいがい1~2片。
丸ごとひとつを使うことはまずないので、どうしても残ってしまいます。
芽が出たにんにくは食べられるの?
にんにくが発芽して青い芽が出ても、そのにんにくは食べられます。
また、発芽した部分の芽や伸びてきた茎も食べられます。
この茎の部分は、野菜コーナーで「にんにくの芽」として販売されているものにあたります。
ですが、にんにく自体は発芽しない方が断然風味があります。
芽が出るとにんにくはどうなる?
にんにくは、一片ずつ別々に芽が出ます。
同じ1個のにんにくでも、芽が出てくるのはそれぞれの一片から。
にんにくが発芽すると、にんにく全体の水分と栄養が、芽に集まってしまいます。
芽が出たにんにくは、にんにくの中の栄養素が発芽に使われてしまっているため、芽の出ていないにんにくと比べると、香りやみずみずしさが違ってくるのです。
発芽したにんにくからは水分が抜けて、にんにく自体の匂いが少し強くなったり、旨味が落ちてしまいます。
にんにくを生で保存するコツ
せっかくの美味しいにんにく、
できるだけ新鮮な風味そのままに保存したいですよね。
にんにくを生のまま保存するには重要なポイントがあります。
にんにくを保存する時の重要ポイント
残ったにんにくを生のまま保存する時の大原則は、
「にんにくから発芽させない」
ということ。
野菜のほとんどは、そのまま放置しておくと芽が出たり根っこが出てきたりと、成長していきます。
にんにくも一定の条件が揃うと発芽してきますので、この発芽をさせなくすることが重要なポイントになります。
にんにくが発芽するタイミング
にんにくは0度以下だと芽が出にくくなります。
逆に、発芽しやすい条件は、日当たりが良く20度ぐらいの温度で、多少の湿気があるところ。
なので、上記の条件を避ければ常温でも保存は可能です。
また、にんにくの収穫時期・産地によっても芽が出やすい時期があります。
国産のにんにくは9月~11月ぐらいが芽が出やすい時期です。
7つのにんにく保存方法
にんにくは常温保存に適している食材ですが、気温が高くなると芽がでてきてしまいます。
長く持たせたいのであれば、冷蔵庫を上手に利用しましょう。
冷凍保存することでにんにくの保存期間は飛躍的に長くなります。
1. にんにくを常温で保存する方法
上述のように、気温が高くなると発芽しやすくなるので、冬場しかおすすめしません。
すぐ使うのであれば、日陰で風通しが良く、湿度の低いところで保存します。
通気性の良いカゴに入れたり、購入時のネットのまま吊るしておくと長持ちします。
2. にんにくを冷蔵保存する方法
冷蔵保存する場合は、にんにくをそのまま(株のまま)一つ一つ新聞紙に包んでチルドルームで保存すると比較的長持ちします。
にんにくをそのまま新聞紙に包み、臭いが漏れないようにポリ袋に入れます。
丸ごとではなくても、1片2片と使いかけのものでも同じです。
新聞紙が無い場合は、雑誌や電話帳などのコーティングされていないページでもOK。
冷蔵庫はチルドルームなどの低温暗所が適しています。
にんにくを保存する温度として最適なのが-1~2℃ぐらいと言われています。
-3~2℃ぐらいのチルドルームはベストですね。
■ 保存期間の目安は?
環境やにんにくにもよりますが、1~2ヶ月が目安です。
POINT!
ポリ袋だけで保存しないように!
新聞紙に包まないとむれてカビが生える原因になります。
3. 裏技的にんにくを冷蔵保存する方法
使いかけのにんにくを冷蔵庫で保存する時に、我が家で使っている方法です。
にんにくの皮を一粒一粒むいたものを、ジャムなどの空き瓶に入れてフタをしめ、チルドルームで保存する。
これだけです。
新聞でくるむのも良いのですが、使いかけの場合は一気に剥いておくと次回の下ごしらえが楽になります。
■ 保存期間の目安は?
2週間前後が目安です。
4. にんにくを冷凍保存する方法
冷凍保存は生にんにくが最も長持ちする方法です。
にんにくの皮を一粒一粒むき、ジップロックやタッパーウェアなどの保存パックに入れ、冷凍保存するだけです。
小分けしてラップに包むなど、使いやすい量で別々にすると便利です。
POINT!
使うときは冷凍のまま刻んで使います。
へたに解凍すると、グニャグニャになって扱いづらくなります。
なので、使う直前に冷凍庫から出して凍ったまま使います。
■ 保存期間の目安は?
2ヶ月が目安です。
5. 裏技的にんにくを冷凍保存する方法
実は我が家では、上記の方法で冷凍する時に皮を向いていません^^
ばらしたにんにくは皮付きのままジップロックで冷凍しています。
使う時は水をかけると、皮はするっと剥けて楽ちんです。
色は多少変色するような気もしますが、味は全く同じです。
にんにくの皮は剥きにくいですが、冷凍するとあっけなく剥けちゃいます。
使い方は上記と同じで、使う直前に冷凍庫から出して解凍しないのがポイント。
凍ったままでも、すりおろしたり、薄切りにしたり、みじん切りにしたりと難なく使えます。
皮むきが面倒な人には超おすすめです。
6. にんにくをすりおろして冷凍保存する方法
すりおろしにんにくを使う頻度が多ければ、あらかじめ、すりおろしたにんにくを冷凍保存しておくと重宝します。
にんにくをすりおろし、ジップロックやラップで板状に詰めます、
板チョコのように細い部分を作れると、使う時に割りやすいので便利です。
あとは冷凍するだけ。
生で使う時は自然解凍、火を使う料理の場合は解凍の必要はありません。
下ごしらえした状態で保存できるので、調理の際の手間が減りますね。
7. にんにくを調味料にして保存する方法
にんにくをカットして、調味料に加工することで長期保存するのも可能です。
薄切りやみじん切り、もしくは半分に切り、芯を抜いたものを容器に入れ、その中にオリーブオイルや醤油を入れてフタをすれば出来上がり。
■ にんにくみじん切りとオリーブオイルで長期保存
タッパーウェアや瓶に、にんにくのみじん切りを入れます。
にんにくが浸かるくらいまでオリーブオイルを入れて、しっかりと蓋をして保存すると1か月程度は保存できます。
■ にんにくみじん切りとバターで長期保存
バターを常温で溶かした中に、みじん切りにんにくを混ぜて、冷蔵庫で固めます。
■ にんにくとしょうゆで長期保存
タッパーウェアや瓶に、お好みにカットしたにんにく、もしくはにんにくのかけら(1片ずつ皮をむいたもの)を入れます。
にんにくが浸かるくらいまでしょうゆを入れて、しっかりと蓋をして保存すると、冷蔵庫で一年間くらいは保存できます。
にんにくの芽が生えないために生で保存するコツ7つの裏技的保存方法 まとめ
料理のアクセントや隠し味になるにんにく。
にんにくの保存方法を知っていると、大量購入も怖くありませんね。
にんにくは、冷凍したり加工したりすれば常備菜となり、長期保存も可能です。
上手な保存方法で、美味しいにんにくをいつでも無駄なく使いましょう!
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