赤ちゃんのお食い初めをする場所はどこでやる?
家と外ならどっち?
生後100日のお祝いに呼ぶ人は?
その疑問、解消します!
百日祝いにふさわしい場所、
家と外食それぞれのメリットとデメリット、
家庭で手間なく出来る提案も含めて、わかりやすくお伝えします。
赤ちゃんのお食い初めをする場所は?
赤ちゃんが生まれて1歳になるまでって、たくさんのお祝いの行事がありますよね。
中でも100日祝いのお食い初めは、地域や家によってさまざまなやり方があります。
お食い初めは、赤ちゃんが生まれておよそ100日後に行う儀式。
赤ちゃんが、
「食べ物に困らないように」
「長生きできるように」
「立派な歯が生えてくるように」
などの願いを込めて、
準備したお祝い膳を食べる真似をさせたり、歯固めの石に箸をつけ、その箸を赤ちゃんの口につけたりします。
◇ お食い初めのやり方について詳しくはこちら。
百日祝いお食い初めのやり方と献立や料理の意味お祝い膳を食べる順番
生後100日を過ぎた赤ちゃんに、
「一生食べ物に不自由しないように」
という願いを込めて行う儀式のお食い初めは、どんな場所で行うのがふさわしいのでしょう。
お食い初めの場所はどこでやるの?
赤ちゃんのお食い初めをする場所に決まりごとはありません。
ですが、ローカルルールとでもいうか、地域や家によっては異なる習わしがあります。
東京生まれの東京育ちの友人は、お食い初めは父方の祖父の家でやるものだと言ってましたが、同じく東京生まれ東京育ちの別の友人は、そんな話聞いたことがないと言いってましたし、わたしも知りませんでした。
地域によって風習やしきたりは違うので、何が正しいとは一概には言えないんですが、少子化で、なおかつ、祝い事も徐々に簡素化が進んでいる現代。
お食い初めの儀式も、パパママ主催で行うことが多くなっています。
ママがお祝いのお膳を用意する場合は、自宅に祖父母や親戚を招いて行いますし、おばあちゃんたちが協力してくれる場合は、実家や義実家などで行うこともあります。
また、最近は、お食い初めを外食で行うケースも多くあります。
昔はおばあちゃんが一緒に住んでいたり、近所に住んでいたりして、家事や育児をお手伝いしてもらえましたが、最近では核家族の夫婦がメインです。
そのため、産後まだ完全に体調が回復していないママが、一人で家事も育児もこなす家庭が増えてきました。
ママの負担を考慮したり、住宅事情を考えたりして、お食い初め膳を用意してくれる料亭やレストランに、両家の両親や兄弟姉妹を招いて行うケースも増えています。
ホテルや旅館でもお食い初めのコースを用意しているところもありますし、現代のお食い初めは、どこで行ってもかまわないという考え方にあるようです。
生後100日のお食い初めでお祝いに呼ぶ人は?
お食い初めに誰を招待するのかでも、お食い初めをする場所は変わってきますよね。
生後100日のお祝いといえば、昔は赤ちゃんのお披露目も兼ねて、親戚や親しい知人を広く招待していました。
お食い初めは、もともと貴族をはじめとする上流階級が行う儀式だったことから、家族のみならず、親戚や周囲の人などを大勢招いて行うという慣わしが長く続いていたようです。
なので、基本的には友人や知人をお食い初めに招いても、まったく差し支えありません。
ただ、近年の「お食い初め」は、家族での祝いごととして、赤ちゃんの両親と祖父母など、近親者で行うことが多いようです。
誰を呼ぶかは、それぞれの家庭によります。
地方によっては、親戚一同が旅館などに集まって、盛大にお食い初めを祝うところもあります。
わたし自身は、近くに住んでいたせいもあって甥・姪たちのお食い初めには全て参加しています。
また、友人の子どものお食い初めに招かれたことも何度かありますし、知人が主催した大人数が集まるお食い初めの会に招待されたこともあります。
このあたりは、それぞれの家庭で行いたいお食い初めの内容で、お招きする顔ぶれや人数も変わってきます。
家族以外を呼ぶ時の注意
家族以外で赤ちゃんの成長を喜んでくれる人がいるなら、百日のお祝いを一緒に祝ってもらえるのは、嬉しい記念にもなりますね。
ですが、生後3ヶ月を過ぎたあたりの赤ちゃんは、ちょっとしたことで体調が崩れやすいもの。
祖父母など、家族や親族なら、事情を説明して延期してもらうことは容易ですが、家族以外のゲストを招く場合は、急に延期するという話になると、失礼にあたってしまうこともなきにしもあらずです。
お食い初めに家族以外を招く場合は、お祝いが延期になっても気を使わなくてすむ親しい友人までに留めるのがおすすめです。
お食い初めは家と外のどっちがいい?
上述のように、お食い初めの儀式をする場所に決まりごとはありません。
お祝いの席はここでなければいけない、というものはありませんから、自宅で行ったり、祖父母の家で行ったり、料亭などを利用して行う場合があります。
生後100日程の赤ちゃんは、生活リズムも大人とは違います。
なので、家でも外でもすぐに寝られる場所が近くにあり、トラブルにも対応しやすい場所が好ましいですよね。
そういったことを配慮して、お食い初めのお祝いは自宅か、祖父母などの親戚の家をお食い初めの会場とするケースが多く見られます。
一方、お食い初めを外食にするケースも増えてきました。
お祝いごとは家庭で行う良さもありますが、赤ちゃんのお世話をしながらの準備は負担が大きいものです。
みんながゆっくりと落ち着いてお祝いができるように、最近では外食でのお祝いを選択肢にいれる人も増える傾向にあります。
お食い初めを外で行う場合、正式なお祝い膳を用意してくれるメリットがあります。
また、赤ちゃんが泣いても気にしなくてもいいようにと個室が用意されていたり、写真撮影のサービスを行っているところもあります。
お食い初めを家で行うメリットとデメリット
■ メリット
- 手作りなので安く済む
- 日程を自由に調節できる
- 赤ちゃんとママは安心
■ デメリット
- 手間がかかる
- 料理づくりと後片付けをしなければいけない
お食い初めを家で手間なく行うには?
お食い初めを家でやる場合の一番のデメリットは料理の準備とあとかたづけですが、宅配や仕出しを利用するという選択肢もあります。
最近では、お祝い膳の食器のレンタルもあるし、通販や料亭の仕出しなどを注文して宅配してもらう方法もあります。
通販や仕出しの宅配にすると、家で本格的なお食い初めの儀式が出来るというメリットもあります。
お食い初め セット 料理 ( 焼き鯛 の加工も承ります)祝い膳セット・赤飯(天然鯛・赤飯・はまぐり・魚の酢漬け・ゆでタコ足・かまぼこ・歯固め石・えび・鯛かご、飾り、赤飯容器、祝い箸 ) レシピ【smtb-KD】
お食い初めを外で行うメリットとデメリット
■ メリット
- 手間がかからない
- 記念撮影などオプションがついているケースがある
- お祝い膳の食べさせ方や順番を教えてもらえる
■ デメリット
- 全員分の料理が必要なので高額になる
- 日程の変更は困難
- 赤ちゃんのむずがり、授乳やオムツ替えに気遣いが必要
赤ちゃんのお食い初めをする場所のまとめ
お食い初めは、赤ちゃんが「一生食べ物に不自由しないように」という願いを込めて、赤ちゃんの生後100日目頃に行う儀式です。
赤ちゃんのお食い初めをする場所に決まりごとはありません。
地域によって風習やしきたりは違いますが、自宅や祖父母の家で行ったり、料亭などで行います。
100日祝いであるお食い初めに、誰を呼ぶのかにも決まりはありません。
両親、祖父母、親戚はもちろんですが、友人や知人をお食い初めに招いても、差し支えありません。
お食い初めを家で行うにも外で行うにも、それぞれメリットとデメリットがあります。
一生に一度のお食い初め。
家族みんなで、赤ちゃんの成長を願う素敵な日を迎えられるといいですね。