クリスマスプレゼントは子供の希望通りにしてる?
子供向けの一般的な予算は?
値段の決め方のポイントは?
その疑問、解消します!
出来るだけ子供の願いを叶えてあげたいクリスマス、
調査結果やお財布事情も含めて、
値段の決め方をわかりやすくお伝えします。
クリスマスプレゼントは子供に希望どおりのものをあげる?
子供がサンタさんにお願いするクリスマスプレゼント。
親としてはできるだけ願いをかなえてあげたいものです。
クリスマスプレゼントの考え方として、クリスマスプレゼントが1つなのか2つなのかでも随分変わってきますよね。
なにしろサンタクロースと親のお財布は一緒なわけですから^^;
わたしが子供の頃も、親(パパママ)とサンタさんはそれぞれにプレゼントをくれていたので、我が家でもそうしてきました。
自分が子供の頃のことですが、当時流行っていたボーリングゲームが欲しくて欲しくてたまりませんでした。
クリスマスの朝、そのゲームが枕元に有った時の喜びは今でも忘れられません。
当時はすでに、『サンタクロース=親』と知っていたので、親が自分の欲しいものを知っていてくれたという感激も覚えています。
また、そのボーリングゲームは他の類似したものより高額でした。
なので最初からあきらめていて、ねだったわけでもないのに、親が都合をつけてくれたことを今でも思い出します。
しかしですよ。
今どきの子供が欲しがるゲームやおもちゃって、金額もかなりのものですよね。
わたしがゲットしたボーリングゲームの比ではありません(笑)
自分の子供が欲しがっているクリスマスプレゼントが、家計的に予算オーバーである場合、他の家庭ではどうしているのでしょう。
サンタクロースのプレゼントは子供の希望通り?
以前のアンケートによると、予算に関係なく、クリスマスプレゼントは子供の希望通りのものをプレゼントする家庭は、90%以上となっていました。
この数字は親から&サンタクロースからが含まれていると思われますが、子供のリクエスト通りのものをプレゼントするかどうかについて大きく関わってくるのが予算ですよね。
子供のリクエストが親の財布に優しいものであれば、いくらでも希望をかなえてあげられますが、予算オーバーなら叶えてあげたくても出来ません。
また、お金に余裕のある家でもしつけとして、5,000円まで・10,000までと上限を決めている家庭も多くあります。
9割以上が子供の希望をかなえているといっても、予算との兼ね合いが大きく影響しているといえます。
子供のクリスマスプレゼントの予算は?
最近では『子供向け』と言われている品でも、お値段はピンキリ。
世間一般の
「子供へのクリスマスプレゼントの平均的な予算っていくらぐらい?」
ということが、ちょっと気になったりしますよね。
2014年の11月に日本生命保険相互会社が調査した『「クリスマス」について』のインターネットアンケートによると、子供(小学生以下)へのプレゼントの予算は、「3,001円~5,000円」が最も多い価格帯でした。
◆子ども(小学生以下)へのプレゼントの予算は?(回答者数:4,850名)
- 第1位 3,001~5,000円 36.2%
- 第2位 5,001~10,000円 23.2%
- 第3位 2,001~3,000円 18.9%
上記のアンケート結果では、年代別に見ても、全年代で「3,001円~5,000円」が最も多い結果となっています。
また、以前実施されたベネッセのアンケート結果でも、「5,000円以上1万円未満」と「3,000円以上5,000円未満」の合計が35%となっていました。
こういった結果から見ると、おおよその家庭では子どもへのクリスマスプレゼントの予算は3,000円~10,000円内に収めているようです。
ちなみに、上記の日本生命保険相互会社のアンケートでは、
◆子ども(小学生以下)へのプレゼントの予算は昨年より増えましたか?
という設問があります。
- 「増えた」 13.5%
- 「減った」 3.6%
- 「変わらない」 74.1%
「増えた」の回答が「減った」を大幅に上回っていますね。
プレゼント予算は、大半が毎年同じような数字ですが、予算的には増やした家庭が多い傾向にあります。
子供が欲しがる商品が、ゲーム機などの高額なものになっている影響があるかもしれません。
大手おもちゃメーカー「バンダイ」による2015年のアンケートによると、
Q.子供へのクリスマスプレゼントの平均予算はいくらですか?
0円~999円 | 0.3%(2人) |
1,000円~1,999円 | 2.6%(20人) |
2,000円~2,999円 | 4.5%(36人) |
3,000円~3,999円 | 12.3%(98人) |
4,000円~4,900円 | 3.1%(24人) |
5,000円~5,999円 | 48.0%(384人) |
6,000円~6,999円 | 1.8%(14人) |
7,000円~7,999円 | 2.0%(16人) |
8,000円~8,999円 | 2.6%(20人) |
9,000円~9,999円 | 0%(0人) |
10,000円~14,999円 | 18.3%(146人) |
15,000円~19,999円 | 1.3%(10人) |
20,000円~ | 3.4%(27人) |
※0歳~12歳までの子供を持つ親にアンケート
このアンケート全体の平均予算は6,512円。
ですが、それぞれの価格帯を見ると、3,000円~3,999円・5,000円~5,999円・10,000円~14,999円の3つの「山」があります。
わたしの周りでも、小学生と幼稚園児の子供を見ていると、彼らが「欲しい」と言っているヒーローやキャラクターもののおもちゃは、大体5,000~6,000円ほどです。
5,000円に収めようと思っても、少し出るくらいならと財布の紐を緩めるパパママも多いようです。
このあたりは、クリスマスというイベントを、家庭でどれくらいの位置づけにしているかによっても変わってきますのので、それぞれのおうちによるところが大きいです。
クリスマスプレゼントを子供にあげる時の値段の決め方
子供へのクリスマスプレゼントの平均予算は企業や玩具メーカーなどが信頼できるデータを公開しています。
クリスマスに、一番に考えたいのは子どもの笑顔。
値段の高い安いに関係なく、プレゼントを見た子供が喜んでくれるものを贈りたいのが親心ですよね。
上述のように、お金に余裕があるおうちでも、
「子供のうちから望めばなんでも手に入ると思わせてはいけない」
と考えて、クリスマスプレゼントの上限を決めている家庭もあります。
一方、普段は節約していても、誕生日とクリスマスはいつも我慢している分、子供が欲しいと言ったものをクリスマスプレゼントに買ってあげたいという家庭もあります。
クリスマスプレゼントの値段を決めるポイントとは?
クリスマスプレゼントを子供にあげる時の値段の決め方にはいくつかのポイントがありますので、参考にしてみてください。。
■ 誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントの比率を決める
まずは、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントの、どちらのプレゼントを重視するのかを決めます。
子供に自分の誕生日の方を楽しみにして欲しいと思うのであれば、誕生日プレゼントの予算の方を高めに設定します。
ですが、年に一度のクリスマス。
サンタさんには特別なプレゼントを期待する子供もいます。
その場合はクリスマスプレゼントの方に予算をかけることになります。
中には誕生日とクリスマスは同等という家庭もあるかもです。
その場合は上限の目安を決めましょう。
いずれにしても、誕生日とクリスマスプレゼントの比重をどちらかにおくと、クリスマスプレゼントにかける予算も見えやすくなります。
■家計に響かない値段を意識する
子どものリクエストが思ったより高額だったとしても、無理をして買い与えようとするパパママも多くいます。
ですが、そのプレゼントの値段が家計を圧迫してしまうほどの価格では考えものですよね。
クリスマスは子供にお金をかけるイベントではありません。
クリスマスを年に一度の家族で楽しむイベントと考えるなら、お金の使い方も変わってきます。
ちょっとした節約で買える範囲のプレゼントならアリですが、家計を圧迫してしまうレベルのモノはシッカリ却下しましょう。
奮発して購入したとしても、来年同じレベル以下のモノになると、逆にガッカリさせかねません。
しつけという観点も大事なことですね。
- 誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントの比重を決める
- 家計を圧迫しない程度の価格で予算設定する
- 来年も同じ額のプレゼントをあげられる程度の値段にする
クリスマスプレゼントを子供の希望通りにするかと予算のまとめ
9割がたの家庭が子供の希望に沿ったクリスマスプレゼントをあげています。
ですが、これは親の財布事情によるところが大きいようです。
クリスマスプレゼントの予算設定は
- 誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントの比重を決める
- 家計を圧迫しない程度の価格で予算設定する
- 来年も同じ額のプレゼントをあげられる程度の値段にする
というポイントを押さえて決めましょう。
クリスマスは子供にお金をかけるイベントではありません。
年に一度の家族で楽しむイベントというところを意識すると、平均予算も気にならなくなると思いますよ。
子供が笑顔いっぱいになるプレゼント、見つけられるといいですね。
◇ 子供のクリスマスプレゼントについてはこちらもご参考に。
・クリスマスプレゼント子供の希望が予算オーバー値段が高い時の対処法