WindowsでiTunesがアップデートできない!
iTunesを再インストールする前に試してほしい対処法をご紹介します。
「このWindowsインストーラパッケージには問題が~」と表示されたら、コントロールパネルからの修復で解決するかもです。
windowsでiTunesがアップデートできない!
Macに憧れつつ、PCはWindowsをひたすら使い続けております。
ある時、iTunesをアップデートしようとしたら、しばらく進んだところでPCに突如こんな文面が。
「“問題があります”ってなに?もしかしてPCが面倒なことになってる?」
その時は、旧バージョンでもいいか、とすぐにアップデートを諦めてしまったんですが、やっぱ、「問題がある」とか言われると、それはそれで何が問題なのか気になってくるものです。
そのうちなんとかなるだろうと放置していたんですが、やはり気になる。
今日あたり大丈夫かなー、と期待をこめて、再度トライ。
すると、同じようなあたりで、また、あの文面が出てきてしまいます。
気を取り直して、別なPCでも試してみましたが、またも同じエラーが出るのです。
セキュリティソフトのせいかと思いつつ、インストールできないとなると、無性にアップデートしたくなりまして、何がなんでもアップデートが終わらないことには落ち着かないという状態に(笑)。
結果としては超簡単な対処法で、無事にアップデートを完了することができたので、備忘録がてら書いていきます。
わたしの場合、Windows7(64 ビット)とWindows10(64 ビット)で実行、どちらもiTunesの最新版をインストールすることができました。
いざ解決するべく、ネットを見てみると、思ったよりたくさんの人が同様の症状で困っているのでちょっと驚きました。
Microsoftも対処法を挙げています。
ですが、ステップがちょっとめんどくさい。。。
多くの人がアンインストール後の再インストールを勧めているので、自分もそれがベストなのかなー、と思っていたんですが、同僚が教えてくれた方法であっさり解決しました。
iTunesのインストール時にエラーが出るからといって、アンインストールして入れ直す前に、ぜひ、これからご紹介する簡単な方法を試してみてください。
iTunesのアップデートがエラーになる時の対処法は?
対処法は簡単です!
PCのコントロールパネルにある「Apple Software Update」を修復してから、iTunesの最新版をインストールするだけです。
Apple Software Updateを修復する操作手順
↓
「コントロールパネル」
↓
「プログラムのアンインストール」
↓
「Apple Software Update」を右クリック
↓
「修復」をクリック(※1)
↓
iTunesの最新版をインストール(※2)
※1
わたしの場合、必要ないかもですが、Windows10の方は、コントロールパネルで「Bonjour」を除くAppleの
- Apple Application Support(32 ビット)
- Apple Application Support(64 ビット)
- Apple Mobile Device Support
上記3つも「修復」しました。
修復は結構あっという間で、終了したからといって何か表示がされるわけではありませんでした。
※2
iTunesの最新版をインストールする時は、念のため、右クリックで、「管理者として実行」を選択します。
iTunesの最新版のインストールが完了すると、以下の画面が登場。
おおー、本当に、「おめでとうございます!」って感じだったので、思わずニッコリ。
今回、修復作業をしていて気づいたんですが、コントロールパネルの「Apple Software Update」のインストール日が、昨年2017年の7月になっていました。
考えてみれば、以前だったら、PCを使っている時やiTunesの立ち上げ時に、ポップアップでバージョンアップを促され、それをキッカケに最新版にしていたんですよね。
で、エラーになったアップデートはなぜか、ブラウザでiTunesのダウンロードページが開いてました。
そんなことを思い出しながら、ポップアップがしばらく出ていなかったのは、「Apple Software Update」に問題があったのだと合点がいきました。
原因は当方のPC環境なのか、セキュリティソフトなのか、はたまたiTunes側なのかはわからないんですが、結果オーライということでスッキリした次第です^^
Windows10のコントロールパネルの場所はどこ?
「iTunesのインストール・エラーが『Apple Software Update』で修復するのはわかった。でも肝心のWindows10のコントロールパネルの場所がわからない」
確かに、Windows10のコントロールパネルの場所って、わかりにくいですよね。
Windows10では、スタート画面のアプリ一覧からコントロールパネルを表示できます。
Windows10のコントロールパネルは、「スタートボタン(タスクバーにある青いWindowsのロゴマーク)」か、キーボードの「Windowsキー」から行くのが簡単です。
WindowsキーはWindowsのロゴマークが印字された特殊キーで、一般的なキーボードでは、左下の[Ctrl]キー と[Alt]キー の間にあります。
コントロールパネルを表示する操作手順
Windows10のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。
現状の基本的なものをお伝えしますね。
1.
スタートボタンかWindowsキーを押すと Windows の「スタートメニュー」がポップアップ表示されます。
2.
「W」欄のところにある、「Windowsシステムツール」をクリックします。
3.
表示された一覧から「コントロールパネル」をクリックします。
Windows10のコントロールパネルから「Apple Software Update」を表示する操作手順
↓
「プログラムと機能」をクリック
↓
「Apple Software Update」を右クリック
↓
『アンインストール・変更・修復』と表示されるので、「修復」をクリック
修復が完了したら、 iTunesの最新版をインストールして完了となります。
繰り返しますが、前述のように、iTunesの最新版をインストールする時は、右クリックで、「管理者として実行」を選択します。
windows10でiTunesがアップデートできない!再インスト前の対処法まとめ
WindowsでiTunesのアップデートにエラーが出た時は、アンインストールをする前に、コントロールパネルにある「Apple Software Update」を修復してから、iTunesの最新版をインストールする対処法を試してみてください。
WindowsとiTunesの相性がよろしくないのは仕方ないですが、iTunesってやっぱり便利なんですよね。
iPhoneやiPadを使っているのなら尚のことですが、個人的には、PCを使っている時のBGMに、iTunesのインターネットラジオって超優れものだと思います。
ちなみに、iTunesのアンインストール&再インストールの方法で対処する場合は、iTunesのみならず、インストールされているApple系のソフトも全てアンインストールする方が良いと、以前別件で相談したアップルサポートの方が申しておりました^^