クッキーとビスケットの違いを教えて!海外での呼び分け方とその歴史

クッキーとビスケットの違いを教えて!海外での呼び分け方とその歴史

ビスケットとクッキーは何が違う?

味や製法に違いがあるの?

アメリカやイギリスでは区別してる?

その疑問、解消します!

ビスケットとクッキーの違いを定めたルール、

ビスケットの由来と歴史、

同じ焼き菓子で異なる名称も含めて、わかりやすくお伝えします。

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ビスケットとクッキーの違いは?

お菓子のクッキービスケット、似てますよね。

どちらもおやつの定番ですが、クッキーとビスケットがどう違うのかと尋ねられると、なかなか答えにくいところではないでしょうか。

「柔らかいのがクッキー、硬めがビスケット?」

「甘いのがクッキー、ちょっと塩気を感じるのがビスケット?」

「バターが多いのがクッキー、少ないのがビスケット?」

といったように、雰囲気で捉えているが多いようです。

子どもの頃によく歌っていた『ふしぎなポケット』という童謡があります。

『ふしぎなポケット』というタイトルじゃピンと来ないかもですが、

「ポケットを叩くとビスケットが増えていくポケットの歌」

といえば、

「あー、知ってる知ってる」

という人も多いはず。

「ふしぎなポケット」

まど・みちお作詞/渡辺茂作曲

ポケットの なかには
ビスケットが ひとつ
ポケットを たたくと
ビスケットは ふたつ

もひとつ たたくと
ビスケットは みっつ
たたいて みるたび
ビスケットは ふえる

そんな ふしぎな
ポケットが ほしい
そんな ふしぎな
ポケットが ほしい

今でもお気に入りで、何かの折にふと口ずさんでる歌です。

で、この歌で浮かんでくるビスケットって、わたしの中では子どもの頃に母に作ってもらったクッキーなんですよね(笑)

クッキーもビスケットも小麦粉を使った焼き菓子です。

原料を見ても、小麦粉や砂糖、バターなどとあまり変わりません。

明確な違いがどこにあるのか、一見するだけではわかりにくいですよね。

なので、呼び方が違うだけで同じものだろうと思っている人も多いんですが、名前が違うのにはちゃんと理由があって、日本ではビスケットとクッキーには線引きがあるのです。

ビスケットは、日本では「一般社団法人全国ビスケット協会」によってきちんと定義されています。

ビスケットとクッキーは、味や製法での違いではなく、手作り風の外観と、糖分と脂肪分の合計によって分類されています

簡単にいえば、

  • 油脂と糖分が少なく、成型されたのがビスケット
  • 油脂と糖分が多く、手作り風なのがクッキー

となります。

参考までに、全国ビスケット協会によるそれぞれの定義をご紹介しますね。

ビスケットの定義

『ビスケット類の表示に関する公正競争規約及び同施行規則 』の第2条によると、ビスケットの定義は、

「小麦粉、糖類、食用油脂及び食塩を原料とし、必要により澱粉、 乳製品、卵製品、膨脹剤、食品添加物等の原材料を配合し、 又は添加したものを混合機、成型機及びビスケットオーブンを使用して製造した食品」

となっています。

クッキーの定義

『ビスケット類の表示に関する公正競争規約』の第3条には、クッキーの定義が以下のように記されています。

(1) 「手づくり風」の外観を有し、糖分、脂肪分の合計が重量百分比で40%以上のもので、嗜好に応じ、卵、乳製品、ナッツ、乾果、蜂蜜等により製品の特徴づけをおこなって風味よく焼きあげたもの

(2) その他、全国ビスケット公正取引協議会の承認を得た場合

上記の定義は「一般社団法人全国ビスケット協会」が定めたものなので、この協会に加盟していない個人の洋菓子店などでは脂肪分、糖分が40%以下でもクッキーと呼んだりしています。

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クッキーとビスケット海外では区別されてる?

全国ビスケット協会の定義では、クッキーはビスケットの一種で「手作り風」「糖分、脂肪分の合計が40%以上、 卵や乳製品やナッツなどで特徴をつけたもの」となっています。

その「クッキー」は、もともとアメリカから伝わってきた焼き菓子の名前で、アメリカではサクッとした食感のお菓子のすべてを指しています。

一方の「ビスケット」は、イギリスから伝わってきた焼き菓子の名前で、イギリスでは小麦粉で作られたお菓子の総称です。

イギリスでもクッキーという名称はあります。

イギリスでは、固くてサクサクした触感があるものに対してはビスケット、柔らかくてもっちりした食感のものはクッキーと呼んでいます。

アメリカでは 焼き菓子を「クッキー」、パンのような焼き菓子を「ビスケット」、塩味の焼き菓子を「クラッカー」と呼んでいます。

アメリカでビスケットというと、分厚くて柔らかい「スコーン」のようなものを意味します。

ケンタッキーのホットビスケットみたいなものです。

つまり、アメリカでは、薄い焼き菓子はすべてクッキーと呼んでいるわけですね。

イギリスではパンのような焼き菓子を「スコーン」と呼びますが、アメリカの「ビスケット」とイギリスの「スコーン」は同じものを指しています。

アメリカとイギリスの例をあげましたが、ヨーロッパなどでも、日本のような区別をしているところはないようです。

クッキーとビスケットは歴史が違う?

ビスケット」という名称は、ラテン語の「二度焼かれたもの」と言う意味の「bis coctus(ビス・コクトゥス)」が由来です。

語源となった「ビスキュイ」も「二度焼いたパン」という意味です。

日持ちを長くするために二度焼き、つまり一度焼いたパンをもう一度焼いたのがビスケットの始まりとされています。

ビスケットは、紀元前2000年頃の古代ヨーロッパで、航海や遠征のために作られた保存食でした。

今でいう「乾パン」みたいなものです。

現代のビスケットに近い形でつくられるようになったのは、16世紀の後半頃。

16世紀の後半頃というのは、フランスではマリー・アントワネットがいた時代です。

ビスケットは、日本には、1543年に種子島に漂着したポルトガル人によって伝来しました。

鉄砲伝来とビスケットが同時に我が国にもたらされるなんて、不思議な組み合わせですね。

ただ、当時は不人気だったようで、庶民に広がるようになったのは戊辰戦争(1867年)以降のことです。

なので、日本ではビスケットという呼称が一般的で、クッキーという呼称は戦後に広まり始めたものです。

クッキー」は、オランダ語で「ケーキや焼き菓子」という意味を持つ「koek」からきています。

前述のようにクッキーはアメリカから伝わった焼き菓子です。

ですが、そこはアレンジが得意な日本。

クッキーはアメリカから伝わったものでも、日本独自の食材、おからが入ったダイエットクッキーバーが超ロングセラーになっています。

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クッキーとビスケットの違いを教えて!海外での呼び分け方とその歴史 まとめ

ビスケットは、日本では「一般社団法人全国ビスケット協会」によってきちんと定義されています。

ビスケットとクッキーは、味や製法での違いではなく、手作り風の外観と、糖分と脂肪分の合計によって分類されています。

簡単にいえば、

  • ビスケット:油脂と糖分が少なく、成型されたもの
  • クッキー:油脂と糖分が多く、手作り風

となります。

定義を決めているのは全国ビスケット協会なので、非会員や個人が作ったビスケットをクッキーと呼んでも問題ありません。

ビスケットの歴史は古く、紀元前2000年頃の古代ヨーロッパで、航海や遠征のために作られた保存食が始まりと言われています。

日本にはビスケットとクッキーに定義がありますが、アメリカやイギリスでは、ビスケットもクッキーも小麦粉と砂糖を使った焼き菓子というくくりです。

市販されている子ども向けのおやつに「ビスケット」という名称が多いのは、クッキーに比べると糖分や脂肪分が控えめだからだと思います。

大人もダイエットを考えるのなら、糖分や脂肪分は、

『ビスケット < クッキー』

となりますので、参考にしてくださいね。

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