1月31日の『愛妻の日』と『愛妻感謝の日』の違いは?
記念日の意味や由来は?
いつから始まった?
その疑問、解消します!
愛妻で制定した記念日の趣旨や活動、
愛妻の日のテーマフラワー、
もうひとつの記念日『愛菜の日』も含めて、
わかりやすくお伝えします。
1月31日は愛妻の日
突然ですが、
「1月31日は愛妻の日!」
ということで、
今日は『愛妻の日』についてのアレコレをお伝えします。
というのも、友人が『愛妻の日』絡みのイベントに関わっておりまして、
「何が何でも『愛妻の日』を世間に広めたい!!」
と日夜奮闘しているのですが、
いかんせん一向に手応えがないと・・・
『愛妻の日』、まだまだ知らない人のほうが圧倒的多数ですよね。
わたしも数年前、実家の近くの花屋さんで
「愛妻の日にお花を贈りましょう」
というPOP広告を見て、
「なんじゃそりゃ?」
と初めてチェック。
最近は1月31日の『愛妻の日』が近づくと、
日比谷花壇をはじめとした大手の花屋さんから、
町の小さな花屋さんまで、
「日頃なかなか伝えられない愛情と感謝を、お花に込めて奥様へ贈りませんか」
とお花をプッシュ、プッシュ、
お花業界も1月31日の『愛妻の日』をメジャーなイベントにしようと頑張っています。
夫からお花のプレゼントなんて、どんなものでも嬉しいですが、
ちなみに日比谷花壇では、『愛妻の日』のテーマフラワーとして、
“永遠の愛” を花言葉にもつ「チューリップ」を推しています。
近頃は、毎日何かしらの記念日になっているとはいえ、
1月31日の『愛妻の日』は
1をアルファベットの「アイ」、
31を「サイ」と読んだ語呂合わせでした。
英語と日本語を語呂合わせにするムリクリ感、
ちょっと笑えますが、いったい誰が考えたのでしょう。
愛妻の日の由来は?
1月31日の『愛妻の日』は、
「妻というもっとも身近な存在を大切にする人が増えると世界はもう少し豊かで平和になるかもしれない」
という理想のもと、
『愛妻家というライフスタイルを世界に広めていこう』
という文化活動を行っている「日本愛妻家協会」が、
2006年に制定したものです。
日本愛妻家協会とは
日本愛妻家協会と聞くと、「奥さん大好き夫」の集まりかと思いましたが、
そういうことではないようで、
HPの活動理念には以下のような記載がされていました。
2. 絶滅が危惧される愛妻家の生態を調査し保護育成に努めます。
3. 愛妻家だけもつ知られざる倦怠感削減の知恵を世の中に広めます。
実にまったりとした活動理念w
日本恐妻家協会にしたほうが、もっとメリハリのきく活動ができそうです。
日本愛妻家協会の名誉会長はなんとあのヤマトタケルノミコト。
『古事記』『日本書紀』に登場する皇子ですね。
『日本書紀』では、ヤマトタケルノミコトが妻の訃報を旅先で聞き、
人目もはばからず
「吾嬬者耶(あづまはや)」
「(ああ、わが妻よ、恋しい)」
と亡き妻を愛おしんで嘆いたとされています。
日本愛妻家協会の総本部は群馬県吾妻郡嬬恋(つまごい)村。
この場所こそが、ヤマトタケルノミコトが亡き妻を想って嘆いたとされる地です。
嬬恋の地名の由来は、
「妻が恋しい」
から来ているんですね。
愛妻家のイメージが強いヤマトタケルノミコトを名誉会長にして、
総本部を妻の死を知ったゆかりの嬬恋村にする徹底ぶりは、
大人の洒落が利いているともいえますね。
1月31日は愛妻感謝の日
愛妻についていろいろ調べていたら、
同じ1月31日に『愛妻感謝の日』という記念日があることがわかりました。
こちらの『愛妻感謝の日』は、神奈川県相模原市の浦上裕生氏が代表(隊長)を務める「愛妻感謝ひろめ隊」が制定し、
一般社団法人日本記念日協会にも登録されています。
日付の由来は、『愛妻の日』と同様に、
「1(アイ)31(サイ)」
アイサイ = 愛妻
と読むことから。
「愛妻感謝の日=愛(アイ)している妻(サイ)への感謝を広める日」
としています。
愛妻感謝ひろめ隊は、『愛妻感謝の日』から始まる『愛妻感謝期間』も設けています。
愛妻感謝期間とは
1月31日から(愛妻感謝の日)~2月12日まで。
なぜ、2月12日かというと、
212で22(夫婦)で1(I=愛)を包む、ということだとか。
記念日もそうですが、日本人はホント、語呂合わせが好きですね(笑)
愛妻感謝ひろめ隊とは?
愛妻感謝ひろめ隊、
そのネーミングから、どこかの企業か、商品販売チーム絡みかと思いきや、
どうやら個人的な活動から愛妻感謝ひろめ隊を作ったようです。
「愛妻感謝を通じて夫婦愛を深めて、関わる人たちすべてをハッピーにする活動をする」
という目的がHPにありました。
志が高いですね。
世の夫がみなこうであればホントにハッピーです。
1月31日は『愛菜の日』
もうひとつ、1月31日は『愛菜の日』でもあります。
由来はご推察のとおり、
「1(アイ)31(サイ)」
アイサイ = 愛菜
愛菜の日は、カゴメ株式会社が制定、
野菜の摂取量が少なくなりがちなこの時期に、もっと野菜を食べ、健康的な食生活を送ってもらいたいとの思いから制定された記念日です。
こちらも一般社団法人日本記念日協会に登録されています。
1月31日の愛妻の日と愛妻感謝の日の違いとは?由来と意味をご紹介 まとめ
1月31日は『愛妻の日』・『愛妻感謝の日』・『愛菜の日』です。
由来はいずれも、
「1(アイ)31(サイ)」
アイサイという語呂合わせです。
『愛妻の日』は日本愛妻家協会が制定し
『愛妻感謝の日』は愛妻感謝ひろめ隊が制定し
『愛菜の日』はカゴメ株式会社が制定しました。
愛妻で愛菜となると、
1月31日は夫婦で仲良くモリモリ野菜を食べるのが最適な過ごし方かもです。
この時期、しっかり野菜を食べるならやはりお鍋かな、
愛妻の日は、夫が食事の準備から後片付けまでやってくれたら嬉しいな、
ついでに掃除機もかけてくれて
ついでにお風呂も洗ってくれて
ついでに子どもと遊んでくれて、、、
などなど
愛妻の記念日の意味を知ると、
ふだんの夫婦のあり方を考えるキッカケにもなりますね。