子供がインフルエンザの時の食事レシピ症状別の簡単メニューをご紹介

子供がインフルエンザの時のおすすめ食事レシピは？

症状によって食材は変える？

回復具合は何でわかる？

その疑問、解消します！

水分補給にベストな飲み物、

嘔吐や下痢の時の食事の注意点、

子供が喜ぶ栄養価のあるレシピも含めて、

わかりやすくお伝えします。

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子供がインフルエンザの時の食事はどうすればいい？

子どもがインフルエンザにかかると、見ているこっちも辛くなりますよね。

栄養のあるものを食べて、なんとか元気になってほしいと思うものの、

ある程度熱があるときは、何も食べたがらないものです。

子どもに食欲がないと心配になりますが、

基本、食べないものを無理に食べさせる必要はありません。

1日くらい食事がとれなくても、水分さえ摂っていれば大丈夫なので安心してくださいね。

インフルエンザにかかってから治るまでの流れを知っておくと、子どもの食事の対応の参考になります。

【発熱期】・・・熱の上がり始め。悪寒を感じることも

【けい留期】・・・熱のピーク。この期間がしばらく続く

【解熱期】・・・熱の下がり始めから平熱になるまでの期間

【回復期】・・・熱が下がって元気になるまで

インフルエンザに感染して、一番しんどいのは「けい留期」です。

熱のピークである「けい留期」は、特に食事を受け付けなくなってくる期間。

食欲がない場合は、水分補給を第一優先にして、こまめに水分を摂らせます。

子どもは大人に比べて脱水症状を起こしやすいので、インフルエンザで熱がある時は水分補給が肝心です。

水分はスポーツドリンクやジュース、麦茶などでも良いですが、

1番良いのは経口補水液（けいこうほすいえき）です。

経口補水液は、主に下痢や嘔吐や発熱等による脱水症状の予防や治療に使われる飲み物ですが、近年は熱中症の予防に役立つとしても注目されています。

経口補水液は食塩とブドウ糖を水に溶かしたもので、

体内にある水分の成分と近く、体に吸収されやすく作られています。

わたしがインフルエンザの時、お医者さんから

「スポーツドリンクだと砂糖が多すぎる」

と経口補水液を勧められ、

以来我が家では大塚製薬のオーエスワンがオールシーズンの常備品です。

【同梱不可】【送料無料】大塚製薬 [OS-1] オーエスワン(500mlx24本入)=1ケース [特定用途食品] [経口補水液]

経口補水液は薬局やドラッグストアで販売されています。

ゴクゴク飲ませる必要はないので、少しずつでも回数を多くして、水分補給をしてあげてください。

注意！
「水」だけだと体内の電解質のバランスが崩れ、体が余分な水分を排出しようとしてしまうので注意してくださいね。

熱のピークが過ぎると食欲も徐々に出てくるので、あまり心配しすぎないで、水分補給に努めてください。

もし、2～3日食欲がない状態が続く時は、迷わずお医者さんに見てもらいましょう。

インフルエンザの症状に応じた子供の食事とは？

子どもがインフルエンザにかかった時は、食べたいものを聞くと、食べたがるもので体調の回復具合がわかります。

インフルエンザで本気で体調が悪い時は、水分補給もやっとという感じですが、

徐々に、アイスクリーム・プリン・ゼリーなどを口にするようになり、

回復とともに、雑炊やうどんなどを食べられるようになります。

子どもが食べられるようになってきたら、消化の良いものから少しずつあげるようにします。

ですが、ここで注意したいのは、インフルエンザにかかった体は、まだ体内でウイルスと戦っているということ。

そのため、胃腸の働きが弱くなっているので、いきなり普通の食事をすると、お腹が対応しきれなくなってしまうことがあります。

消化機能が低下しているので、食欲が出てきたからといっていきなり普通に食べてしまうと、嘔吐したり、下痢になることもあります。

フライドチキンやポテトチップ、ラーメンなど脂っこいものを食べたがるようになったらだいぶ回復してきているのですが、

お腹に負担がかからないやわらかいもの、液状のものから、腹八分目を目安に食べさせていきましょう。

子どもがお菓子を食べたがったら、カステラや蒸しパンなど、消化の良いものであれば与えてもかまいません。

栄養バランスも大切ですが、食事はカロリー補給と割り切って、少しでも栄養をとることを優先してください。

果物などでミネラルを補強できると、よりいいですね。

食べさせるものは身体の回復度合いの他に、インフルエンザの症状にもよります。

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嘔吐や下痢などがある場合

まだ嘔吐や下痢などがある場合は、

野菜で繊維質が多いもの（レンコンやゴボウなど）・油っぽいもの・かたいおせんべいなど、消化の負担になるものは控えます。

消化の良いものとしては、

おかゆ、雑炊、素うどん、温泉卵、ゆで卵、具なしの茶碗蒸し、茶碗蒸しにうどんを入れた小田まき蒸し

などがおすすめです。

また、りんごのすりおろしも消化がよく、食べやすいのでおすすめです。

りんごにはポリフェノールやビタミンC、クエン酸が含まれている上、体の免疫力を高めてくれる効果があるともいわれています。

すりおろしがのどにつかえるようなら、絞ってジュースにしてみるといいですね。

のどが痛い場合

のどが痛い場合はのど越しがよいものを選びます。

アイスクリーム、プリン、ヨーグルト、ゼリーなどは、冷たくすると口当たりもよくなります。

甘いものを欲しがるようなら、くず湯にはちみつを入れるのもおすすめです。

インフルエンザの子供におすすめ食事レシピ

子どもがインフルエンザの時の食事の基本は、水分を多めに摂取させて、あとは食べられるものでかまいません。

食事がしにくい際は、無理に食事のバランスを考えずに、食べられるものだけでOK。

子どもがお味噌汁を飲めるなら、お味噌汁だけもいいと思います。

お味噌汁は、汗で体外に排出された水分と塩分の補給もできます。

たとえば、お豆腐のお味噌汁なら、大豆のタンパク質も摂れるし、消化にもいいですね。

インフルエンザにかかった際の食事として適しているのは、消化のいいものや、のどへの刺激が少ないものです。

消化にいいもの

栄養価の高いもの

味の薄いもの

体調が悪いときや風邪のときと同じで、おかゆ、雑炊、うどんなどがおすすめです。

子どもでも食べやすいおすすめのレシピをご紹介しますね。

卵雑炊

インスタントの顆粒だしを使った簡単な卵雑炊です。

ネギは好き嫌いがありますが、栄養価が高いので、食べられるようであればトッピングしてください。

■ 材料

・ご飯……茶碗1杯分

・水……400cc

・顆粒だし……お好みの量

・卵……1個

・小ねぎ……お好みの量

■ 作り方

卵は溶きほぐす。

鍋にご飯、顆粒だしを入れて火にかけ、ご飯が汁を吸ってきたら、溶き卵を流し入れ、しょうゆで味を調える。

器に盛り、小ねぎを散らす。

うどん

冷凍うどんを使った簡単なレシピです。

お好みで卵でとじると、栄養価が高くなります。

子供が食べられるようであれば、ほうれん草、梅干しや消化の良い白身魚などをトッピングするのもおすすめです。

■ 材料

・冷凍うどん……1玉

・☆水……400cc

・☆顆粒だし……小さじ1強

・☆塩……ひとつまみ

・☆めんつゆ（３倍濃縮）……小さじ1強

・☆酒……小さじ1（なくても可）

■ 作り方

鍋に☆を入れて煮立たせ、うどんを入れ、2～3分茹でたら出来上がり。

レンジで蒸しパン

ホットケーキミックスで簡単にできる蒸しパンです。

すぐに食べなくても、うどんのように伸びたりしないので、ふだんのおやつにもおすすめです。

サラダ油を入れることでしっとりした蒸しパンになります。

そのままでもおいしいですが、アレンジで小さく刻んだカボチャやさつまいも、バナナなどを入れると、栄養価が高くなります。

■ 材料

・ホットケーキミックス……150g

・卵……１個

・牛乳……80cc

・サラダ油……大さじ１

・砂糖……大さじ１（はちみつで代用も可）

■ 作り方

全部混ぜて、容器に入れてレンジで3～5分加熱する。

楊枝を刺して何もつかなければ完成。