夏バテにうなぎが効果的な理由!うなぎの栄養とビタミンの関係とは?

うなぎを食べるとなぜ夏バテに良いの?スタミナがつく理由とは?注目の栄養価とビタミンから知られざるうなぎパワーの秘密を紹介。うなぎの栄養分で飛び抜けて多く含まれるビタミンAの効能をはじめ、うなぎに含まれる大切な栄養素をそれぞれ解説しています。

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夏バテにうなぎが効果的な理由

夏バテ防止の定番色といえばうなぎ。

土用の丑の日のうなぎは有名ですね。

うなぎはビタミンが豊富でとても栄養価の高い、優れた健康食品です。

私の祖父は暑いさかりでも夏負け知らず、

 
「うなぎを食べるとスタミナがつく」
 

と丑の日に関係なく、滋養強壮にとモリモリうなぎを食べる人でした。

そんなにスタミナ食なのかと、ある時栄養価的に見てみると、確かにうなぎには身体に良いとされる栄養がたくさん含まれていたのです。

〈夏バテが起こる理由とうなぎの関係〉

夏バテの原因の一つには、栄養不足があります。

人間の身体は、夏場になると何かとエネルギーを消費しがちです。

暑い時期にはたくさんの汗をかき、同時にミネラル成分も排出されてしまいます。

さらに、食欲がわかず、バランスの悪い食事が続くことで、身体の栄養が不足してしまうのです。

そんな時、栄養価の高いうなぎを食べることで、身体が不足している栄養が補えるというわけです。

 

うなぎに含まれる栄養が夏バテに効く!

万葉集の和歌に夏痩せの友人にうなぎを勧める和歌が残っています。

◇この和歌について詳しくはこちら。
土用の丑の日は夏だけじゃない!土用意味と丑の日にうなぎを食べる理由

この時代からうなぎは体に良いとされ、料理というより滋養強壮のための薬膳として食べられていたようです。

〈うなぎの栄養とビタミン〉

栄養的に見ると、うなぎは魚肉特有の良質なたんぱく質に加えて、魚肉類に不足がちなビタミン群がたっぷりと含まれています。
 

■ うなぎに含まれる栄養素

・ビタミンA

・ビタミンB1、B2、B6、B12

・ビタミンD

・ビタミンE

・葉酸

・パントテン酸

・ナイアシン

・ミネラル(亜鉛、カルシウム、鉄分)

・脂質(DHA、EPA)

・コラーゲン

 

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うなぎの栄養とビタミンの解説

うなぎは夏バテ防止に効果的な栄養素の他にも、私たちの身体に大切な栄養素や美容にも良いコラーゲンなども豊富に含む健康食です。

うなぎに含まれる主な栄養素を解説していきますね。

〈ビタミンA〉

うなぎの大きな特徴としては、ビタミンAが豊富に含まれている点が挙げられます。

ビタミンAは、

 
「目のビタミン」
 

と呼ばれるほど視力に関係が深く、欠乏すると目の障害を起こしたり、抵抗力が低下し病気にかかりやすくなったりします。

うなぎにはビタミンAが、豚肉や牛肉の10倍前後も含まれています。

うなぎ100g中の含有量はチーズの約4倍、たまごの約6倍あり、一日に必要なビタミンAを蒲焼一人前でまかなえます。

ビタミン剤が無い頃は視力回復の為に、うなぎの胆を食べる人も多かったとか。

〈ビタミンB群〉

ビタミンB群ではビタミンB1、B2が豊富です。

ビタミンB1は疲労回復に効果があり、ビタミンB2は口内炎や髪、爪、皮膚など粘膜系の健康維持に効果的といわれています。

ビタミンB群は、疲労物質の生成を抑えて疲れに強い身体を作ります。

それぞれ糖と脂質をエネルギーに変えるときに必要となるビタミンですが、夏場は汗をかくことで、とりわけビタミンB1が不足しやすくなります。

ビタミンB1が不足すると血液の中に乳酸が増え、疲労やイライラといった症状が起こりやすくなります。

うなぎには、牛乳の25倍、ほうれん草の10倍のビタミンB1が含まれています。

昔からうなぎが「スタミナの素」言われる理由は、これらビタミンB群が豊富だからなんですね。

〈ビタミンD〉

カルシウムの吸収率を約20倍に上げる効果があり、強い抗酸化作用を持っています。

うなぎにはカルシウムも豊富に含まれているので一石二鳥です。

〈ビタミンE〉

ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれ、細胞の老化を防止する働きがあるといわれるビタミンです。

老化を防ぎ、美しい肌を作る働きがあります。

コレステロールを抑え、血液の流れをよくする働きがあります。

〈DHA・EPA〉

EPHやDHAには、コレステロール値を低下させる効果があり、脳梗塞や心筋梗塞を予防し、血管の中の悪玉コレステロールを減少させるといわれています。

〈亜鉛〉

亜鉛は細胞分裂や新陳代謝に必要となる栄養素で、美肌や力強い髪の毛のを作るのに欠かせないミネラルです。

また、亜鉛はカルシウムを脳へ運ぶのをたすける働きもあり、精神の安定にも役立つ栄養素です。

〈漢方では〉

漢方の世界でも、うなぎは滋養強壮に効く食材として知られています。

うなぎは東洋医学では、

 
「内臓の強化・消化不良・体の湿を取り除き、気を補う作用がある」
 

とされています。

うなぎを食べるとスタミナがつくというのは理にかなったことのようです。

夏バテで体力が落ちている時にも、うなぎが必要な栄養をしっかり補給してくれますね。

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まとめ

うなぎは、ビタミンA、B1、B2、D、E、DHA・EPA、 ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)など、身体に大切な栄養素が大変豊富に含まれています。

うなぎはからだの免疫力を高めスタミナがつく食べ物。

夏バテ防止には最適な健康食ですね。

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