ブヨに刺されたら冷やすのか温めるのか具体的な対処法と病院の選択

20170731ブヨ

ブヨに刺されたら冷やすの?温めるの?

どんな薬を塗ったら効果があるの?

今のあなたの症状別に具体的な対処法をお伝えします。

野外のレジャーで刺されることが多いブヨ、

ブヨに刺された時の特徴的な症状、

応急処置の仕方、

効果のある薬や病院についてもお伝えします。

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ブヨに刺されたら冷やすのか温めるのか

 
ひどい痒みと腫れ(炎症)を引き起こすブヨ(ブユ)による虫刺され。

キャンプや釣り、ハイキングや登山などで噛まれる人が多いのは、ブヨが渓流沿いに生息するからです。

ブヨに刺された経験があれば、特有の痒みや腫れですぐにブヨだとわかりますが、

初めてブヨに刺されると、あまりの痒さに一体なにが起きたのか不安になることもあるかと思います。

ブヨに刺された(噛まれた)時の症状とは

ブヨは、体長が2~5 mm程度のハエよりも小さな昆虫ですが、その見た目はコバエによく似ています。

ブヨが人の血を吸うのは1~2分程度。

ですが、ブヨ自体が小さいこともあり、血を吸われている最中は気づかないことがほとんどです。

蚊と違って、ブヨは皮膚を噛み切って吸血します。

なので、刺された箇所に軽い出血や点状の出血斑を生じることがよくあります。

私も、腕や足に血がにじんでいるのを発見して「ブヨに刺された」と気づいたことが何度かあります。

刺されやすい場所は、腕や足、顔など露出しているところです。

ブヨは噛む時に、アレルゲン成分を含む唾液腺物質(酵素毒)を残します。

この唾液腺物質には即効性がないため、痒みや痛みと言った症状が、時間の経過と共に現れ、そのため症状が重くなることが多いといわれています。

ブヨに刺されて起こる皮膚の炎症は、ブヨの唾液腺物質に対するアレルギー反応によるものなので、ブヨに刺された時の症状の程度は人それぞれ。

症状Jには個人差がありますが、一般的な症状を次のようなものです。

 

ブヨに刺された(噛まれた)時の症状

  • 刺された時に痛みを感じることがある
  • 刺された場所から出血や出血斑がある
  • 激しい痒みや痛みがある(半日ほど経ってからのことが多い)
  • 頭痛や発熱がある

 

殆どが翌日以降にかゆみが激しくなっていき、症状は数日~10日ほど続きます。

ブヨに刺されたら冷やすの?温めるの?

ブヨに刺された時の定番の対処法は、患部を『冷やす』ことです。

基本的に炎症なので、炎症を鎮めるためには冷やすことが対処法なのですが、

近頃は『温める』という温熱の治療が注目されているようです。

検索すると、冷やす方法を勧める人もいれば、温める方法で回復した人もいるので迷ってしまいますよね。

 
とにかく辛い痒みと痛み

冷やすのか温めるのかどっち?!
 

これは、今のあなたの状況や症状によって違ってくるのです。

ブヨに限らず虫に刺された時って、

 

  • 刺された瞬間に気づく
  • 時間が経ってから、痒かったり腫れた箇所があって初めて気づく

 

というパターンがありますよね。

今のあなたの状況がブヨに刺された直後と、

数時間~一日以上経ってからでは対処法が違ってきます

では、具体的にどうしたらよいのかを、

ブヨに刺されてからの時間の経過別にお伝えします。

 

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ブヨに刺された直後の対処法

ブヨに刺された直後であれば、すぐに以下の対処をします。

 

1. 患部を消毒する。

2. 毒を搾り出す。

3. 患部を温めて毒素を分解する。

4. 患部を消毒する。

5. 効果のある薬をぬる。

 

1. 患部を消毒する

ブヨの場合は、噛み傷。

傷口が広めなので細菌が入り化膿する可能性があるため、まず消毒します。

2. 毒を搾り出す

次に、皮膚に残されたブヨの唾液腺物質(酵素毒)をできる限り搾り出します。

搾り出すことによって、後の腫れやかゆみを軽減させる効果が期待できます。

毒を吸い出す専用のポイズンリムーバーという器具がありますが、持っていない場合は爪を使います。

指や爪で、患部を搾るようにつねって血液と共に毒を出すのです。

痛いですが、跡がつくくらい強く爪を立て、傷口を挟みながら搾りだします。

私の経験から言うと、これをするかしないかで、ほんとうに回復の具合が違ってきます。

子どもは痛がるので、アウトドアの時はあらかじめポイズンリムーバーを持参していくといいですね。

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3. 患部を温めて毒素を分解する

ブヨの毒である唾液腺物質は、ムカデやハチとほぼ同じ成分で熱に弱い特性を持っています。

刺された直後であれば、患部を43℃~45℃で温めることでブヨの毒素をある程度は分解することができるといわれています。

30分ほどを目安に温めます。

熱めのシャワーでお湯をかけ続けるのがベストですが、出先ではなかなか難しいですよね。

その場合は、ホットドリンクやカイロをあてるなどの方法で工夫します。

4. 患部を消毒する

患部を温め終わったら、化膿やとびひが起きないように、もう一度患部を消毒しておきます。

5. 効果のある薬をぬる

ブヨの毒素は蚊とは成分が違うので、一般的な虫刺され用の痒み止めでは効かないこともあります。

ブヨ刺されには、抗ヒスタミン剤配合のステロイド系外用薬が効果があります。

病院で処方されるのもステロイド系外用薬です。

ドラッグストアでも市販されていますが、痒みや腫れが強い場合は皮膚科で処方してもらうのが無難です。

温めるのは刺された直後限定!

ブヨの毒で患部が炎症している状態では、温熱治療は時すでに遅し、です。

炎症を温めるのは、火に油を注ぐようなもの。

すでに炎症が起きている時は絶対に温めてはいけません

温めるのは、ブヨに刺されてすぐに気がついた時限定。

温熱治療は、強い痒みの症状が出る前の手当てなので注意してくださいね。

 

ブヨに刺された患部が腫れている場合の対処法

ブヨに刺された場合の多くが、刺されてからある程度の時間が経っていて、強い痒みが起きて腫れていることに気づく、というパターンだと思います。

小さな刺され跡を中心に、パンパンに突っ張るように腫れている状態。

こうなると痒みも強く、患部が熱を持っているのがわかることもあります。

この状況になっている時は冷やして、症状を和らげるための対処をします。

 

1. 患部を冷やす。

2. 患部を消毒する。

3. 効果のある薬をぬる。

 

1. 患部を冷やす

ブヨに刺された箇所が、すでに赤みを帯びて腫れている時は、患部を冷やします。

患部を氷水などでアイシングします。

噛まれた後の出血も見られず、すでに炎症を起こしている場合は、毒素を搾り出すなど負荷を加えると、却って症状を悪化させることにもなりかねません。

患部はいじらず、掻かず、です。

アイシングの冷感によって、痒みも軽減させることができます。

2. 患部を消毒する

ブヨは広い噛み傷を残しているのでアイシングのあとは消毒します。

掻くことによる傷口からの細菌感染もあり得ますので、気をつけてくださいね。

3. 効果のある薬をぬる

ブヨに刺された直後に塗る薬と同じで、患部には抗ヒスタミン剤配合のステロイド外用薬を塗って治療を行います。

 

ブヨに刺されたらためらわずに病院へ

ブヨに刺された時に、「たかが虫刺され」と侮るのは危険です。

蚊による虫刺されの殆どは時間が解決してくれますが、

ブヨは蚊に比べるとアレルゲン成分が濃いため、アレルギー反応がでやすいのです。

少しでも不安を感じたら、ためらわずに病院で治療を受けましょう。

また、自分ではブヨが原因だと思っていても、そうではなく、違う病気の場合もあります。

腫れがひどいときや、刺された後に発熱や気分が悪くなるなどの症状がある場合には、早めに内科や皮膚科を受診します。

 

まとめ

ブヨに刺された直後なら、患部を温める。

刺されてから時間が経ち、患部が腫れている場合は冷やす。

できれば、すぐに病院に行って適切な処置をしてもらうのがベスト。

アウトドアのレジャーを楽しむ時は、虫除けスプレーで防御して、虫刺され用の薬やポイズンリムーバーを用意しておくと安心ですね。

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