ホワイトデーにお返しはいらないって本音はどうなの?
その心理は?
いらないと言われた時の対処法はある?
その疑問、解消します!
「お返しはいらない」は社交辞令なのか、
会社や職場の場合はどうするのか、
女性側の視点も含めて、
わかりやすくお伝えします。
ホワイトデーにお返しいらないの心理とは?
バレンタインデーに義理チョコや友チョコを渡す時(渡される時)や、
3月に入りホワイトデーが近づいてくる時期に女性がよく口にする言葉に
「ホワイトデーにお返しはいらない」
っていうのがありますよね。
わたしが以前勤めていた職場でも、会社で義理チョコを配りながら、男性社員たちに
「ホワイトデーのお返しはお気遣いなく~」
「お返しとか、いらないですから~」
と言い添えている先輩たちがいました。
これって、聞いた側の男性はどう受け止めればいいのか、悩んでしまうところですよね。
お返しはいらないという心理は?
「ホワイトデーにお返しはいらない」
と女性が言う場合は、2つのパターンが考えられます。
1. 本当に要らない
2. 本当は欲しい
「なんだよ、要らないとか欲しいとかワケわからない!」
って感じでしょうか(笑)。
そのあたりの本音を、パターン別にお伝えしますね。
■ 『本当に要らない』
『本当に要らない』という女性側の心理は、
「余計な気遣いはしてほしくない」
と本心から思っているのです。
特に会社でもらった義理チョコの場合など、
「お返しを期待するほど立派な義理チョコじゃないから」
という理由が多いですね。
他には、
「余計なものはいらない」
ってタイプもいます。
自分の趣味に合わないものは欲しくないのです。
また、義理チョコは周りの雰囲気や会社の習慣などの流れで贈ったけど、自分はされたくないというタイプも。
まー、いずれにしても、余計な気遣いはしてほしくないというわけです。
■『本当は欲しい』
本音を言えば欲しいけれど、控えめな態度として、
「お返しはいりません」
と建前を言っているパターンです。
昔、バブルの時期には
「お返しは3倍返し!」
という、もはや都市伝説なみのセリフもありましたが、今どきの女性たちはそれなりに気を遣っています。
お返しを期待していると思われたくないからこその、『ホワイトデーのお返しはいらないアピール』。
同性ながら、「面倒な女だな」と思いますが、こういうタイプの多いことといったら・・・。
そして、この手の女性は、結構な割合で男性側から『奥ゆかしい』とか『控えめ』などという印象を持たれて、人気があるんですよね。
一方、奥ゆかしくて控えめじゃなくても、もし男性側から、
「ホワイトデーのお返しは何がほしい?」
と単刀直入に聞かれたら、
「えー、いらないよ」
と脊髄反射で答えてしまう女性も多いと思います。
この場合も、
『お返しを期待している自分を悟られたくない』
『ガツガツしてると思われたくない』
『おしとやかな印象の自分を演じたい』
などといった理由です。
要は、
「バレンタインのお返しは欲しいけど、とりあえず、いらないって言っておこう!だって、その方が控えめで好印象だから」
ということです。
やっぱ、面倒くさいですよね(笑)。
でも、日本人の社交って元来が「本音と建前」で成り立っているものです。
自分のことを「小生(しょうせい)」と言ったり、品物を贈るときに「つまらないものですが」と言ったり、日本特有のへりくだった表現は『控えめを美徳』とすることからきています。
いただきものをするときにも、『一度断って、それでも勧められたら受け取る』という謎の行為もありますね。
なので、
『控えめな態度で言っている“お返しはいりません”=お返しは期待している』
ということを理解しておきましょう。
ホワイトデーお返しいらないの本音とは?
ホワイトデーのお返しを
1. 本当に要らない
2. 本当は欲しい
と2パターンから説明しましたが、本当の正解は本人に聞かないとわかりません。
ですが、女性のわたしから、女性の気持ちを代弁することはできます。
それは、
「ホワイトデーのお返しは気を使わないで!でも、くれるなら嬉しい!!」
ということです。
今やホワイトデーはしっかり定着しています。
バレンタインデーでお財布の負担を知っている女性は、ホワイトデーの男性のお財布の負担もわかります。
女性としては男性の立場に気を配れば、「無理をしてほしくない」という気持ちもあります。
「ホワイトデーのお返しはいらない」
この言葉を真に受けて、本当にお返しを渡さなかったら、殆どの女性はがっかりするでしょう。
一般的に、女性は本音と建て前を使い分ける生き物。
ホワイトデーのお返しを、本気でいらないと思う女性は稀(まれ:めったにない)と思った方がいいです。
いらない、と言っておきながら、、、ホワイトデーにお返しをもらって嬉しくない人なんていないのです^^
ホワイトデー いらないと言われた時の対処法は?
こうして、ホワイトデーのお返しに頭を悩ませたりすると、男性に『義理チョコ不要派』がいるのもわかります。
でも、女性からの『義理チョコの意味』っていうのもあるのです。
女性にとってバレンタインデーの義理チョコは、普段の感謝の気持ちを伝えるもの。
義理チョコといえど、嫌いな相手には贈りません。
義理チョコをもらったということは、あなたが女性から
「いつもありがとう、これからもよろしくね」
というメッセージを受け取ったということです。
であれば、そのメッセージに返事をするのは大人のマナーですよね。
ホワイトデーに、
「こちらこそ、ありがとう」
「チョコレートごちそうさま、おいしかったよ」
「仕事がんばってくれてありがとう」
「これからもよろしく」
といった意味をこめて、お返しをするのが良いのではないでしょうか。
ホワイトデーには、義理チョコと同じくらいのものか、ちょっと良いものをプレゼントすると、女性にとってはとっても嬉しい『気持ちのプレゼント』になります。
「ホワイトデーのお返しはいらない」と言われていても、何食わぬ顔で、
「これホワイトデーのプレゼント」
と、サラッと渡しましょう。
『プレゼント』というほどのものでも、、、と思うなら、笑顔を添えて一言、
「ホワイトデー(^^)」
で充分です。
実際、期待していたのなら、喜んで受け取ってくれます。
相手が遠慮する素振りを見せたら、
「いらないって言ってたけど、それじゃ気が済まないから」
「バレンタインのチョコ、もらえたのが嬉しかったから、これはその気持ち」
などと言って、受け取ってもらってください。
遠慮する素振りも、「建前」かもしれないのです(笑)。
いらないという相手側の都合ではなく、あげたいというこちら側の都合ということにしてお返しをする、ちょっと推しが強いくらいがちょうど良いです。
もらったものにはお返しをする
これが基本です。
特に、会社や職場の場合は、自分以外の人がお返しをあげているのに自分だけがあげていないという状況になるとかなりマズイので、お返しはマストといえます。
「◯◯さんはこんなお返しをくれた」
「□□さんはくれなかった」
などと、陰で話題になってしまう可能性大で、職場の人間関係に余計な摩擦が起きないとも限りません。
ホワイトデーにお返しをすることで、ホワイトデー以外の364日を気持ちよく過ごせるのなら、それに越したことはありませんね。
◇ 会社や職場での対処法と予算はこちらもご参考に。
・ホワイトデーのお返しは会社の義理チョコに必要?職場の予算相場は?
ホワイトデーお返しはいらないと言われた時の対処法!女性の本音と心理 まとめ
「ホワイトデーにお返しはいらない」
と女性が言う場合は、2つのパターンが考えられます。
1. 本当に要らない
2. 本当は欲しい
『本当に要らない』という女性側の心理は、
「余計な気遣いはしてほしくない」
と本心から思っているのです。
『本当は欲しい』という女性側の心理は、
「ホワイトデーのお返しは気を使わないで!でもくれるなら嬉しい!!」
ということです。
義理チョコをもらったということは、あなたが女性から
「いつもありがとう、これからもよろしくね」
というメッセージを受け取ったということ。
であれば、そのメッセージに返事をするのは大人のマナーです。
本当にいらないと思っていて期待していなくても、プレゼントはされると嬉しいものです。
「いらない」にも本音と建前がありますし、もらったならばホワイトデーでお返しをする方がスマートです。
何かと気を使うことが多いバレンタインデーとホワイトデーですが、より良い人間関係の潤滑剤として、上手に活用できるといいですね。
◇ 記事中でご紹介した関連記事
・ホワイトデーのお返しは会社の義理チョコに必要?職場の予算相場は?