旅行で宿泊費を節約するには?
最も簡単な方法は?
泊まりたいホテルの宿泊費を安く抑えることはできる?
その疑問、解消します!
旅行代金の大きな割合を占める宿泊費を安くするコツ、
妥協なしで泊まりたい時の方法、
予約サイトも含め、わかりやすくお伝えします。
旅行で宿泊費を節約する最も簡単な方法とは?
「そうだ、京都行こう!」
「今年こそ北海道!」
旅行にはふと思い立った旅行もあれば、計画的な旅行もありますよね。
旅行先が決まったら、まずは旅行先までの交通手段をチェック、それからホテルや旅館などの宿泊施設を探すのが一般的です。
いざ旅行に出掛けるとなると、最初に予算を決めるという人が多いと思います。
旅行に必要な主な費用は
- 移動費(交通費)
- 宿泊費
- 食費
- その他雑費
中でも、旅行に必要な予算は移動費と宿泊費が大半を占めます。
移動費はさておき、宿泊費については旅行の目的や場所によって、高級ホテルや旅館で贅沢したいという場合もあれば、とりあえず泊まれればどこでもいい、という場合もありますよね。
どちらにしても、お財布的には、宿泊費はできるだけ安く抑えたいところです。
宿泊費を安くする最も簡単な方法
宿泊費を安くあげる最も簡単な方法は、とにかく安い宿泊先を選ぶことです。
一般的に安い宿泊先には以下のようなものがあります。
- ゲストハウス
- ユースホステル
- キッチン付きの宿泊施設
- カプセルホテル
- ビジネスホテル
■ ゲストハウス
ゲストハウスとは、アメニティサービスを極力省いた安価な素泊まりの宿です。
平均的な価格帯は、2000円~4000円あたり。
他の宿泊客と相部屋になるのが一般的です。
ホテルや旅館では当たり前のように思われるサービスが提供されないこともあります。
食事の提供はありませんし、バス・トイレはほとんどの場合が共用のもの。
布団やベッドのシーツは、ゲスト側である宿泊者が敷くことが多いです。
客層は主に外国人の観光客です。
ゲストハウスは海外ではパックパッカーが利用する宿泊先としても知られています。
パックパッカーというのは、リュック1つで格安な宿を泊まりながら長期的に旅をする人のこと。
ゲストハウスは友達同士の格安旅行や国際交流をしたい場合などはいいかもですが、家族連れには不向きです。
■ ユースホステル
ユースホステルはドイツで生まれた世界的な「旅の宿」ネットワークです。
ドイツ語で「ユース(YOUth)」は「若さ・青年」などの意味、「ホステル(HOSTEL)」とは「宿・ホテル」のことです。
イメージ的には民宿やペンションが近いと思います。
誰もが安全に楽しく、そして経済的に旅ができるようにと考えられたもので、現在、日本全国に約400ヶ所、世界85ヶ国に約5500ヶ所ほどのユースホテルがあります。
価格は、日本の場合は、素泊まりで2000円~3200円くらいが一般的です。
施設によっては、食事をつけられるところもあり、2食付(夕食・朝食)でも4500円前後でおさまるのが普通です。
部屋は他の宿泊者との相部屋になります。
食事の配膳・片付け、寝具のシーツセットなどは、セルフサービス。
タオルなどのアメニティはレンタルもありますが、最低限は自分で用意しておくのが無難です。
キッチン付きの宿泊施設
貸し切りの部屋や建物に台所がついていて、自炊可能な宿があります。
前述のゲストハウスに共用キッチンがついているものもありますが、一般的なキッチン付きの宿泊施設としては主に以下のようなものがあります。
- コテージ
- コンドミニアムタイプのバンガロー
- 自炊プランのあるホテルや旅館
- 一棟貸し切りのペンション
- 一棟貸し切りの古民家
近所で地元の食材を調達して自炊ができるので、長期滞在する場合などに向いています。
基本、貸し切りなので家族向けでもありますね。
カプセルホテル
カプセルホテルは日本発祥の低価格の宿泊施設です。
価格帯は一泊2000円くらいから。
地域や施設によって金額が異なります。
カプセルホテルは格安かつサウナ・大浴場などのパブリックスペースが充実しているところもあり、宿泊費を抑えたいビジネスマンや就活生などに人気があります。
終電を逃した人が泊まるイメージが濃いカプセルホテルですが、日本オリジナルのユニークなホテルとして、最近は海外旅行客からも人気があり、施設数も年々増えています。
女性専用施設もあります。
■ ビジネスホテル
ビジネスホテルとは、泊まることに特化したホテルのこと。
主に(短期)出張者を泊める、設備の簡単なホテルです。
客室面積は9平方メートル~15平方メートル程度。
狭いながらも機能性や立地など、宿泊滞在には必要なサービスが過不足なく提供されていることが多く、シングルルームが中心です。
ただ、リニューアルなどがなされないまま、建物が古く、サービスも旧態依然という施設もあります。
旅行で泊まりたい宿の宿泊費を抑える4つの方法とは?
一般的な宿泊施設としては、都市部にあるシティホテルやビジネスホテル、有名観光地のリゾートホテル、温泉街などの旅館などがあります。
まずは、あなたが旅先で泊まりたい宿泊施設のジャンルを決めます。
ジャンルを絞ることで、宿泊施設の価格だけではなく、具体的な設備やサービス、送迎の有無などの付加価値の比較がしやすくなりますよ。
宿泊費を安くする最も簡単な方法は、とにかく安い宿泊施設を選ぶことですが、せっかくの旅行、旅の疲れを癒せるような、ゆっくりできるところに泊まりたこともありますよね。
旅先で宿泊も楽しみたい場合は、以下の4つの方法があります。
- シーズンオフや平日を狙う
- 早期・直前・当日割引を狙う
- ホテル予約の比較サイトを活用する
- プランの無駄をチェックする
ひとつひとつ見ていきましょう。
シーズンオフや平日を狙う
シーズンオフや平日を狙うのは宿泊費を安くする王道です。
旅行日程を自由に組めるのであれば、シーズンオフや平日を軸に計画を立てましょう。
週末や連休、年末年始などの旅行客が多い時期と比較すると、平日料金と格段に差が出てきます。
一般的に平日と土日祝日前後では30%くらいは違います。
早期・直前・当日割引を狙う
ご承知のとおり、ほとんどの旅行サイトや宿泊サイトでは、予約するタイミングによって割引率が変動します。
割引には以下のようなものがあります。
- 早期割引
- 直前割引
- 当日割引
■ 早期割引
早い段階で予約をすることで宿泊費が安くなるところがあります。
ホテルなどが該当します。
早い段階で旅行日程が決まっている場合は、積極的に予約をしましょう。
■ 直前割引
当日や前日の直前予約も安くなる場合があります。
ホテルや旅館などの施設側も部屋を埋めたいので、直前には割引をして宿泊させることがあります。
宿泊予約サイトなどをチェックしていくと、ディスカウント価格を提示していることがあります。
■ 当日割引
今日の今日、宿泊日当日に空き部屋があれば、当日の予約は直前予約よりもさらにディスカウントで宿泊できることがあります。
予約のタイミングによって大きく差が出ることもあります。
たとえば、午前中に予約をした場合と、午後に予約を入れた場合では半額近く異なることもあります。
ですが、当日割引を狙う場合は注意が必要です。
施設によっては、当日遅めだと予約ができない可能性があります。
宿泊予約サイトや電話で、利用できる時間を確認しておきましょう。
また、ホテルや旅館によっては、食事の準備の兼ね合いで、夕食付きプランなどが利用できないこともあります。
一番気をつけてほしいのが、狙っていたホテルの当日予約ができなかった時です。
目当てのホテルがNGだった場合、代わりのホテルが見つかるようなエリアなら問題ありませんが、他のホテルに泊まれないとなると野宿の可能性も。
当日割引は、他の宿泊施設も多くある地域でのみ狙うことをおすすめします。
ホテル予約の比較サイトを活用する
宿泊サイトや旅行サイトで、割安プランを提示していることも多々あります。
旅行・宿泊予約サイトの会員割引、クーポンやメルマガの限定割引など、割安プランがあった際には積極的に利用しましょう。
■ ホテル予約の比較サイトを利用する
宿泊予約ができるサイトは数えきれないほどありますが、同じ日に同じホテルで同じ広さの部屋を予約する場合でも、サイトによって料金はまちまちなことが多いです。
わたしの経験で言うと、どこのサイトを見ても全く同じ宿泊費だったのは、ディズニーリゾートにあるホテルミラコスタ(ディズニーブランドです)とディズニーランドホテルとアンバサダーホテルだけ。
何度かチェックしたことがありますが、ホテルミラコスタ・ディズニーランドホテル・アンバサダーホテルの3つのホテルはどのサイトを見ても全く同額でした。
なので、もしポイントを貯めているサイトがあればそこで予約しちゃっても大丈夫かと思います。
わたしが旅行先の宿を探す時は、まず比較サイトのトリバゴでチェック。
次に検索しやすい楽天トラベルで、旅行先で泊まる日の夜に行くエリアで宿泊日を入れてチェックします。
こうすると、初めての旅先でも、取扱い漏れが防げるので便利です。
比較サイトはサイトによっても異なりますが、宿泊費だけでなく、禁煙ルームや夜食付きなど、好みの条件を指定して探すこともできます。
プランの無駄をチェックする
宿泊施設には、宿泊者のニーズにあわせた部屋やプランがいくつか用意されています。
自分にとって必要な項目と必要のない項目をチェックして取捨選択していくと、宿泊費を抑えることができます。
■部屋の眺望
部屋を選ぶ場合、海外ならマウンテンビューやシービューなど部屋のタイプがありますよね。
当たり前ですが、眺望の良い部屋とそうではない部屋では料金が異なります。
日中、ホテルの部屋で過ごす時間が短いのであれば、眺望にこだわらなくてもよいかもしれません。
■食事の有無
食事については、1泊2食付または朝食のみ、夕食のみ、食事なしの素泊まりといったプランがあります。
ホテルの朝食は豪華で美味しいものですが、朝食を取らない習慣の人にとっては必要のないものですね。
旅館であれば、夕食を部屋食にするかどうかで料金が異なる場合もあります。
旅行の宿泊費を節約できる宿と泊まりたいホテルを安く抑える4つの方法 まとめ
宿泊費をより安くするためには、早めに宿泊施設を絞り込んで、価格とプランをリサーチすることが肝心です。
ホテル代を安くするには、低価格の安いホテルに泊まるのが一番ですが、旅先で宿泊も楽しみたい場合は、以下の4つの方法があります。
- シーズンオフや平日を狙う
- 早期・直前・当日割引を狙う
- ホテル予約の比較サイトを活用する
- プランの無駄をチェックする
できるだけ安い宿泊費で旅行の目的に合ったプランが選べるといいですね。