去年の日焼け止めの残りはどうしたらいいの?
余った日焼け止めの使いみちは?
身近な再利用法はある?
その疑問、解消します!
日常生活で役に立つ意外な使い方、
日焼け止めが代替品として使える理由、
我が家オリジナルの有効活用法も含めて、
わかりやすくお伝えします。
去年の日焼け止めの残りはどうする?
お肌の大敵、紫外線対策に欠かせない日焼け止め。
去年の日焼け止めが残っていたり、買ってはみたものの肌に合わなかったりで、余っていること、あるかと思います。
もったいないからと言って、今年も使おうと思ってるのならストップ!
ちょっと待ってください。
日焼け止めは、一度開封してしまうと、空気に触れて酸化しやすくなり、酸化が進むと、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
去年開封した使いさしの日焼け止めを使うと
「紫外線対策を考えて肌に日焼け止めクリームを塗ったつもりが、雑菌を塗っている?!」
なんてことになりかねないのです。
これではお肌のケアではなく、自分で肌トラブルを引き起こすようなもの。
また、このように酸化して雑菌が繁殖したような日焼け止めは、劣化しているわけですから、十分なUV効果を期待できなくなります。
なので、見た目的には変化がなくても、昨シーズンに使った日焼け止めを肌につけるのはおすすめしません。
◇ 残った日焼け止めを使わないほうが良い理由について詳しくはこちら。
・去年の日焼け止めの残りは使える?防腐剤入りなら安全?未開封の期限は?
使えないなら捨てるしかない?
去年の日焼け止めが使えないからといって、捨てるのはもったいない気がしますよね。
確かにお値段もそこそこするし、毎年余っちゃうパターンだと、なおさらもったいない。
日焼け止めは、涼しくなってくると使う機会が減るものなので、使い切らずに新しいものを買うと、増えていく一方になってしまうこともあります。
これが毎年のこととなると、ちょっと抵抗あるかもです。
ですが、使わなくなった日焼け止めには意外な活用法があります。
おすすめの使い方をご紹介しますね。
余った日焼け止めの再利用法
残った日焼け止めは、肌につけるのはNGですが、身近な生活のシーンで役に立ってくれる使い方があります。
- ハサミのベタベタをとる
- シルバーを磨く
- 油性マジックを落とす
- シール・ステッカーをはがす
- 吸盤を復活させる
- 靴の汚れ落とし
ただ捨ててしまうより、利用法があると思うだけで、ちょっと得した気分になれるのでは^^
古くなった日焼け止めを捨てる前に、是非、試してみてください。
それでは、残った日焼け止めの使いみちを、ひとつづつご紹介していきますね。
1. ハサミの切れ味が復活?
切れなくなったハサミが日焼け止めで復活します。
1.
ハサミの刃の部分に、日焼け止めクリームをまんべんなく塗り、指でなじませます。
2.
その状態で、数回ハサミを開閉します。
3.
ティッシュなどで拭き取ります。
そもそもハサミの切れ味が悪くなる原因は、油やテープの粘着剤。
長年ハサミを使っていると、刃に油やテープの粘着剤が付着し、これによって切れ味が落ちてしまうんですね。
日焼け止めに含まれる油分によって、ハサミの歯に付着している汚れが落とせるので、切れ味が戻るという原理です。
■ やってみました!
マスキングテープをカットするなど、事務用に使っているハサミには有効でしたが、キッチン用のハサミでは効果を感じませんでした。
もともと台所用のハサミはベタベタしていなかったので、当たり前ですね。
ちなみに、キッチンハサミはアルミホイルを数回切ると、多少切れ味が回復します。
2. シルバー製品がピカピカ?
シルバーアクセサリーは、使っていくうちに黒っぽく、くすんできますよね。
そのくすみを日焼け止めで取ることができます。
クロス(ティッシュ・コットン)に日焼け止めをつけて、ツヤを出したい金属製品を磨きます。
2.
しっかり乾拭きします。
3.
ヌルヌル感を感じる場合は、水洗いして水分を拭き取ります。
はさみと同様、日焼け止めの油分を利用してくすみを取り除きます。
ただし、アクセサリーに石がついていたり、細かい細工が施してあるものは、隙間に日焼け止めが入り込むと除去しづらくなるので、やめたほうが無難です。
■ やってみました!
日焼け止めを使ってシルバー製品を磨く、これはきれいになりました^^
乾拭きのあと、中性洗剤をつけて水洗いをしました。
ただ、その手間を考えると、シルバー磨き用のクロスの方が簡単かも。
とはいえ、シルバー磨き用のクロスは使った部分が黒ずんでくるので、余った日焼け止めの再生活用としては上出来です。
3. 肌についた油性マジックが落ちる?
誤って肌についてしまった程度の油性マジックなら簡単に落とせます。
油性マジックのフタをする時や、書きたてのところに手をついてしまったりとかで油性ペンが手についたときは、ゴシゴシ洗わなくても日焼け止めを使えば大丈夫です。
1.
油性ペンがついたところに日焼け止めを塗り、指でクルクルとなじませていきます。
2.
ティッシュで軽く拭き取ります。
■ やってみました!
除光液を使う方が落ちやすいかな、といった感じです。
何度か繰り返すと、きれいになりました。
4. シール・ステッカーがはがれる?
壁や、机などの家具に貼ってしまったシール・ステッカーをはがすことができます。
1.
はがしたいシールやステッカーにたっぷりの日焼け止めを塗り込みます。
2.
ティッシュペーパーで覆って、しばらく放置。
3.
時間を置いた後、タオルでふき取ります。
日焼け止めを塗る前に、シールやステッカーをドライヤーで暖めると、より効果的です。
これも、日焼け止めの油分の効果です。
日焼け止めに含まれる油分が、粘着系の物質をはがしやすく滑らせてくれるからです。
日焼け止めがシミになることがあるので、高価な家具の場合は注意が必要です。
5. 吸盤の吸引力が復活する?
吸盤を使っていると、ある時を境に落ちやすくなることってありますよね。
吸盤に日焼け止めクリームを塗って、ティッシュで拭き取ってから取り付けると、しっかり付くようになります。
日焼け止めクリームで、吸盤の汚れを取るイメージです。
6. 靴の汚れ落とし?
我が家では、靴のヒール部分が黒いものは、そこの汚れ取りには靴クリームの代わりに日焼け止めを使ってます。
靴クリームと同様、日焼け止めにも油分が含まれているので、黒い部分の汚れ落としとしては問題ありません^^
黒い部分であれば、日焼け止めクリームに色がついていても大丈夫。
汚れを落としたあとは、乾拭きするのを忘れないでくださいね。
去年の日焼け止めの残りには意外な再利用法が!余った時の使いみち6選 まとめ
余った日焼け止めには以下のような使いみちがあります。
- ハサミのベタベタをとる
- シルバーを磨く
- 油性マジックを落とす
- シール・ステッカーをはがす
- 吸盤を復活させる
- 靴の汚れ落とし
これらの使いみちはあくまで、利用法であって、日焼け止めの本来の目的とは全く異なるものです。
シルバー磨きやシール・ステッカーはがし、靴の汚れ落としなどはそれぞれ専用のものが販売されています。
なので、専用のものが無かった場合に、「ダメ元OK」くらいの感覚で、代替品のアイディアとして試してみるのが良いと思います。
使わなくなった日焼け止めが、日常の生活シーンで役に立つといいですね。
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