大葉と青じそに違いはある?しそと一緒?名前や呼び方が違うのはなぜ?

大葉と青じそに違いはある?しそと一緒?名前や呼び方が違うのはなぜ?

大葉と青じそに違いはあるの?

しそと大葉と青じそは一緒のもの?別物?

名前の由来は?

呼び方が違う理由は?

その疑問、解消します!

刺身の盛り付け等に使う時はなんて呼ぶ?

関東と関西の違い、

どういう時に呼び方が変わるのかも含めて、わかりやすくお伝えします。

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大葉と青じそに違いはあるの?

子どもの頃、祖母が作る青じその味噌巻きが大好きで、よくねだっては作ってもらっていました。

「いっぱい作ってあげるから、青じそを買っておいで」

とお使いを頼まれ、近所の八百屋さんで、

「青じそください!」

と頼むと、お店のおばちゃんが爽やかな香りいっぱいの青じそを持たせてくれたものです。

大人になって、スーパーで青じそを購入しようとしたら、野菜コーナーには青じそがないけれど、青じそにとってもよく似ている大葉がありました。

青じそと大葉、味も形も実によく似ています。

あなたも料理を作る時、もしかして、

レシピ本には青じそって書いてあるけど大葉でもいいのかな?

と迷った経験、ありませんか?

実家ではこの大葉を使って、「しそジュース」なるものを母が作って父が愛飲しています。

かと思うと、その母が、

「お隣から、青じそいっぱいもらったから、今夜は『豚肉の大葉巻き』よ」

と言うので、

「青じそで豚のバラ肉を巻くんだから、『豚肉のしそ巻き』じゃないの?」

と尋ねると、

「雰囲気よ、雰囲気、どっちでもいいじゃない」

とテキトー過ぎる返事。

そんなことがきっかけで、大葉と青しその違いを調べたことがあります。

大葉と青じその違いは?

大葉と青じそという似た者同士のこの2つ、実は同じものなのです。

名前こそ違うものの、大葉とは青じその「葉」のことを指しており、両者に違いはありません。

大葉は青じその別名というだけで、

大葉 = 青じそ

であり、なおかつ、

青じそ = 大葉

なのです。

ということで、料理のレシピで青じそと書かれていたら、スーパーで大葉を買ってきて使っても全く問題ないんですね。

わたしの母が、大葉で作ったジュースを「しそジュース」と呼んだり、大量にもらった青じそで「豚肉の大葉巻き」を作ったとしても、なんら間違っていないのでした。

しそとは?

しそ(紫蘇)」とは、シソ科シソ属の植物の総称のことをいいます。

中でも食用とされる「赤じそ」と「青じそ」のことを指すのが一般的です。

赤じそは、全体が赤紫になっているもの。

主に梅干しや紅生姜、柴漬けなどの着色に使用されます。

乾燥させた葉は香辛料としても使われています。

青じそは、全体が緑色になっているもの。

香りが良いため、若葉を香味野菜として刺身のつまや天ぷらにしたり、刻んで薬味として食べられています。

薬効成分が多いのは赤じそで、栄養価が高いのは青じそです。

赤じそは生だと日持ちしないため、赤じそが出回るのは梅干を漬ける6月頃だけですが、青紫蘇は年中スーパーにあります。

青じそは主な産地では温室栽培が行われ、通年安定して出荷されているため、いつでも新鮮なものがスーパーで手に入るのです。

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大葉としその名前の由来は?

それにしても、なぜ青じそは、青じそと大葉という二通りの呼び名が定着してしまったのでしょう。

同じ食べ物なのに、どうして名前が違うのか不思議に思いますよね。

調べてみると、この大葉という名前は、商品名から広まったようです。

青じそを大葉と呼ぶのはなぜ?

青じそが大葉と呼ばれるようになった理由は、青じその「芽」や「穂」と区別するためです。

和食屋さんやお寿司屋さんでお刺身やお造りを頼むと、小さな可愛らしい植物の葉が添えられているのを見たことがあるかと思います。

あの小さな葉は青じその「」です。

」の部分は「穂じそ」と呼ばれ、穂じそも薬味や飾りとして料理に使われます。

このように、青じそは様々な部位が料理として使われます。

なので、出荷側は青じそを販売する際に、「芽」や「穂」と「葉」の区別が必要になったわけです。

■ 大葉になった由来

1961年(昭和36年)、静岡県の生産組合が、青じその葉を束ねて大阪の市場に出荷しました。

このとき、しそを販売するために考えられた商品名が、「大葉」でした。

これがきっかけとなり、豊橋でも大葉という名前で出荷を開始したところ、売れ行きが良かったことから、東京市場にも出荷されるようになり、「大葉」と言う名前の青じそは流通量を増やしていきます。

やがて大葉という呼び方が一般的に広く浸透し、今では青じその葉のことを大葉と呼ぶようになったのです。

今では、「大葉の種」という表記で青じその「種」が販売されるなど、大葉という香味野菜があるかのように使われるようになってきました。

青じそは、わりと栽培しやすい野菜です。

なので、昔は、家庭でも育てられてきました。

一回種をまくと、次の年からはこぼれた種から芽が出て、勝手に生えてくることもあり、昔は売られていることが少なかった植物です。

それが、60年ほど前から販売ルートにのり、今ではスーパーで気軽に手に入る香味野菜となりました。

ちなみに、卸売市場では青じそを「大葉」、青じそ以外のしそを「しそ」と呼ぶことで統一されています。

大葉と青じその呼び方はどっちが多い?

大葉と青じそのことを、「しそ」と呼ぶ人も多いですよね。

呼び方の違いには、住む地域も関係しています。

「しそ」と呼ぶのは、中部地方から東の日本海側に多く、関西より西では「大葉」と呼ぶことが多いようです

育った環境や人によっても違います。

関東に住んでいても「大葉」と呼ぶ人もいれば、関西に住んでいても「しそ」と呼ぶ人もいます。

以前、とある新聞が、

刺身などに添えられる食用の青い葉を何と呼んでいるか?

という調査をしたところ、

  • 「しそ」と呼ぶ:29都道府県
  • 「大葉」と呼ぶ:22都道府県<
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    という結果が出たという記事を読んだことがあります。

    しその方が多いですが、だいたい同じような割合ですね。

    大葉としそは用途によって呼び分ける?

    いろいろ調べていくと、大葉としその呼び方は使いみちによっても違うことがわかりました。

    ■ 料理の素材なら大葉

    青じそを葉っぱの形状のまま、香味野菜として使う場合は「大葉」と呼ぶことが多いようです。

    前述の、「豚肉の大葉巻き」のように、巻いたり、挟んだり、「葉」としての色や風味、歯ごたえなどの素材感を活かした使われ方をしていると「大葉」と呼ばれるのが主流です。

    ■ 調味するとしそ

    青じその葉っぱとしての素材感よりも、香りを生かして使われていると「青じそ」と呼ばれていることが多いようです。

    前述の「しそジュース」や、しそドレッシングなどですね。

    わたしの母もまんざら間違った使い方をしているわけではないようです(笑)。

    大葉と青じそに違いはある?しそと一緒?名前や呼び方が違うのはなぜ?まとめ

    大葉と青じそは全く同じもの。

    大葉は青じその「葉」を指して使われている呼び名です。

    青じそは様々な部位が料理として使われるため、出荷側は青じそを販売する際に、「芽」や「穂」と「葉」の区別が必要になったわけです。

    「レシピ本にはしそって書いてあるけど大葉でもいいのかな?」

    はい、大葉で大丈夫。

    青じそと大葉が同じものだとわかったら、もうこれからはスーパーで迷うことはありませんね。

    青じそは風味が良いだけではなく、健康に良い栄養素をたくさん含んでいます。

    ぜひ料理に活用してくださいね。

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