2024年の孫の日はいつ?
そもそも何する日?
いつからある?
記念日になった由来は?
プレゼントは必要?
その疑問、解消します!
孫の日の意味と本来の意図、
敬老の日との関係、
プレゼントを贈るケースと
贈らないケースの具体例も含めて、
わかりやすくお伝えします。
孫の日2024年はいつ?
2024年の『孫の日』は、10月20日の日曜日です。
孫の日は、毎年10月の第3日曜日と制定されていま。
秋真っ盛りの過ごしやすい時期ですね。
街はハロウイーンの準備で賑わっている頃。
この時期は山々は紅葉に彩られ、紅葉狩り、ぶどう狩りなどの行楽シーズンでもあります。
孫の日はいつから始まった?
孫の日は
「孫と、おじいちゃん・おばあちゃんがコミュニケーションを深める日に」
という目的で制定されたものです。
日本百貨店協会が提唱して、1999年(平成11年)に日本記念日協会が「孫の日」を認定しました。
「孫の日」が記念日となってから20年以上経っていますね。
結構年数が経っているわりには、記念日としての「孫の日」は認知度が低かったのですが、ここ数年でぐっと浸透してきています。
最近は商業施設やテーマパークなども、「孫の日」イベントを行うところが多くなってきており、大型スーパーや百貨店でもイベントやキャンペーンに力を入れてきています。
孫の日の由来と時代背景
日本百貨店協会が、販売促進のために「孫の日」という記念日を希望したのが、孫の日が制定された由来です。
百貨店にしてみれば、おじいちゃん・おばあちゃんが百貨店で孫のためにおもちゃなどのプレゼントを買ったり、レストランで食事をしてくれるなどして、お金を使ってほしいわけです。
のちに、おもちゃを扱う玩具業界でも、社団法人日本玩具協会がキャンペーンを企画して全国展開するようになりました。
おそらく今後も付随する業界が出てくると思われます。
なぜかというと、孫の日が一般的になればなるほど、プレゼントなどの市場ができるので売上につながるからです。
「孫の日は販売戦略」
といってしまえば商魂たくましい記念日となりますが、いったん世間に浸透してしまえば、新たに『孫の日市場』ができるわけですから、キャンペーンを仕掛ける側も必死です。
背景には高齢化社会や少子化問題も大きく影響しています。
若い人たちにお金を落としてもらうより、余裕のあるシニア層の財布を緩めるほうが簡単で、なおかつ高い経済効果が期待できるため、市場の活性化につながります。
孫の人数も昔と比べるとはるかに少ないので、1人の孫にかけるプレゼントの値段もおのずと上がります。
孫の日を定着させたい業界側としては、今はふんばりどころでもあるわけです。
孫の日にプレゼントは必要?
前述のように、孫の日は祖父母と孫のコミュニケーションを深めることを目的とされたものです。
今のところ、特にプレゼントを贈るような慣習はありません。
ですが、祖父母が可愛い孫を喜ばせたくて、プレゼントを贈るというケースは少なくありません。
また、敬老の日のお返しとしてプレゼントを用意する祖父母もいます。
孫の日は10月の第3日曜日。
ちょうど敬老の日(9月の第3月曜日)から1ヶ月後にあたりますね。
敬老の日は、
「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、その長寿を祝う」
という趣旨の祝日ですが、
『孫から祖父母へ感謝の気持ちを伝える』
という意味合いでも一般化しています。
最近では、敬老の日に孫からプレゼントをもらったおじいちゃん・おばあちゃんが、お返しに「孫の日」にプレゼントを贈る、というケースが増えています。
2月14日のバレンタインデーと3月14日のホワイトデーのパターンですね。
孫の日を提唱したのは、日本百貨店協会。
まんまと販売戦略にのっかてしまってます(笑)
「敬老の日にはおじいちゃん・おばあちゃんへ感謝の贈り物をしてもらい、その1ヶ月後にはお孫さんへのプレゼントを買ってもらおう」
という企業側の思惑です。
ですが、それはそれで、バレンタインデーにおけるホワイトデーと同様、ひとつの『コミュニケーションの機会』として捉える方が、孫も祖父母もハッピーというわけですね。
目に入れても痛くない可愛い孫のため、誕生日にクリスマス、こどもの日に節句、などなど、なにかにつけて祝ってあげたい祖父母にとっては、孫の日もまた、絶好の機会となります。
もちろん、孫にとっても、おじいちゃん・おばあちゃんからのギフトは嬉しいものです。
敬老の日の「お返し」として孫にプレゼントを贈る派がいる一方で、
「誕生日やクリスマス、他にも折々でお祝いをしているんだから孫の日まで必要ない」
「孫の日なんて聞こえはいいけど、商売でしょ」
と考える祖父母も多くいます。
以前、やんちゃ盛りの孫たちの世話に追われている実家の母に
「孫の日って、知ってる?」
と聞いたところ、
「知りたくもない」
とにべもありませんでした(笑)。
孫たちを預かり、日常的に顔をつきあわせている母にとっては、毎日が孫の日。
コミュニケーションは十分すぎるほどとれているので、
「これ以上、勘弁してよ」
とのことでした。
連日の『孫疲れ』がたまっているようです^^;
孫が近くに住んでいたり、同居しているような場合は、『あえて孫の日』とは思わない祖父母もいます。
プレゼントをするかしないかは、お財布の問題のみならず、祖父母と孫の日頃の関係性も大きく影響しますね。
孫の日2024年はいつ?祖父母からのプレゼントは必要?由来の豆知識 まとめ
2024年の孫の日は、10月20日の日曜日。
孫の日は、毎年10月の第3日曜日です。
日本百貨店協会が提唱して、1999年(平成11年)に日本記念日協会が「孫の日」を認定しました。
孫の日は
「孫と、おじいちゃん・おばあちゃんがコミュニケーションを深める日に」
という目的で制定されたものです。
全国的に孫の日にプレゼントを贈るような慣習はありませんが、贈る祖父母はいますし、敬老の日のお返しとして贈るケースもあります。
孫の日については、企業側がイベントとして盛り上げて、消費者の購買意欲を刺激し、商品などの販売促進につなげたいという下心がミエミエですが、それに乗るかどうかは人それぞれ。
孫の日に、祖父母から孫へプレゼントを贈るのも良し、贈らぬも良し。
お孫さんとイベントに出かけたり、食事をしたり、写真を撮ったりするのも良い思い出になりますが、お金を使わなくたって、電話やメール、手紙を使ってコミュニケーションをとることもできます。
せっかくの記念日、素敵な孫の日を過ごせますように。
◇ 孫の日のおすすめプレゼントはこちらをご参考に。
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