秋の味覚きのこの栄養パワー!効果効能と秋冬に旬を迎える理由

秋の味覚きのこの栄養パワー!効果効能と秋冬に旬を迎える理由

秋の味覚きのこにはどんな栄養素や成分が含まれているの?

年中売ってるきのこの旬が秋なのはなぜ?

その疑問、解消します!

きのこを食べるとどんな効果が期待できるのか、

きのこ特有の栄養素や特徴、

きのこができる過程も含めて、わかりやすくお伝えします。

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秋の味覚きのこの栄養パワーとは?

いよいよ秋本番。

実りの秋は食欲の秋!

きのこがおいしい季節になりました。

エリンギ、舞茸(まいたけ)、ブナシメジ、ブナピーなど、きのこは栽培品が主流で1年を通して売られていますが、きのこの旬は秋です。

きのこはどんな食材とも相性がいい上、秋に旬を迎える鮭などの食材や、新米にもとても良く合うすぐれもの食材です。

きのこが低カロリーなのはよく知られていますが、それに加えて、ビタミンなどの栄養素がたっぷり。

きのこにはビタミンB群・ビタミンDなどのビタミン類や、カリウムなどのミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています

ビタミンB群

ビタミンB1は、糖質を分解して、エネルギーに変える働きがあるので、疲労回復に効果があります。

ビタミンB2は、脂質の代謝や細胞の再生に必須のビタミンです。

ビタミンB2は脂質を分解して、エネルギーに変えてくれるので、ダイエットに効果的。

また、健康な肌を作る働きもあります。

ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムの吸収を高めて骨や歯を強くするビタミンです。

効果としては、筋肉増強、カルシウムの吸収サポート、肥満予防、ガン予防、骨粗しょう症の予防が期待できます。

健康な身体づくりに欠かせない成分ですね。

ビタミンDは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収率が高まります。

フライパンで簡単に作れる「きのこ炒め」などはうってつけの調理法です。

ビタミンDが多く含まれているきのこは、舞茸やしめじです。

ミネラル

ミネラルは、骨や体をつくり、体の調子を整えるのに必須の栄養素です。

きのこ類は多種類のミネラルを含んでいて、中でも特にカリウムが豊富です。

ちなみに、エリンギはミネラルの割合で見ると77%がカリウムです。

カリウムは高血圧や無気力症、心不全などを防ぐ働きが期待できます。

ミネラルはヒトの体内では作ることができないので、積極的に摂りたいところ。

最近の研究では、ミネラルが感情をコントロールしたり、疲労回復などにも役立つ成分だということがわかってきました。

食物繊維

きのこは種類にかかわらず、どのきのこも食物繊維が豊富です。

食物繊維には、コレステロールを下げ、動脈硬化、高血圧、大腸がん、便秘を予防する効果があります。

きのこの食物繊維は、水溶性のものより不溶性食物繊維が豊富なので、便通の改善と体内の有害物質を絡め取って、体外に排出する効果が期待できます。

食物繊維は幅広い世代で不足している栄養素なので、積極的な摂取を心がけたいですね。

βグルカン(ベータ‐グルカン)

きのこ類の多糖類のことをβグルカンといいます。

βグルカンは免疫の活性力を高め、ウィルスに対する抵抗力を示したり、抗腫瘍効果(こうしゅようこうか)も期待できます。

βグルカンには腸をきれいにする効果があり、大腸がんの予防が期待できます。

きのこ類の中でも、舞茸にはβグルカンが多く含まれています。

グアニル酸

グアニル酸はきのこ類に含まれる旨味成分です。

グアニル酸は血小板が凝集するのを防ぎ、血中のコレステロール値を下げる効能があります。

そのため、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防が期待できます。

グアニル酸は、昆布などのグルタミン酸と混ざることで、さらに旨味が強くなります。

鍋物などで一緒にとると、よりおいしく感じることができますね。

エリタデニン

シイタケに含まれるエリタデニンという特有成分があります。

エリタデニンは血中コレステロール値を下げ、血流をスムーズにして血圧を低下させる効果が期待できます。

きのこの旬が秋なのはなぜ?

きのこは「キノコ」と表記されたりもしますが、元は、

木の子

です。

木の根っこに生えることから、「木の子」と言われていたんですね。

種から成長する野菜と違って、きのこは菌類に分類され、胞子によって繁殖します。

菌類は、いわばカビに近い存在です。

きのこの種類によっては様々な生育条件がありますが、前年の秋にこぼれ落ちた胞子が春から秋にかけて「菌床」を形成してゆきます。

この菌床が発達すると「子実体」という胞子をばら撒く組織ができます。

この子実体が、いわゆる「きのこ」です。

その時期がちょうど秋になる種類が多く、食べることができるきのこの種類のほとんどが、この時期に当たります。

実際は、きのこができるかどうかは、それ以前の生育環境や気象条件が大きく影響してきますが、そのきのこに合った温度や湿度が合っていれば、菌床が発達しきのこも豊作になります。

穀物や野菜などの実りの秋のサイクルと同じですね。

秋に実を結び種を落とし、春には芽吹き、成長して養分を蓄え、秋にはまた実を結ぶ、という自然のサイクルが、きのこにとっても好都合というわけです。

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秋冬に旬を迎えるきのこの種類は?

秋の味覚として親しまれているきのこは、1年中安定して買うことができますが、天然のきのこは、9月~11月頃に旬を迎えるものが多くなります

野菜など、その他の多くの食べ物と同じようにきのこの世界でも秋は実りの季節であり、最も多くのきのこが発生する季節です。

秋のきのこ狩りを楽しみにしている人も多いですよね。

10月頃から収穫量がピークを迎える、身近な秋冬のきのこには以下のようなものがあります。
 

松茸
松茸
 

エリンギ
エリンギ
 

しいたけ
しいたけ
 

しめじ
しめじ
 

舞茸
舞茸
 

マッシュルーム
マッシュルーム
 

高級きのこの松茸は、さすがに何度も手を伸ばす機会はないかもですが、松茸以外は、普段使いでも馴染みのあるきのこばかりですね。

秋の味覚として知られているきのこの中でも、なんといっても代表格は松茸です。

最近は輸入品のまつたけも出回っていますが、それでもお値段はなかなかのもの。

松茸の独特の香りには、マツタケオールとメチルシンナメート(桂皮酸メチル)という成分が含まれます。

この2つの香り成分には、食欲を増進する効果があり、さらに消化酵素の分泌を促す効能もあります。

芳醇な香りを楽しむのが松茸の醍醐味ですが、海外ではこの香りを「臭い」と感じるらしく、あまり食べる習慣はないのだとか。

松茸の香りを好むのは、日本人ならではの感覚のようです。

秋の味覚きのこの栄養パワー!効果効能と秋冬に旬を迎える理由 まとめ

きのこには、ビタミンB群・ビタミンDなどのビタミン類や、カリウムなどのミネラル、食物繊維、多糖類のβグルカン、グアニル酸などが豊富に含まれています。

きのこは、胞子によって繁殖します。

前年の秋にこぼれ落ちた胞子が春から秋にかけて「菌床」を形成して、きのこができるのですが、その時期がちょうど秋になる種類が多いので、きのこの旬が秋となります。

秋冬に旬を迎えるきのこには松茸、エリンギ、しいたけ、しめじ、舞茸、マッシュルームなどがあります。

食欲の秋、いろんな料理に栄養たっぷりのきのこを取り入れて、健康的な食卓で秋を楽しんでみてくださいね。

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