今すぐ髪の静電気をなんとかしたい、収めたい!
外出先でも髪の毛の静電気にソッコー対処できる裏技とは?
その疑問、解消します!
髪に溜まる静電気の正体、
静電気から髪を守る意外なアイテム、
身近なもので出来る静電気対策も含めて、
わかりやすくお伝えします。
冬に起きる髪の静電気の対処法とは?
髪の静電気、やっかいですよね。
冬の季節は本当に困ります。
特に、出先や外出中にブワーッと逆毛が立つように髪の毛が持ち上がったり、
顔にまとわりついてくると最悪。
冬の髪の毛に起きる静電気問題は、原因を踏まえて普段のお手入れからお伝えするのがベターなんですが、
「今、困っている! 今、なんとかしたい!!」
という緊急ケースでこのページを読んでいるかもなので、
外出先でも速攻で今すぐできる髪の静電気の対処法を伝えしますね。
1. 髪の毛を水で濡らす
2. 髪の毛にハンドクリームをつける
3. 髪の毛にリップクリームをつける
4. 壁や地面を素手で触る
5. 髪の毛を握る
6. 髪の毛と衣類を接触させない
7. 髪の毛を束ねる
8. 洗い流さないトリートメントをつける
上記の8つの解消法はいずれも応急処置です。
根本から直すわけではないので持続性はありませんが、
今、髪の静電気をなんとかすることはできるので、
ぜひ試してみてください。
今すぐ髪の静電気を解消するには?
髪はその性質から、冬場のように乾燥した環境で擦れ合うと、表面が帯電します。
髪の毛の表面に帯電した電荷は、そのまま動かない状態になります。
これが髪に溜まる静電気の正体です。
帯電した髪の毛は、1本1本がお互いに反発して離れようとして立ち上がったり、
広がったりしたまま、まとまらなくなってしまうのです。
これを解決するには、毛髪の表面をなめらかにして、絡まりにくくすること。
そうすると、髪の毛と髪の毛の摩擦が起きにくく、静電気がおさまるようになります。
この静電気の正体を踏まえて、静電気が起きてしまった髪を解消する8つの対処法をひとつずつお伝えしていきますね。
意外なアイテムを使う裏技もご紹介します。
1. 髪の毛を水で濡らす
静電気の解消法として、一番手っ取り早い方法が髪の毛を水で濡らすことです。
静電気は水があると発生しません。
スプレーの霧吹き容器があればベストですが、外出先ならそうもいってられませんね。
両手の手のひらを水で濡らし、指先や手のひらを使って、気になる静電気の部分を丁寧におさえていきます。
この水で静電気をおさめるやり方は、ウイッグで有名なフォンティーヌ(アデランス)に勤める友人から聞いた即効解消法です。
なので、かつらにも使えます。
水で濡らすとあっという間に落ち着きますが、
難点はウエーブの場合はシルエットが崩れてしまうことと、
割と早めに静電気が復活してしまうことがあること。
それでも、わたしの経験上、とても有効な方法のひとつです。
ヘアケア用品などない出先でも、トイレさえあればできるのでおすすめです。
2. 髪の毛にハンドクリームをつける
冬場の乾燥する時期は、ハンドクリームを持ち歩いていることもあるのでは。
保湿効果のあるハンドクリームを静電気が起きている髪の毛につけると、毛髪の表面をなめらかにするので、摩擦が起きにくくなり、静電気がおさまるようになります。
ここで大事なポイントは、最初に手を保湿してから髪の毛を保湿すること。
『手が乾燥している = 髪の毛も乾燥している』
ということなので、乾燥した手で髪の毛に触れてしまうと、余計パチパチすることがあります。
まずは、ハンドクリームで手を保湿してくださいね。
髪の毛にハンドクリームを塗るときはちょっとしたコツがあります。
ハンドクリームは手のひらと指の内側で温めるようにこすり合わせます。
そうしてから、手のひらで、やさしく髪の表面を押さえ、特に気になるところは指先ですくようにします。
もちろん、水より持続性は高いですし、
ハンドクリーム自体に保湿効果があるので、一度つけると長持ちします。
3. 髪の毛にリップクリームをつける
出先にハンドクリームは持ち歩いていなくても、リップクリームなら持っている人は多いと思います。
意外に思うかもですが、リップクリームも有効です。
身近なアイテムを使うちょっとした裏技です。
リップクリームは無色がベストですが、色付きでも淡い色であれば、つけてしまうと目立ちません。
リップクリームを爪の先で削るなどして、適量を手のひらにのせます。
あとは、前述のハンドクリームと同じ要領で、手のひらや指の内側全体に広げて、髪につけます。
ボディクリーム、ハンドクリーム、リップクリーム、とからだをケアするのには部位ごとに様々なクリームがありますが、基本の作りはみな、同じです。
違いはテクスチャーだったり、ウォータープルーフだったり、ベースの問題であって、保湿といった美容にかかわる成分はちゃんと配合されています。
4. 壁や地面を素手で触る
静電気が起きるのは体から放電できないことが原因です。
身近に木製のドアやテーブル、デスクなどはありませんか?
もしくは土が見える庭や植木は?
そうじゃなくても、金属以外のものならなんでもOK。
100%コットン製の布でも大丈夫です。
壁や地面、コットンなどに素手で触れて、髪に溜まった静電気を放電してしまいましょう。
バチッとするのが怖いなら、手のひらで触れるといいですよ。
水やハンドクリーム、リップクリームを使うときのように髪の毛がおさまるわけではありませんが、静電気が逃げていくので、多少落ち着きます。
5. 髪の毛を握る
水やハンドクリーム、リップクリームもない、
素手で触れる金属以外のものもない(どんな状況じゃ)、
といったときは髪の毛を手でつかんでぎゅっと握ります。
素手で髪の毛を握ることで多少の放電ができるのですが、
手が乾燥していたり、髪の静電気がひどい場合は、効果は薄くなります。
6. 髪の毛と衣類を接触させない
ポリエステル、ナイロン、ウールのように静電気が帯びやすい服を着て髪の毛を下ろしていると帯電してしまいます。
木綿や麻、シルク、皮といった静電気が起きにくい素材の服ではない場合は、束ねて衣服につかないようにしましょう。
マフラーやスカーフと髪の毛が擦れて帯電していることもあります。
思いあたる場合は外してみると、髪の毛が落ち着くこともあります。
7. 髪の毛を束ねる
髪の毛が広がったり、顔にまとわりつくときの現実的な解決策は髪の毛を束ねることです。
これはロングには有効ですが、ショートではできないのが難点です。
8. 洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)を使用する
外出先でコンビニやドラッグストアがあれば、洗い流さないトリートメントを購入して、髪に潤いを与えちゃいます。
出費は痛いですが、髪の静電気を防ぐためにできる即効性のある方法です。
洗い流さないトリートメントは、静電気の原因となる乾燥を防ぐので長時間の効果が期待できます。
髪の静電気が気になる冬の時期は、普段から洗い流さないトリートメントをバッグに入れていおくと安心ですし、重宝しますよ。
こちらは、乾いた状態の髪にも使える天然植物オイルを使ったヒートプロテクトオイルです。
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今すぐできる冬に起きる髪の静電気の対処法!外出先で解消8つの裏技 まとめ
静電気が起きてしまった髪を解消する8つの対処法は以下のとおり。
1. 髪の毛を水で濡らす
2. 髪の毛にハンドクリームをつける
3. 髪の毛にリップクリームをつける
4. 壁や地面を素手で触る
5. 髪の毛を握る
6. 髪の毛と衣類を接触させない
7. 髪の毛を束ねる
8. 洗い流さないトリートメント
今回は応急処置の方法をお伝えしましたが、
乾燥しがちな冬は、きちんと対策をすることで髪の静電気を防ぐことができます。
髪の静電気に悩まされるということは、髪の毛がダメージを受けている可能性が高いということ。
日頃から髪の保湿と放電に気をつけて、静電気&ダメージから大切な髪を守ってくださいね。