グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの違いは?栄養や旬も違う?

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの違いは?栄養や旬も違う?

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの違いは?

栄養や効能、効果も異なる?

旬の時期はいつ?

その疑問、解消します!

味や食感、見た目の違い、

それぞれの栽培方法、

注目すべき栄養素、

アスパラガスが健康に良い理由も含めて、

わかりやすくお伝えします。

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グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの違いは?

店先に並ぶ野菜の中でも、

スラッとした姿が目を引くアスパラガス

おいしいですよね~^^

アスパラガスはカタカナ名前のせいか、

わりと新しめの野菜のイメージがありますが、

日本に入って来たのは江戸時代と言われています。

最初は観賞用で栽培されていたものが、

明治の頃から食用として栽培されるようになり、

昭和の頃には食卓でもおなじみの野菜となりました。

アスパラガスはキジカクシ科クサスギカズラ属の多年草で、

茎の部分を食べる野菜です。

アスパラガスには『グリーンアスパラガス』と

ホワイトアスパラガス』があります。

最近はスーパーに行くと、

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの、

両方が並んでいることもありますね。

グリーンアスパラガスはその名の通り緑色、

一方のホワイトアスパラガスは白っぽい乳白色をしています。

ホワイトアスパラガスはグリーンアスパラガスよりも茎が太く、

アスパラガス独特の「はかま」と呼ばれる葉が少なく、

先端も丸みを帯びています。

アスパラガスの「はかま」とは、

茎の部分に小さくついている、

三角形の葉のようなもののことです。

このように色以外にも、

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスでは

見た目にも違いがありますが、

食感も味も違います。

グリーンアスパラガスはシャキシャキとした食感、

ホワイトアスパラガスはグリーンアスパラガスよりも甘みが強く、

ジューシーで柔らかい食感が魅力です。

実はこの両者のアスパラガスは同じ品種なのです。

ちょっと意外ですよね。

アスパラガスは多年生草本植物で、

露地栽培やハウス栽培されています。

アスパラガスの発芽後、

そのまま日に当てて育成するのがグリーンアスパラガス

盛り土などをして栽培するのがホワイトアスパラガスです。

グリーンアスパラガスが緑色をしているのは、

生育時に太陽の光を浴びて育つので

光合成で葉緑素が生成されるからです。

一方のホワイトアスパラガスは、

アスパラガスが発芽したのちに、

周りに土や遮光フィルムをかぶせ、

光を遮断して栽培しています。

太陽光を浴びずに育つため、

葉緑素が作られずに白い色になるわけです。

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの栄養を比較すると?

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの栄養価を比較すると、

圧倒的にグリーンアスパラガスの方に軍配が上がります。

ホワイトアスパラガスは日光に当たらないため、

栄養価は低く、

ビタミンCが少し含まれている程度で、

ビタミンB群はグリーンアスパラガスの半分程となっています。

アスパラギン酸とは?

栄養価の高いグリーンアスパラガスの栄養成分として

最も注目したいのが『アスパラギン酸』です。

『アスパラギン酸』は、

体の中でエネルギー源を作るのに役立つアミノ酸のひとつです。

『アスパラギン酸』は、

1806年にアスパラガスの汁から発見され、

その『アスパラギン酸』という名前も

アスパラガスが由来になっています。

『アスパラギン酸』は新陳代謝を促し、

わたしたちの身体に必要なたんぱく質の合成を高める働きをし、

疲労回復滋養強壮に役立ちます。

『アスパラギン酸』はカリウムやマグネシウム、

カルシウムなどのミネラルと結びついて、

体内にミネラルを効率良く運ぶ働きをします。

エネルギーの代謝を高めてくれるミネラルは、

疲労回復や活力アップに効くと言われますが、

『アスパラギン酸』の作用でより吸収されやすくなり、

身体の中の必要な組織に、

スムーズに運ばれるようになると考えられています。

また、

カリウム・マグネシウム・カルシウムなどのミネラルは、

筋肉運動に必要なエネルギーが

順調に作られるようにする働きをします。

そのため、スポーツ選手などは、

アスパラギン酸塩(『アスパラギン酸』と無機質が結びついたもの)を摂取するよういわれています。

このような効果を期待して、

『アスパラギン酸』は「疲労回復の栄養素」として、

スタミナ強化をうたったドリンク剤に

よく配合されるようになっています。

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グリーンアスパラガスのルチン

『アスパラギン酸』に続いて、

グリーンアスパラガスの栄養で見逃せないのが『ルチン』です。

『ルチン』は蕎麦に含まれていることで有名ですね。

『ルチン』は血管を丈夫にし、

血流の改善や、

毛細血管を強くする働きがあると言われています。

そのため、

高血圧や動脈硬化の予防に効果があるとされており、

利尿効果もあると言われています。

『ルチン』はビタミンCと同時に摂取すると、

毛細血管の強化作用がいっそう強められる性質があります。

グリーンアスパラガスにはビタミンCが含まれているので、

とても効率が良いですね。

『ルチン』はアスパラガスの穂先に含まれています。

グリーンアスパラガスのビタミン

日光を浴びて育っているグリーンアスパラガスは、

β-カロテンやビタミンA、ビタミンB1、B2、C、Eなどもたくさん含んでいます。

アスパラガスに含まれるビタミンB群のひとつである葉酸は、

タンパク質とDNAの合成に働き、

細胞の分裂や発育を促すほか、

赤血球を作る役割を持っています。

葉酸は貧血予防には不可欠な栄養素です。

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの旬はいつ?

スーパーなどで一年中手に入るアスパラガスですが、

主な収穫期は春から初夏、

夏から秋にかけての2回あり、

春に芽吹いた若茎を「春採り」と呼びます。

今はいろいろな栽培方法があり、

冬でも少量出荷されていますが、

アスパラガスが最もおいしい時期は

グリーンもホワイトも

露地栽培で春から初夏にかけての採れたてのものです。

アスパラガスは九州から北海道まで

全国で収穫されていますが、

全ての地域で同じ時期に旬を迎える訳ではありません。

春から初夏のアスパラガスの旬の時期は

桜前線を追いかけるように

3月ごろから徐々に北上し、

5月下旬~6月中旬頃に北海道で旬を迎えます。

ホワイトアスパラガスの旬はいつ?

通年収穫できるグリーンアスパラガスと違い、

ホワイトアスパラガスは作るのに手間がかかるので、

あまり生産量が多くありません。

ホワイトアスパラガスは美しい色を保つため、

土を盛ったり遮光フィルムをかぶせたりして、

日光が当たらないように大切に栽培されます。

そして春直前から春、

4月中旬~5月下旬に収穫されます。

傷みやすいため価格も高くなっていますが、

年に一度の季節限定、

春を感じさせる貴重な食材です。

栄養価でいえば

グリーンアスパラガスに遥かに及びませんが、

旬のホワイトアスパラガスのおいしさは格別です。

口に入れたとたん拡がる、

ホワイトアスパラガス独特の優しい香り、

ほのかな苦味とふくよかな甘味の絶妙なバランス、

柔らかでしたたるようなジューシーな味わいは、

旬の時期のホワイトアスパラガスならではのものです。

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの違いは?栄養や旬も違う? まとめ

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの違いは、

色や見た目、

味や食感の他、

栽培の仕方にもあります。

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスは同じ品種ですが、

発芽後の栽培方法が異なります。

  • グリーンアスパラガス……アスパラガスをそのまま日に当てて育てた野菜
  • ホワイトアスパラガス……発芽後に盛り土などで遮光して育てた野菜

グリーンアスパラガスには『アスパラギン酸』をはじめ、

とてもたくさんの栄養が含まれています。

ホワイトアスパラガスは日光に当たらないため、

栄養価は低いのですが、

ホワイトアスパラガスならではのおいしさがあります。

1年を通して手に入るアスパラガスですが、

最もおいしい時期は

グリーンもホワイトも

露地栽培で春から初夏にかけての採れたてのものです。

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガス、

それぞれの特徴と違いを知ると、

より身近な野菜に感じられますね。

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