夏になると怪談をするのはなぜ?その理由と由来 海外の事情もご紹介!

夏になると怪談をするのはなぜ?その理由と由来 海外の事情もご紹介!

夏になると怪談をするのはなぜ?

怪談が夏の風物詩となった由来は?

怖い話で背筋が寒くなる理由は?

その疑問、解消します!

ホラーものは海外でも夏なのか、

涼しさを感じるからだの仕組み、

「夏は怪談」となった2つの由来も含めて、

わかりやすくお伝えします。

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夏の風物詩 怪談は海外も?

真夏の盛り、友人たちに誘われ
怪談のトークライブに行って、
激しく後悔した思い出があります。

ライブ終了後は食事に流れ
みんなでワイワイ飲みながら

「予想してたより全然怖くなかったー」

なんて話してたんですが、
家に帰ってひとりになると
だんだん怖くなってきて
自分が出してる足音にもビビる始末。

怪談って、あとからジワるんですよね。

学生のときもサークルの合宿で

「夏だし怖い話でもしようよ」

と誰かが言い出し、

その場では笑い飛ばした怪談話が
なぜか脳内再生されて
忘れられなくなってしまったことがあります^^;

夏になるとテレビで心霊特集があったり
ホラー映画が上映されたりと
怪談は日本の夏の風物詩です。

ですが、怪談が夏の風物詩なのは日本だけ

以前テレビで来日中の海外の人に
街頭インタビューをしていたんですが、

海外ではホラー映画などは
季節にかかわらず一年を通して
鑑賞していると。
ホラー物が夏の定番なのは日本限定なんですね。

イギリスやアメリカなどでは、
ケルト人(アイルランド)の死者の祭りが
晩秋のハロウィンなので、
その頃になるとおばけの話がよくされます。

日本でのハロウィンはコスプレ化して
イベントや仮装行列などで賑わってますが、
本来ハロウィンは怖い日なんですよ。

◇ ハロウィンの由来についてはこちら。
そもそもハロウィンとはどんな起源なのか仮装する由来も簡単に教えて

 
欧米ではホラー映画が公開されるのも
ハロウィンのシーズンが多いようです。

イタリアに住んでいた友人も
ホラーといえば夏ではなく、
どっちかというと夜が長くなってから、
という印象があると言ってました。

なぜ日本では、夏に怪談話をするのでしょう。

夏に怪談をするのはなぜ?

数年前、ネット上にあがっていた、
『#夏だしフォロワーさんの怖い話教えてください』
というハッシュタグを見ながら

夏に怪談話をするのはなぜだと思う?

という質問を職場でしたところ、
ほとんどの回答が

怖い話を聞くとゾッとして寒くなるから」

でした。

確かに恐怖を感じると寒さを感じます

これは自律神経が関係していて、
『怖い』ということが起こると、
交感神経が反応して、その瞬間、
一番大事な心臓に血液が集まるからです。

からだの中の血液は一定量ですから、
心臓に血液が集まるということは
からだの先の方の血液が
減少しているということ。

心臓を守るために血液が集まるので、
その結果、末端の血管が収縮して
体温が低下するという仕組みです。

他にも、怖さで感じるストレスも
体温低下には関係していたりしますが、

日本の夏に怪談がはやる理由は、
夏の歌舞伎とお盆に由来があります。

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夏に怪談をする由来:夏の歌舞伎

怪談話が夏の定番になった由来には
江戸の芝居文化が深く関わってます。

当時は今のようにテレビも映画もない時代。
娯楽のない時代、庶民にとって芝居は
貴重な娯楽でした。

江戸で『芝居』といえば、
歌舞伎の事を指しています。

江戸で一番の娯楽といわれていたのが
この「歌舞伎」です。

今でこそ歌舞伎は、
日本の古典芸能と言われ、
ちょっと堅苦しい感じがしますが、
江戸時代には庶民の娯楽、芸能だったのです。

歌舞伎を上演する芝居小屋は、
いつもにぎわっていました。

ですが、空調設備のない時代のこと、
暑い時期は客入りが悪かったと言います。

まばらな客の前では
演じる方も張り合いがありません。

主役クラスの役者は休みをとったり、
地方巡業に出かけるなどして、
不在になるところ、

普段は日の目をみない若手の役者たちが
なんとかお客さんに喜んでもらおうと、
いつもとは違う芝居を思いついたのが
幽霊が登場する怪談物でした。

涼み芝居」と称して、

上演中の舞台に水が張ってある本水や
早変わり、幽霊の宙づりなど、
舞台の上に大がかりな仕掛けを
施した怪談歌舞伎は、
たちまち人気の演目になりました、

前述のように、
人間は恐怖を感じると寒さを感じます。

観ている方は外の暑さを忘れ、
ひとときの涼を味わえるというわけです。

江戸の三大怪談といわれる
「牡丹燈籠」
「四谷怪談」
「番長皿屋敷」
も大流行しました。

こうして、夏の怪談が庶民に広まり、
現代まで続いているのです。

夏に怪談をする由来:お盆

お盆といえば、お正月と並び
日本人には欠かすことの出来ない節目の行事です。

お盆は亡くなった人の魂が
「あの世」から戻ってくると言われています。

先祖や故人の霊が戻ってくるこの時期、
亡くなった人たちを思い出すような
不思議な出来事があったりすると
怪談として語られることもありました。

「あの世」を近く感じる時期だけに、
この世のものとは思えない現象なども
受入れやすかったのかもしれませんね。

夏になると怪談をするのはなぜ?その理由と由来 海外の事情もご紹介! まとめ

怪談が夏の風物詩なのは
日本のオリジナルで、

海外ではホラー映画などは
季節にかかわらずです。

イギリスやアメリカなどでは、
ハロウィンのシーズンになると
ホラー映画が公開されたり
おばけの話がよくされます。

なぜ夏に怪談話をするのかというと、
江戸時代の歌舞伎と
日本のお盆の風習が由来になっています。

怖い体験をしたり
怖い話を聞くと寒さを感じるのは
自律神経が関係していますが、

以前ある大学で行われた実験では
数人のグループを2つ作って
怪談話を聞かせるグループと
怪談話を聞かせないグループで
メンバーの体温を測定したところ、

怪談話を聞かせたグループは
そうでないグループより
平均体感温度が4℃以上下がったとか。

4℃はちょっと下がりすぎ(笑)
かとも思いますが、
怖い話で背筋が寒くなるのには
ちゃんと理由があるので、

夏に怪談話を行うというのは
理に適っているということでもありますね。

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