かかとのガサガサやひび割れの治し方!かかと荒れを治すには削っちゃダメ?

かかとのガサガサやひび割れの治し方を教えて!

かかと荒れが起きる理由は?

治すにはどうすればいいの?

その疑問、解消します!

かかとケアの重要ポイント、

余分な角質を除去する方法と目安、

かかとの負担を減らす靴選びも含めて、

わかりやすくお伝えします。

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かかとのガサガサやひび割れが起こる理由とは?

かかとガサガサひび割れ、辛いですよね。

見た目が気になるのはもちろん、かかとにストッキングが引っかかって伝線したり、ひび割れになると、履いているスリッパにまで引っかかり、痛い思いをすることもあります。

かかとは目につきにくい場所だけに、ついケアを怠りがちなところ。

ですが、ガサガサやひび割れをそのままにしておくと、ますますひどくなって、ある時、パックリ割れが生じて出血することもあります

そうなると、痛みで歩けなくなることもあるので、かかと荒れは見て見ぬ振りはできません。

そもそも、なぜかかとはガサガサになってひび割れを起こしてしまうのでしょうか。

かかとがガサガサしてひび割れになる理由は?

子どもの頃はツルツルしたきれいな足の裏だったはずなのに、いつの間にか角質が硬くなってごわついてしまったかかと。

どうして、こんなふうになるのか気になりますよね。

実は、かかとがガサガサしたりひび割れになるのには、ちゃんと理由があります。

■ 足の裏に皮脂腺がないこと

足の裏には「皮脂腺」がありません。

「皮脂腺」というのは、肌を保湿し保護する役割をする『皮脂』を分泌するところです。

皮脂は肌を乾燥から守ってくれるのですが、足の裏にはその油分がないので、足の裏自体がもともと乾燥しやすい部位なのです。

ちなみに、足の裏がべたついたり、靴をはいていてムレるのは『汗』が原因です。

■ かかとの角質の層が厚いこと

足の裏には全体重の圧が掛かるので、その衝撃に耐えられるように、体は肌に角質を作ります。

防御機能として、もともとかかとの角質の層は厚くなっているんですね。

角質には肌を守る役割がありますが、生活の中で刺激を受けることによって、硬く厚くなってしまうこともあります

女性の場合、ヒールが高い靴を履くことが多いので、それが刺激となってかかとが圧迫されてしまい、ガサガサとしたかかとが出来やすい傾向にあります。

サイズが合わない靴を履くことによる摩擦も大きな刺激となります。

また、かかとは顔や体の皮膚に比べると、肌のターンオーバー(生まれ変わり)のサイクルが遅いので、古い角質がたまりがちな場所でもあります。

顔の皮膚のターンオーバーは通常28日サイクルと言われていますが、足のターンオーバーにはおよそ120日もかかるといいます。

新陳代謝が遅いということは、それだけ古い角質もたまりがち。

特に冬は、乾燥が加わるので、角質の層がさらに厚くなります。

◇ かかとが荒れる原因について詳しくはこちら。
冬に多いかかとのガサガサやひび割れの4つの原因とは?

かかとのガサガサやひび割れを治すには?

 
かかとのガサガサやひび割れはなかなか頑固です。 
 
ガサガサになったかかとを、やすりなどで削っている人もいますが、それはNG。

かかとをむやみに削ると、角質の下の皮膚組織まで傷つけてしまう可能性があるので、段階が必要です。

上述したように、かかとのガサガサやひび割れを引き起こす理由は、かかとに油分(皮脂)がなくて乾燥していることと、かかとの角質が厚いことです。

つまり、かかとのケアには、第一に『保湿』が重要なんですね。

ツルツルかかとにするひとつめのポイントは

クリームなどでしっかりと保湿を行う

ということです。

かかとに充分な保湿を施してから、次に、余分な角質を除去する角質のケアをします。

かかとのガサガサやひび割れを治すには、


1. かかとの保湿をする

2. 余分な角質を除去する

という段階を踏んだ2ステップが効果的です。

かかとのガサガサやひび割れの治し方

かかとをツルツルにするためには、状態に合わせたケアが大切です。

前述のかかとの荒れを治す2ステップに加えて、かかとへの刺激を少なくする靴選びを具体的にご紹介しますね。

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まずはかかとの保湿をする!

かかとのガサガサやひび割れは乾燥状態です。

乾燥には、とにかく保湿

ゴシゴシ洗いは非効率です。

まずはかかとを保湿するために、クリームや乳液などの保湿剤を使います。

クリームなどでしっかりと保湿を行うことで、肌が乾燥しないようにすることがポイント

外出前やお風呂上がりに塗ったり、

靴下やストッキングをはく前に塗ったり、

寝る前にもクリームを塗ってから就寝するなど、

日常的にこまめなケアが大切です。

かかとにクリームを塗るときは、塗りながらマッサージをするとさらに効果的です。

また、保湿した後にラップを巻いて15分ほどパックをするのも、より効果が期待できます。

使用するクリームは、ドラッグストアに行くとかかと専用のものもありますし、手軽に購入できるニベアやワセリンもおすすめです。

こちらは製薬会社の薬用フットオイルです。

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保湿用のクリームは成分を見ると特徴がわかります。

クリームにビタミンEを配合しているタイプは血行を良くして、肌の代謝を促すのに効果的です。

カチカチかかとが気になるときは、角質を柔らかくし皮膚を滑らかにする尿素配合のクリームが有効です。

尿素配合のクリームを使い続けることで、かかとが徐々に柔らかくなります。

ただ、尿素配合のタイプは、出血があるような重症のひび割れにはしみることがあるので注意してくださいね。

余分な角質を除去する

毎日クリームなどで充分な保湿を行いながら、たまった古い角質をとっていきます。

角質を除去するには、


(1)軽石やヤスリで削る

(2)スクラブで磨く

(3)専用の薬剤で除去する

の3つの方法があります。

ですが、いずれもやり方を間違えると、角質を厚くしたり肌トラブルにもなりかねません。

おすすめは、(1)の軽石ややすりで余分な角質を除去する角質ケアです。

目視で確認しながら行えますので、3つの中では一番安全です。

とはいっても、軽石やヤスリも削りすぎると刺激となって、かえって後から角質が厚くなるおそれもあります。

軽石やヤスリを使って古い角質を除去するには、10日に1度程度を目安にするのがおすすめです。

頻繁に角質を削ると、肌のターンオーバーが早まってしまい、水分保持のバランスが崩れるので、適切な頻度で行ってくださいね。

摩擦の少ない靴を履く

暮らしの中の刺激によるかかとの負担を少しでも減らすためには、靴選びにも注意が必要です。

前述のように、サイズが合わない靴を履くことによる摩擦も大きな刺激となります。

靴ずれが起きて、足に靴があたっているところは摩擦が起きて、角質が厚くなりがちです。

サイズや形の合っていない靴や、素材が硬い靴を履くと、衝撃や摩擦が起きて足の角質層が厚くなる原因になります。

足に合った靴をはくのはもちろんですが、できるだけ、足がリラックスできるような、足にとって優しい靴を履くのも回復を早めます。

靴は柔らかい素材で、足の親指が動かせて、足の甲にフイットするものがおすすめです。

かかとのガサガサやひび割れの治し方!かかと荒れを治すには削っちゃダメ? まとめ

かかとの荒れには、なんといっても保湿対策がポイントです。

かかとがガサガサしたりひび割れになるのには理由があります。

  • 足の裏に皮脂腺がないこと
  • かかとの角質の層が厚いこと

もともとかかとは角質の層が厚い上、皮脂腺がないので乾燥した環境です。

そこに外部から刺激が加わると、余分な角質が増えてしまい、ガサガサやひび割れが生じてしまうのです。

なので、かかとの荒れを治すには、まずは保湿をすることが重要なポイントです。

治し方としては、日々こまめにしっかりした保湿をかかとにしながら、10日に1度くらいのペースで余分な角質をとること。

また、余計な刺激で角質を増やさないためにも、日頃から足に合った靴をはくようにします。

保湿を続けても改善しないときは、早めに皮膚科を受診しましょう。

かかとのガサガサやひび割れの原因が、水虫などの雑菌の可能性もありますし、

悪化して出血するようになると痛くて歩けなくなるので、日常生活に支障をきたしてしまいます。

こまめにしっかり保湿して、場合によっては皮膚科の受診も含めて、かかと荒れの対策をしてくださいね。

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