炊飯器はいらない?断捨離してわかったメリットとデメリット!

炊飯器はいらない?断捨離してわかったメリットとデメリット!

我が家には炊飯器がありません。

炊飯器の断捨離から16年、

わたしが体験した炊飯器なし生活のメリット&デメリットをお伝えします。

ご飯を炊くのは鍋・圧力鍋・フライパン・レンジなど。

炊飯器を手放して便利になったこと、

不便に思えることをまとめてみました。

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炊飯器はいらない?

我が家には炊飯器がありません。

と言うと結構な確率で

「えーっ?ご飯どうやって炊いてるの?」

と驚かれるんですが

ガスの直火で炊いたり、時には電子レンジを使ったり。

どちらの方法も炊飯器で炊くのと変わりなく、いやむしろおいしく仕上がります

オール電化じゃないので、

「もし停電になってもご飯が炊ける」

と思うとそれだけでも心強い。

炊飯器を断捨離してから15年ほど経ちます。

そのあいだ、炊飯器がなくて困ったことは一度もありません。

なので、ご飯が欠かせない普段の暮らしにも、炊飯器はいらないとハッキリ断言できますよ^^

なぜ炊飯器を断捨離したの?

うちには炊飯器がないと言うと

「なぜ炊飯器を使わないの?」

とよく聞かれます。

1番の理由はスペースです。

うちのキッチンは狭いんです。

わたしはミニマリストじゃないんですが、

常々、台所における炊飯器のスペースが気になってまして。

炊飯器って、『炊飯器置き場』みたいなスペースが必要ですよね?

あー、この炊飯器さえ無かったらアレが置ける、コレが置ける、、、

何よりスッキリするのに!

といつも思っていました。

2番めの理由は炊飯器の役割です。

当たり前ですが、炊飯器ってご飯を炊くということしかしてくれない家電製品です。

よく、炊飯器で煮込み料理やスイーツを作るレシピがありますよね。

あれ、試したらわかりますけど、炊飯器で料理を作ったあとは、相当きれいに洗っておかないとダメ

料理のニオイがご飯に移っちゃうんですよ。

なので、ご飯をおいしく炊きたいなら他の料理を作ることはしなくなりました。

ご飯を3度3度炊くわけじゃない今の暮らしに、ご飯しか炊く用途のない炊飯器って必要ないんじゃないかなー

次第にそう思うようになっていきました。

炊飯器がないメリットは?

「炊飯器なくてもいいな」

ある日、思い切って炊飯器の断捨離をしました。

実際、わたしが炊飯器を手放して感じたメリットをご紹介しますね。

台所のスペースが空く

炊飯器がないメリットの1番は、なんといってもその分のスペースが空いたことです。

わたしは炊飯器を使うのをやめたことで、そのスペースに小型のオーブンを置くことができました。

それまでオーブンは電子レンジのオーブン機能を使っていたんです。

でもこれって、料理のときの悩みのタネの一つでした。

料理の際に電子レンジを使うとオーブンが使えない。

オーブンを使うと電子レンジが使えない。

このジレンマがあって、以前から電子レンジとオーブンは別々が便利だなーと思っていたんです。

以前住んでいた家は台所が広く、ガスオーブンを使っていたので、余計不便に感じていたのかもしれません。

で、炊飯器を処分したのを機に小型の専用オーブンを購入しました。

最近は電気オーブンでもなかなか機能が良くてコスパの良いものがあります。

炊飯器を処分したスペースにオーブン。

調理家電の交代です。

使ってみるとやはり専用オーブンは便利。

オーブンレンジに比べると温度差のムラも気にせず、ストレスなく料理ができるようになりました。

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ご飯が早く炊けるので時短になる

ご飯を炊くのに圧力鍋を使えば、お米の浸水時間が不要です。

圧力鍋の種類にもよりますが、一般的な圧力鍋なら圧力がかかってからほんの3分程度で炊飯が完了します。

10分程度の蒸らし時間が必要だとしても、火にかけてから炊き上がるまで30分もあれば十分です。

圧力鍋なら早く炊ける分、ガス代や電気代の節約にもなりますね。

ふつうの鍋を使っても、浸水しておけば蒸らし時間を入れて炊きあがるまで30分とかかりません。

手入れが楽

炊飯器を使うのをやめて、ガスや電子レンジでご飯を炊くようになりました。

そうして気づいたのが炊飯器のお手入れからの解放感

炊飯器の掃除、お手入れってなかなかやっかいなんです。

ふだん炊飯器でご飯を炊いた後は、炊飯器の内蓋、内釜はきれいに洗いますよね。

内蓋を外して、きれいにするところまではいいとして。

内蓋・内釜など見えるところのお手入れはカンタンですが、水蒸気を外に出す通気孔にも汚れはたまります

また、炊飯器の外側も汚れやすいのです。

炊飯器はお米を炊く時に内部が高温になり、非常に湿度の高い状態になります。

お米を炊いている時には、お米のでんぷん質と高温の水蒸気が出ます。

そのため、炊飯中に出たでんぷん質と水蒸気が混ざり合って、炊飯器全体へ付着し汚れへと変化するのです

この汚れは乾くと炊飯器にこびりついてしまいます。

ごはんを炊くたびに汚れが付着するので、放っておくとますます取りづらくなります。

その上、でんぷん質は雑菌が繁殖しやすいという性質を持っています。

これが、イヤなニオイの原因にもなるわけです。

このように汚れが多く付着するのは水蒸気を外に出すためなんですが、お手入れをきちんとしていないと、衛生面に良くないですよね。

その点、鍋や電子レンジでご飯を炊くなら、鍋類はその都度、食器を洗うように普通に洗って乾かせば清潔です。

炊飯器のようにフタの接続部分や隙間などをふき取る必要もありません。

炊飯器をやめてみると、お米を炊いたあとのお手入れがとてもシンプルになりました。

ご飯の入れっぱなしがない

炊飯器の保温モードで、ご飯を入れっぱなしにしちゃうこともなくなりました

あとで冷凍しておこうと思っても、ついうっかりそのままにしておくことがよくあったんです。

鍋でご飯を炊くと、台所でイヤでも目に入りますし、他の料理を作る時に鍋が必要になったりするので、「ついうっかり」がなくなります。

余ったご飯はすぐに冷蔵したり冷凍したりするので、ご飯が傷むのを気にすることもなくなりました。

炊飯器がないデメリットは?

1番のデメリットは予約タイマーが使えないことです。

当たり前ですが(笑)。

炊飯器なら、寝る前に準備しておけば、朝ごはんに炊きたてのごはんが自動的に炊きあがっています。

外出するときも便利ですよね。

ですが、お鍋でお米を炊くのは炊飯器より遥かに短時間で炊けるので、わたしは全然気になりません。

しいていえば、はじめのうちは家人がご飯の炊き方がわからないという問題が。

でも、コレもクリア。

最初はレンジでごはんが炊ける専用の容器を購入して炊き方を教え、

慣れてきた頃で、鍋やフライパンを使ってカンタンに炊ける方法を伝えたところ、楽しんでご飯を炊くようになりました。

圧力鍋はまだハードルが高いようですが、電子レンジを使う方法なら、子どもやお年寄りでも安全&カンタンにご飯が炊けます。

炊飯器はいらない?断捨離してわかったメリットとデメリット まとめ

炊飯器がない生活をして15年ほど。

その間、困ったことはなく

むしろ空いたスペースにオーブンを置けたことで料理がスムーズに作れるようになりました。

また、面倒な炊飯器のお手入れから解放されて、いつも清潔にご飯を炊くことができています。

家族の人数が多かったり、育ち盛り・食べざかりのお子さんがいると炊飯器は圧倒的に便利だと思いますが

もし、少しでも炊飯器の断捨離に興味があるのでしたら、すぐに処分するのではなく、

炊飯器をしばらくのあいだしまってみる

という実験期間を設けるのも一案です^^

鍋や電子レンジでご飯を炊くのは、手入れが楽ちんなだけでなく、時短にもなります。

一度、炊飯器のない暮らしを試してみてはいかがでしょうか。

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