ヨーグルトを冷凍保存する方法と解凍のコツ!乳酸菌はどうなる?

ヨーグルトを冷凍保存する方法と解凍のコツ!乳酸菌はどうなる?

ヨーグルトの冷凍保存は、
フルーツ果肉入りなど
加糖ヨーグルトであればそのまま冷凍でOKです。

プレーンヨーグルトなど無糖の場合は、
甘味料などを加えてから冷凍しましょう。

冷凍後は冷蔵庫に移すなどして、
自然解凍するか、もしくは、凍ったまま
使うこともおススメです。

いつものヨーグルトが再現できますよ!

フルーツ果肉入りのヨーグルトは、
そのまま冷凍するとフローズンヨーグルトのようになります。

少し溶けたぐらいのヨーグルトは
氷のシャキシャキ感とヨーグルトの
トロトロ感が相まって、
我が家の子供達には人気です。

基本的にヨーグルトは冷蔵保存ですが、
冷凍したヨーグルトに含まれる乳酸菌は
活動を休止してしまいます。

増殖も死滅もしないため、乳酸菌の効果が
損なわれることはありません。

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ヨーグルトを冷凍保存する方法とは?

加糖タイプのヨーグルトであれば、
そのまま冷凍しても問題ありません。

プレーンヨーグルトは、付属の砂糖や
シロップ、ハチミツやジャムなどを混ぜて、
冷凍保存
してください。

そのほか、市販のホイップ生クリームを加えると、
本格的なフローズンヨーグルトが
作れるので、おススメです。

お好みのフルーツやジャムなどを
添えれば、リッチなデザートに様変わりしますよ。

目安として、
ヨーグルト100gに対し大さじ1杯程度の砂糖を加えて、
スプーンなどでしっかりと混ぜ、
加糖ヨーグルトを準備します。

次に、保存容器を準備し、
加糖したヨーグルトを流し込んでいきます。

密閉できるジップロックなどの保存袋に入れ、
平らにして保存すると、ポキっと折れ、
食べる分だけを取り出しやすくなります。

また、初めから1食分ずつの保存容器に
小分けにしてもいいですね。

なお、平らにすると、ヨーグルト全体に
冷凍庫内の温度が伝わるのが速くなります。

また、平たくしたヨーグルトを
金属トレイなどに置いて
冷凍すると、さらに急速に冷凍することができます。

急速に冷凍することは、
ヨーグルト内の組織を壊しませんので、
解凍時に水っぽくなりにくくなりますよ。

なお、砂糖を入れることによって、
冷凍前に比べてなめらかさが
少し損なわれますが、
美味しさはほぼ変わりません。

また、プレーンヨーグルトは
そのまま冷凍すると、解凍時に
舌触りが悪くなるので注意が必要です。

冷凍ヨーグルトを解凍する時のやり方とコツ!


冷凍ヨーグルトの解凍方法には4つの方法があります。


1. 冷蔵庫で自然解凍する

2. 電子レンジで解凍する

3. 常温で自然解凍する

4. 凍ったまま使う

それぞれご紹介しますね。

1. 冷蔵庫で自然解凍する

冷蔵庫に入れて自然解凍が、
冷凍前に近い食感になります。

口当たりに少し変化は出ますが、
他の解凍方法と比べ、まろやかに
解凍ができるおすすめの方法です。

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2. 電子レンジで解凍する

急速解凍したい場合は、電子レンジ
使ってもOKですが、様子を見ながら
少しずつ解凍させましょう。

電子レンジでは、「解凍モード」を使用し、
スプーンでかき混ぜながら、
熱をかけすぎないよう注意すれば、
美味しく解凍できます。

ただし、カスピ海ヨーグルトの場合は、
温度上昇により菌が死んでしまう
可能性があるため、電子レンジの
使用は控えましょう。

3. 常温で自然解凍する

常温で自然解凍すると、表面が解凍するにつれて、
シャーベットのような口当たりを楽しめます。

4. 凍ったまま使う

スムージーとして凍ったまま食べる』
こともおススメです。

冷凍ヨーグルトとお好みのフルーツなどと
一緒にミキサーで攪拌すれば、
スムージーになります。

通常のスムージーはフルーツを
凍らせていることが多いですが、
フルーツを凍らさず使うとほどよくなり
通常とは違った食感のスムージーになります。

我が家では、ブルーベリーヨーグルトを
凍らせて、おしゃれなグラスに注ぐと、
自宅でカフェ気分が味わえて
ちょっと贅沢な一品になるので
中学生の娘にも大好評です。

ただし、解凍後に再冷凍することはおススメできません。

ヨーグルトは冷凍させ、解凍することで、
ヨーグルトにあるホエイ(乳清)が分離して
水っぽく浮いたり、ヨーグルト本来の
口当たりが失われてしまいます

再冷凍することによって、
ヨーグルトの食感や風味が
変わってきますので、注意してください。

ヨーグルトを冷凍すると乳酸菌はどうなる?


冷凍してヨーグルトに乳酸菌がどうなるか、
ちゃんと乳酸菌としての働きをしてくれるか、
とても気になりますよね。

冷凍するとヨーグルトに含まれる乳酸菌は、
活動休止された状態になります。

そのため解凍するとまた活動を始めるので、
冷凍しても問題ありません。

冷凍しても乳酸菌がすぐに死滅するわけでは
ありませんが、徐々に減っていきます。

乳酸菌の種類は約250種類以上と言われています。
そのため、死んでしまう菌も当然あります。

しかし、乳酸菌の多くは生きた状態を
維持しながら活動休止状態になるので
心配はありません

また、死んでしまう乳酸菌も
腸内で善玉菌のエサとなるので、
冷凍保存しても問題なく、
ちゃんと身体の役に立つというわけです。

ヨーグルトを冷凍保存する方法と解凍のコツ!乳酸菌はどうなる? まとめ

腸内の善玉菌を増やすためにも、
普段からヨーグルトは食べていたいですよね。

毎日、同じようなヨーグルトを食べると
飽きてくることもあります。

ヨーグルトを冷凍して、
シャーベット、アイス、スムージーといった、
さまざまなアレンジを加えていくと、
いろんな食感が味わえ、
また、視覚的にも変化ができて
より一層美味しくいただけます。

無糖のプレーンヨーグルトは、
冷凍して解凍すると
水分とヨーグルト成分が分離してしまいます。

分離を防ぐためには、砂糖や甘味料を混ぜておきましょう。

そして、解凍は、自然解凍がおススメです。

また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は
生きていますので、
保存温度が低くなると、
発酵を遅らせられることができ、
鮮度を保つことができます。

冷凍したからといって、
ヨーグルトに含まれる乳酸菌が
完全になくなるわけではありません。

冷凍すれば、乳酸菌の活動は休眠状態になり、
解凍することによって活動していきますので、問題ありません。

ただし、本来、販売されているヨーグルトは
冷凍できるようには作られてはいません。

冷凍したからといって安心せず、
できるだけ早めに召し上がってくださいね。

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