お食い初めのやり方は関東と関西で違う?地域別の特徴と違いをご紹介 !

お食い初めのやり方は関東と関西で違う?地域別の特徴と違いをご紹介 !

赤ちゃんが生まれて100日目。

生まれるまでの100日は待ち遠しかったけど、生まれてからは目まぐるしい日々ですよね。

初めての赤ちゃん、初めてのパパママとしての生活に試行錯誤。

わたしも男女2人を育てましたが、友人たちの中では出産が早い方だったので、初めて知ることだらけでした。

出産後に産院で授乳指導を受けていた時に

「赤ちゃんは2~3時間おきに起きるから…」

と言われて

「え、毎日?嘘?聞いてないよ~」

と思ったものでした(笑)

たくさんあるお祝い行事の中で「お食い初め」も、自分が親になって初めて知ったことの一つです。

生後100日で行う、

赤ちゃんが一生食べる物に困らないように

という願いを込めて行われる「お食い初め」は、平安時代から続くお祝いの行事です。

東西南北、弓なりに長い日本では、地域によって方言があるように、季節行事やお祝い行事も、その土地による違いがあります。

「赤ちゃんに料理を食べさせる真似をする」

という基本的な内容は共通ですが、

関西の方では、お食い初めを生後120日以降に行ったり、通常、石を使う歯固めの儀式でタコを使ったりするようです。

ここでは、地域によって違うお食い初めの特徴などについてご紹介します。

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お食い初めのやり方や順番は地域によって違う?

昔は、母乳やミルクから離乳食に切り替えていく時期だったことから、生後100日頃に行われるようになった「お食い初め」ですが、

地域によっては生後110日だったり120日だったり、行う時期にも少し差があるようです。

また、北海道や東北地方では冬の時期は極寒の為、お宮参りとお食い初めをまとめて執り行う場合も多いようです。

赤ちゃんとのお出かけは、ただでさえ大変なので、一緒に行うのは効率がいいですね。

わたしも、1人目の出産は寒い時期で、しかも夫が単身赴任中。

生後1ヶ月頃は忙しくて休めなくて、お宮参りに来られなかったのでお姑さんと2人で敢行したんですが、今となっては

「日にちにこだわらないで、パパを待てばよかったな」

と、思います。

産後1ヶ月の疲れ切った身体で、お姑さんと2人で出かけるってなかなかハードなイベントでした^^;

お食い初めのお料理は、

お赤飯に焼き魚(鯛の尾頭付きが一般的)、お吸い物、煮物、香の物

の5品を漆塗りの食器に盛るのが基本ですが、

地域によっては、食器は漆塗りでなく素焼きの器のところもあります。

また、男の子の食器は朱塗り、

女の子用は内側は朱塗り、外側は黒塗りのものが正式ですが、

これもまた逆の地域もあるようで、本当に様々ですね。

お食い初めの席に参加している中で1番の年長者が

養い親

として赤ちゃんに食べさせる真似の役目をする、

という基本のやり方や順番はほとんど同じですが、

主に歯固めの儀式や、用意する料理の内容に、その土地による特色が出るなど少し違いがあるようです

お食い初めのやり方 関東では?

関東のお食い初めのやり方では、赤ちゃんに料理を食べさせる真似の順番は

赤飯 → お吸い物 → 赤飯 → 焼き魚 → 赤飯 → お吸い物

を3回くり返す、というのが基本です。

その席で1番の年長者が、赤ちゃんを膝に座らせて食べさせる真似をしますが、

赤ちゃんが男の子の場合は男性が、

女の子の場合は女性、

というように同性の年長者に「養い親」を務めてもらいます

その後に「歯固めの儀式」というものがあり、

お料理を運んだお箸で、歯固め石に触れて、その箸先を赤ちゃんの歯茎に軽く当てます。

※赤ちゃんが誤飲してしまわないように、石を口元に持っていかないように注意!

この「歯固めの儀式」儀式には

石のように丈夫な歯が生えるように

という願いが込められています。

石の入手は、神社の境内からお借りしたり、お宮参りで頂ける場合もあったり
するほか、インターネットの通信販売でも手に入ります。

こちらは、豊受稲荷本宮で祈祷、法要された「歯固めの石」です。

歯固めの石 (歯固め石) 祈祷、護摩法要済豊受稲荷本宮 祈祷 法要 お食い初め 出産祝い 石 はがため 歯固め

可愛い小箱に入った歯固めの石は、

1.インド翡翠(アベンチュリン):癒しの力
2.水晶:幸運を呼び、浄化、邪気払い、健康維持の力
3.伊勢ごろた石(中2個、小3個の中から選べます)

の3種類から選べます。

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お食い初めのやり方 関西では?

関西でのお食い初めのやり方も、基本の流れは同様です。

赤飯 → お吸い物 → 赤飯 → 焼き魚 → 赤飯 → お吸い物

を3回くり返します。

最後に行う「歯固めの儀式」に違いがあり、

関東では歯固めには石を使いますが、関西では「タコ」を使うことが多いようです。

由緒正しい感じのする歯固め石とのギャップに

「タ…タコ?何で?」

と思いますが、由来は諸説あるようで、

  • お食い初めの儀式に込められた意味である
  • 「食(タ)べ物に困(コま)らないように」の頭文字を取っている
  • 「タコ=多幸」とかけて、赤ちゃんの幸福を祈っている
  • タコを噛みちぎれるくらい丈夫な歯が生えてくるように
  • タコの吸盤の並びのようにキレイな歯並びになるように

など、それぞれ納得できる由来があります。

頭文字や言葉遊びは関西ならではの雰囲気があって面白いですよね。

このタコは茹でるだけでもいいし、煮物や酢だこでもOK。

歯固め石とは違い、食べ物なので、口元に持っていったり、歯茎につけたりもします。

また、お食い初めでは鯛の尾頭付きが一般的な焼き魚ですが、

関西では「ホウボウ」という赤い魚を使う地域もあります。

別名「カナガシラ」と言われることもある魚で、漢字で書くと「金頭」となることから、縁起物と言われています。

他にも、香の物に

「しわが出来るまで長生き出来るように」

梅干しを盛る事もあります。

関西、主に京都ではお食い初めを生後120日以降に行う場合もああります。

これは「食い延ばし」と言われ、

「延ばし=長生き出来る」

という長寿の願いが込められています。

お食い初めのやり方は関東と関西で違う?地域別の特徴と違い! まとめ

「お食い初め」は古くからの伝統行事なだけあって、正式な決まり事は細かく、
その土地によっての違いも本当に様々ですね。

わたしは1人目のお食い初めは仕出し料理で注文し、2人目は料亭のお食い初め会食プランを利用しましたが、

どちらもお店側では歯固めの儀式のセットなどはなかったですし、お宮参りの神社でも頂きませんでした。

歯固めの儀式については両実家からも何も言われなかったですし、招待された甥っ子のお食い初めでも行わなかったので、そう一般的ではない地域のようです。

食べさせる順番なども特に気にせず、1品ずつ口元に持っていった写真を撮っただけで終わりました。

そもそも、大人しくお膝に座っていてくれるのだって難しいのに、何回も箸が行ったり来たりするのを、手を出さずに全てが終わるまで待っていてくれるはずないし!笑

最近は、お祝い行事もパパママや赤ちゃんの負担を考えて簡素化されているので、全てを伝統通りに行っているご家庭は少ないかもしれませんね。

関東と関西、地域によって違いはありますが、どれも赤ちゃんの健康や長寿、幸せを願った意味が込められていて、親が子を想う気持ちに変わりはないと感じます。

慣習やしきたりよりも、赤ちゃんの成長を喜んで楽しくお祝い出来ることが
赤ちゃん・パパママにとって1番。

一生に一度のお祝い行事が、ご家族にとって思い出深いものになりますように。

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