冬におきる顔のほてりの原因とその場の対処法ほてる赤みを治すには?

冬におきる顔のほてりの原因とその場の対処法ほてる赤みを治すには?

冬におきる顔のほてりをなんとかしたい!

赤みの原因とは?

その場で出来る対処法は?

根本的に治すには?

そのお悩み、解消します!

顔だけ熱くなるのも困るけど、赤い頬は人目も気になるもの。

日常生活で気をつけることで改善できた方法も含めてお伝えします。

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冬におきる顔のほてりはどこから?

冬におきる顔のほてりの原因とその場の対処法ほてる赤みを治すには?
冬になると、暖房の効いた部屋などでで、顔だけ赤くほてってしまう経験ありませんか?

寒い戸外から暖かい部屋に入ってホッと一息。

お茶でも入れようかと思っているうちに、ほっぺがじんじん熱くなってきて、カッカ、カッカ、とほてってくるのです。

数年前まで、わたしはこの顔のほてりに随分悩まされました。

足先は冷たかったりするんですが、顔はほてりを感じて、実際、ほっぺたに触れてみると熱いんですよね。

顔に汗をかくというわけではないんですが、

とにかく肌が熱く感じて、鏡を見ると両頬が真っ赤という状態。

職場などでは周りが心配して、

「大丈夫?」

などと気づかってくれます。

ですが、身体が辛いというわけではない上、

ただただ赤くなっている顔が恥ずかしいので、

なんと弁解したらいいのか返事に困ったものです。

特に、エアコンの上から来る暖気に弱く、暖かい風が一層、顔のほてりを誘います。

冷えから来るのか、ストレスなのか、それとも若年性の更年期なのか?

冷えは下半身からと聞いたので、自分なりに厚着をしたり、靴下を重ね履きしたりと対策を探しました。

でも、一向に改善しません。

風邪をひいたときに行ったお医者さんに、顔が赤くほてる症状を相談しました。

顔だけ血の巡りが良すぎるのか、と尋ねたわたしにお医者さんは笑って、

「逆ですよ。顔だけ赤くなるのは、血の巡りが悪いからです」

想定外のお返事で、いまいちよく意味がわからなかったわたしに、お医者さんは

血液が全身をくまなく巡っていれば、部分的にほてったり、冷えたりすることはないはず

とキッパリおっしゃるんですよね。

親切な先生は、顔が赤くなる原因をわたしにもわかるように、かみくだいて説明してくれました。

顔のほてりの原因とは?

冬におきる顔のほてりの原因とその場の対処法ほてる赤みを治すには?
冬に顔のほてりや赤みが起こりやすくなる根本的な原因として考えられるのは、2つあります。

身体の冷え」と「体温を調整している自律神経の機能低下」です。

戸外などの寒い場所から急に暖かい場所に行くと、顔の毛細血管が開き大量に血液を流します。

体が熱を外に出そうとして、毛細血管が拡張し、血液の巡りが活発化するんですね。

一時的に活発化した血液の巡りも、通常は身体に備わっている自律神経の働きで、まんべんなく体内に巡るようになります。

それが、自律神経の働きが低下していると、うまく循環しなくなるのです。

また、下半身が冷えているときも、血液の循環は悪くなります。

冷えているということは血行不良、つまり、血の巡りがよくないわけです。

暖かい場所で顔がほてるのは、「血の巡りが良くなる」という話では無く、むしろ血の巡りが良くない人が、その場しのぎで血を送っているという状態

これが頬が赤くほてってしまうことになるんですね。

屋内外の温度差や気温の寒暖差に体がついていけず、自律神経の働きが乱れて、体温調整が追い付かなくなっているわけです。

要は、冷え性の人ほど自律神経の働きが低下して、頬が赤くほてりやすいということなんですね。

体が冷えていると血液の循環が悪くなり、下半身の冷たい血液は滞り、上半身の暖かい血液も巡りが悪くなって、上半身にだけ熱がこもっている状態になってしまいます。

冷え性は言い換えれば、「血行不良」です。

顔はほてるのに、手足は温かくない、というのはそのせいなのです。

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顔のほてりその場の対処法とは?

顔のほてりを和らげるためには血行を良くすることが必要です。

顔がほてって熱いからといって、その部分を冷やしてもあまり効果はありません。

わたしも、保冷パックをほっぺたにあてたりもしましたが、

一時的に熱さが引いて気持ちよくはなりますが、

すぐに赤みが引くというものではありませんでした。

顔がほてっていても手足が冷たい場合が多いので、

まずは手足を温めて全身の血めぐりをよくします。

手のマッサージで温める方法

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手のマッサージは、通勤途中や仕事のちょっとした合間の時間にすることができます。

手にはたくさんのツボがありますが、

ツボの一つ一つを意識しなくても、

両手をこすりあわせたり、

グーパーを繰り返したりするだけでも血行がよくなりますよ。

■ 指組み

手の第一関節同士を組んで、指先を内側に入れたまま手のひらを合わせます。

力を入れたり緩めたりすると、手が温まってきます。

足のマッサージで温める方法

血管が集中している足首をマッサージすると全身の血流がよくなります。

アキレスけんを親指と人差し指でやさしく挟んで、ゆっくり上下にさするように両足をマッサージ。

ふくらはぎの上部のマッサージも効果があります。

両手でふくらはぎを包み、上下にさするようにマッサージします。

首のマッサージで温める方法

首は血の巡りの「ポンプ」になっている箇所のひとつです。

手でさすったり、マッサージをして血流をよくするのも効果的です。

顔のほてりを治すには?

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顔のほてりは、体温を調節する自律神経の働きが低下していることからも起こります。

血行不良も自律神経の働きの低下も、改善する対策には共通しているものが多いのです。

明日効果が出る、というものではありませんが、

わたしが顔のほてりに悩まされなくなったのに効果があったと思う方法を、4つお伝えします。

1. 寒さ対策をする

冷たいところと暖かいところの気温差によって、ほっぺたの赤みが生じてしまいます。

なので、寒いところでも体をできるだけ冷やさないようにします。

カイロを腰やお腹に貼ったり、首をマフラーで覆うなど普段から温めるようにします。

温かい食べ物や飲み物をとるのも効果的です。

2. 入浴をする

冬でもシャワーだけで済ませる人も多いですが、湯船につかると身体が温まるだけではなく、リラックス効果があります。

自律神経の働きを戻すにはリラックスすることがとても大切。

お風呂に入ることで気分もリフレッシュされるので、できるだけシャワーで済ませず、ゆっくり温まります。

3. 適度な運動をする

自律神経を整えるにも、冷え性を改善するにも、適度な運動は必須です。

適度な運動というのは、自分にとって少しだけきついと感じる運動。

冬は運動不足になりがちですが、ウォーキングなどの有酸素運動をするのも大切です。

4 質の良い睡眠をとる

睡眠中には副交感神経が優位となり、リラックスした状態になります。

寝ている間は筋肉の緊張もほぐれるため、血行も良くなります。

寝る前の、少なくとも1時間前にはパソコンやスマートフォンの使用をやめると質の良い睡眠につながると言われています。

入眠前はブルーライトの刺激を少なくすることを心がけましょう。

冬におきる顔のほてりの原因とその場の対処法ほてる赤みを治すには? まとめ

冬に起こる顔のほてりは、「冷え」と「自律神経の低下」が原因です。

顔だけ赤くなるのは、血の巡りが悪いから。

血液が全身をくまなく巡っていれば、部分的にほてったり、冷えたりすることはないのです。

顔のほてりを和らげるためには血行を良くすることが必要。

手足のマッサージや首のマッサージで血液の巡りを促します。

冷えにくい身体と自律神経を整えるためには、寒さ対策・入浴・適度な運動・質の良い睡眠を心がけます。

体質改善は明確な効果が出るまでに時間がかかりますが、だからこそ続けることが大切になりますね。

◇ 冬の便秘も冷えと自律神経が原因のひとつです。
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