鯉のぼりのしまい方ってどうするの?
しまう時期はいつ?
洗濯は必要?
ポールはどうやって片付けるの?
その疑問、解消します!
来年の端午の節句までの保管の仕方、
洗う時のポイントと注意点、
乾かす時のコツ、
コンパクトなたたみ方も含めて、
わかりやすくお伝えします。
鯉のぼりのしまい方のポイントは?
5月5日のこどもの日、端午の節句は楽しく過ごされましたか?
子どもの成長を願って空に泳がせた鯉のぼり、節句が終わると、次はあと片付けですね^^;
5月5日を過ぎたら、早めに片付けるのがおすすめですが、鯉のぼりはしまう時期に決まりがあるわけではありません。
鯉のぼりを片付ける日は、天気が良くて、空気が乾燥した日にするのが理想的です。
なぜかというと、空気中の湿気が多いとカビの原因になり、鯉のぼりが汚れたり傷んでしまう場合があるからです。
目安としては、ゴールデンウィーク明けから、5月の中頃くらいの間に片付けられるといいのではと思います。
◇ 鯉のぼりをしまう時期について、詳しくはこちら。
・鯉のぼりはいつからいつまで出す?2024年の時期としまうタイミング
鯉のぼりのしまい方のポイント
鯉のぼりは基本、購入時に入っていた箱にしまう人が多いですが、こだわることはありません。
入れやすい箱があれば、それを使っても全然OK。
実家ではダンボール製の衣装ケースを使っていましたし、友人の家ではamazonの大きなダンボール箱や、桐のケースを使ったりしています。
実際、鯉のぼりをしまう箱は、余裕がある方がしまいやすいものです。
鯉のぼりを購入時に入っていた箱の状態が、保管するのにベストなわけではありません。
購入時の状態は、見た目や輸送を考えてのパッキングなので、あなたにとって、これから保管するのに利便性の良い入れ物(箱)を選ぶ方がいいと思います。
鯉のぼりのポールのしまい方
ポールや矢車は、場所が許すなら、そのまま組み立てた形で保管するのをおすすめします。
片付けが楽チンなのもありますが、組立作業のあるものって、分解するときにちょっとした力加減で壊してしまうことがよくあります。
物置や納屋にしまえる場所があるなら、最低限の分解にしておくと翌年も出しやすくなります。
鯉のぼりの洗濯は必要?
おうちによっては、1ヶ月以上、鯉のぼりを飾っている家もあります。
屋外なので、当然ホコリや汚れがついていいるわけですが、そうなると、
「鯉のぼりは洗ってからしまうのか?」
という疑問もわいてきますよね。
鯉のぼりは片付ける前に洗うの?
外で飾った鯉のぼりは、軽く水ですすぐか濡れた雑巾で拭きます。
金彩加工や綿類などの特殊加工品、及び防水加工品は特に注意して汚れを落としましょう。
水ですすぐ時は、なるべく真水を使い、洗剤は使わないようにします。
洗剤を使うのはあまり好ましくありませんが、しつこい汚れの場合は、かなり薄く希釈した中性洗剤を濡らした雑巾を固く絞って、拭きながら取るようにします。
金彩加工している部分には、当てないようにしてくださいね。
それでもスッキリしない場合は、洗濯です。
ですが、鯉のぼりが洗えるかどうかは素材にもよるので、まずは、購入した時の説明書を読むなどして、素材の確認をしましょう。
洗い方などの、取り扱いの注意事項が書かれているものもあります。
特に注意事項がなくて、鯉のぼりの素材がポリエステルや、ナイロンなら丸洗いができます。
鯉のぼりの洗濯の仕方
洗濯機を使わずに、必ず手洗いをします。
鯉のぼりの「口(口輪)」には針金やワイヤーが入っているので、洗濯機で洗うと口輪が変形する原因になります。
また、洗濯機はシワの原因にもなります。
なので、鯉のぼりを洗濯する場合は、浸け置き洗いで優しく手洗いをします。
■ 1. お風呂の湯船で浸け置き洗い
手洗いの時は、まずお風呂の浴槽にぬるま湯を張ります。
そこに、汚れている部分をつけて、洗います。
汚れがひどい場合は、おしゃれ着洗いなどに使う中性洗剤を溶かし、汚れ部分を優しく揉み洗いをします。
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一般的な市販のおしゃれ着洗剤と比べると、生地を守る力と洗浄力が格段に違うのでおすすめです。
鯉のぼりに金彩加工している部分は、揉み洗いも浸け置きもNGです。
金箔はとても剥がれやすいので、水に浸けると剥がれてしまう場合があります。
金彩の装飾がされている部分は、濡らしたタオルなどで、汚れ部分のみを押し洗いするようにして、金箔には触れぬように注意しましょう。
■2.干す時は絞らない
鯉のぼりがシワにならないように、干す時は絞らないで水を切ります。
バスタオルなどを使って水を含ませると水切れがよくなります。
よく干して充分に乾燥させます。
乾燥が不充分だとカビや臭いの元になる場合があります。
水気が完全になくなってからしまいましょう。
注意!
乾燥機やアイロンを絶対に使わないこと!
変色や劣化の原因になります。
鯉のぼりはとてもデリケートです。
熱で変化しやすい素材が使われていたり、熱に弱い装飾がされているので、必ず、自然乾燥させてくださいね。
鯉のぼりの正しいしまい方は?
鯉のぼりはしっかり干して、よく乾燥せさて、湿気が残らないようにしてからたたみます。
乾かした鯉のぼりは、アイロンを使わずに(変色の恐れがあるため)、手でシワを伸ばします。
POINT!
汚れを落としてきれいにした鯉のぼりは、防水スプレー等で撥水加工しておくと、次回使用の時に汚れが付きにくくなり便利です。
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折りたたみ方はどうするの?
折りたたみ方に決まりごとはありません。
しまう箱のサイズに合わせて、たたみます。
■ コンパクトにたたむコツ
鯉のぼりの口の大きさを基準にして、鯉の上下(お腹側と背中側)を内側に折り入れてから、頭の部分から尻尾に向かって巻くように、クルクルとたたんでいきます。
防虫剤は必要?
防虫剤や乾燥剤は使いません。
防虫剤は薬品なので、鯉のぼりの素材や染料、金彩加工などと思わぬ化学反応を起こして、鯉のぼりを変色させたり、生地を傷めてしまうことになりかねません。
どうしても入れたい場合は、少量を。
量が多ければ多いほど、反応の影響の可能性が高くなるため、防虫剤の量は少な目をおすすめします。
必ず、直接は鯉のぼりに触れないようにして、箱の上部に入れるようにします。
使用する場合も、ナフタリン含有の物はNGです。
ポールのしまい方
ポールはよく拭いて、汚れを落としてからしまいます。
お住まいが海岸に近い場合は、塩害のケアが必要です。
塩による腐食を予防するため、ポールの取り付け金具も、よく拭いて綺麗にしておきましょう。
ポールの後片付けは、付属の説明書を読んでから作業にかかると、迷わずに分解できます。
また、前述のように、ポールは場所が許すのであれば、できるだけ分解せずに収納する方が便利です。
その場合は、汚れや傷み防止のために、新聞紙などでくるんで保管するといいですね。
鯉のぼりのしまい方を教えて!洗濯は必要?片付け方のコツ教えます まとめ
鯉のぼりを片付ける日は、天気が良くて、空気が乾燥した日にするのが理想的です。
鯉のぼりをしまう時、購入時に入っていた箱にしまう人が多いですが、入れやすい箱があれば、それを使うほうが便利です。
外で飾った鯉のぼりは、軽く水ですすぐか濡れた雑巾で拭きます
それでも汚れが気になる場合は、洗濯機を使わずに、おしゃれ着洗いに使う中性洗剤を使って、必ず手洗いで丁寧に洗いましょう。
デリケートな鯉のぼりは熱に弱いので、乾燥機やアイロンの使用はNGです。
鯉のぼりは自然乾燥して、しっかり乾かしてからしまいます。
来年も気持ちよく端午の節句を迎えられるよう、ありがとうの感謝の気持をこめて、大切にしまってあげてくださいね。
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