ウエストゴムがきつい!
ウエストのゴム穴がない時はどうする?
パジャマやスエット、スカートの対処法は?
その疑問、解消します!
ゴムの入れ替え修理をしないでウエストを伸ばす6つの方法、
目から鱗のアイロン実践体験記も含めて、
わかりやすくお伝えします。
ウエストのゴムがきつい!
「ウエストのゴムがきつい!」
レギンスやジャージ、スエットやパジャマのウエストが、体にあとがついてしまうほどきついのに、ゴム穴がなくて調整できないこと、ありますよね。
ウエストのゴムがきついまま履いていると、不快なだけではなく、血行も悪くなります。
無理にきついまま履いていると、腰の血流が悪くなって、体の調子にも影響しますし、下着やパジャマなら快眠の妨げにもなります。
ゴムはたいがい、生地と一緒に縫い付けられているので、全部ほどいて縫い直すには大変な労力が必要ですし、裁縫が得意な人でも難しい作業です。
以前、レギンスのウエストゴムがきつくて購入先でお直しを頼んだことがありました。
脇の縫い目で、ゴムごと生地を切り取って、ほつれないようまつり縫いをして仕上げてもらい、費用は税込みで、2500円くらいでした。
ですが、ふだんのリラックス着に、そんなお金はかけられませんよね。
先日、通販で購入した綿100%のズボンのウエストが異様にきつくて、ほとほと困りました。
前に、スエットのウエストゴムがきつくて困ったときは、ゴム幅に対して、ミシンで何本かのステッチをして伸ばしたことがあります。
ゴム部分を伸ばした状態で縦にステッチすることで少し緩くなりましたが、気持ち程度といったところでした。
今回のズボンは、気持ち程度では全然意味がないほど苦しいのです。
濡れた状態で伸ばすと良いと聞けば試しましたし、何回か乾燥機に入れると良いと聞けば、それも試しました。
そんなことをしているうちに、激しく色あせてくる始末(^^;)
検索すると、椅子の背もたれに履かせると効果的だとあったのでそれも試しましたが、効果は感じられません。
伸ばせばよいのかと、伸ばしたまま1週間ほど吊るしてみましたが、全く変化は感じません。
わたしが過去、これまでに試したウエストゴムを伸ばす方法をまとめると、以下の5つ。
- プロのお直し
- ゴムにステッチを入れる
- 濡れた状態で伸ばす
- 乾燥機に入れる
- 椅子の背もたれやハンガーを使って伸ばす
プロのお直しはお金がかかりますし、他の方法は特におすすめするほどの効果はありませんでした。
しかし!
目からウロコの画期的な6番目の方法がありました!!
ウエストゴムがきつい時の超簡単な直し方!
まさに目から鱗。
きついウエストゴムを伸ばす画期的な直し方に感動しました。
超簡単、なおかつ超時短で悩みのズボンのウエストが伸びたのです。
それは、アイロンの熱でゴムを伸ばすという方法です。
アイロンの熱をあてることで、ゴムを劣化させるというシンプルな仕組みです。
熱は盲点でした。
伸ばしたいウエストゴム部の生地の材質が、アイロンOKのものに限られますが、わたしはこれでアッサリ悩みが解決しました。
ウエストゴムを伸ばすのに必要なものはスチームアイロンとアイロン台。
ですが、わたしはアイロン台を出すのがめんどくさかったので(笑)、アイロン台の代わりにハンガーを使って行いました。
アイロンでウエストゴムを伸ばす方法
アイロンでウエストのゴムを伸ばす方法は超簡単!
スチームアイロンとアイロン台、もしくはすべらないハンガーがあればすぐにできます。
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ここでは、すべらないハンガーを使ったやり方をご紹介しますね。
わたしは熱があたってもいいように、古くなったハンガーを使いました。
ちなみに、すべらないハンガーは同種のものでも、伸ばしたいズボンを履かせると、ものによっては強度が弱く、しなってしまうものもありました。
しなる場合は、ハンガーを2つを重ねるなどして補強すると良いと思います。
■ スチームアイロンの熱のあて方
まず、ウエストゴムがきついものをすべらないハンガーに履かせます(※アイロン台を使うのなら、アイロン台に履かせます)。
この時、生地が傷んだりしないように、ズボンはひっくり返して、裏側の生地にスチームアイロンをあてました。
左側の上部で白くモワッとしているのはアイロンのスチームです。
アイロンをあてるときはゴムをシッカリ伸ばすのがポイントです。
使用したすべらないハンガーは、うちのアイロン台より幅が広かったので、ウエストのゴムをピンと張らせることができました。
今回のウエストゴムがきついズボンは綿100%だったので、アイロンの設定は、綿用の高温のスチーム設定にしました。
綿100%なので、あて布も使いませんでした。
アイロンの準備ができたら、平置きの状態にして3分~5分様子を見ます。
アイロンを動かす必要はありません。
そのまま置いておくので、焦げないようにスチームは必ず使います。
様子を見ながら、大丈夫なようなら、裏返して、また3分~5分。
わたしは、すべらないハンガーに履かせているズボンの位置をずらしながら、表・裏・右サイド・左サイドとアイロンを平置きして、まんべんなくウエスト部にアイロンがあたるようにしました。
アイロンを当てる前のサイズは約29cmでした。
途中で様子を見ながら、合計で15分ほどアイロンをあてたら、約32cm。
ちなみに、画像の色が若干違っているのは、フラッシュの有無です(^^;)
29cmから32cmになって片側で3cm伸びたということは、ウエストは6cm増えたことになります。
期待しながら履いてみるとニッコリ、ちょうど望んでいた適度なウエスト感です。
アイロンの熱でゴムを劣化させるというのは、お金も時間もかからないのに効果てきめん、本当に便利です。
熱をあてる時間が長くなるとそれだけ劣化が進むので、やりすぎで伸ばしすぎないよう、合間合間で様子を見ながら行ってくださいね。
ウエストゴムがきついのにゴム穴がない時の直し方!目から鱗の対処法 まとめ
ウエストゴムがきつい時の対処法は以下の6つの方法があります。
- プロのお直し
- ゴムにステッチを入れる
- 濡れた状態で伸ばす
- 乾燥機に入れる
- 椅子の背もたれやハンガーを使って伸ばす
- アイロンの熱で伸ばす
わたしのおすすめは、一番感動した「アイロンの熱で伸ばす」方法です。
生地がアイロンOKなら、アイロンをあてるだけでウエストが簡単に伸びてくれます。
ゴムがきついのであれば、ウエストのゴムじゃなくても、ゴムで伸縮するヘアバンドや水泳キャップ、ブラジャーなどにも応用がききますよ。
アイロンは平置きで同じ場所に数分間あてるので、くれぐれも伸ばしすぎないように、注意しながら行ってくださいね。
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