秋のトレンチコートはいつから着るのがベスト?
普通は何月から着るもの?
着る時期の気温の目安はある?
その疑問、解消します!
トレンチコートを着るタイミング、
明確な解禁日、
気温による考え方、
服装選びに役立つ便利なお天気サイトも含めて、
わかりやすくお伝えします。
秋のトレンチコートはいつから着ていいの?
「ちょっと肌寒くなってきたけど冬物のコートを着るほどでもない」
そんな秋のアウターに欠かせないのがトレンチコートです。
カジュアルにもスーツにもフォーマルにも着回しがきくトレンチコート。
朝晩の気温差が出てくる季節の変わり目から、冬から春にかけても活躍してくれるとても便利なアイテムですね。
ちなみにトレンチコートの「トレンチ」とは「塹壕(ざんごう)」の意味で、かつてイギリス軍が塹壕で着用した防水コートが起源です。
朝晩の通勤・通学時間に少しずつ肌寒さを感じてくると、
「そろそろトレンチコートかな」
「まだ日中は暖かいからいいか」
などと着るタイミングを迷いながら先延ばしにしているうちに、誰かがトレンチコートを着ているのを見かけて、
「あ、もう着てもいい頃なんだ」
とようやくクローゼットから取り出す、、、
なんて経験ありませんか。
「ホントは着たいけど自分しか着ていないのは恥ずかしい」
っていうのもあるかと思います。
トレンチコートを着るタイミングって結構迷っちゃって、周りの様子に合わせている人も多いんですよね。
秋にトレンチコートを着始めるなら、目安は10月からです。
なぜかというと、夏物から秋・冬物に変わる衣替えは、基本的には10月1日だからです。
◇ 衣替えについてはこちらをご参考に。
・秋の衣替えはいつする?10月1日の理由と気温から見る最適時期とコツ
季節変わりの衣替えの時期、タイミングに迷うことなく、早々にトレンチコートを着て秋のコーディネートも楽しんでくださいね。
着物もそうですが、洋服も早めに季節を取り入れる方が「粋」で、おしゃれな服装となります。
「10月1日、トレンチコート解禁!」
です。
とはいっても、日本列島は縦に長いので、10月といっても住んでいる地域によって気候はさまざま。
トレンチコートにはまだ早いと思える気候のところもあれば、北海道のように、本州と比べるとかなり気温の低いところもあります。
同じ北海道でも、北海道は広いので場所によっても結構な気温差があります。
ちなみに、北海道の気温は東京の1ヶ月先をいっているといわれています。
ということは、北海道の10月の気温は東京の11月。
暦の上では10月にトレンチコート解禁ですが、北のほうでは気候によっては9月に着たいときもありますよね。
秋にトレンチコートを着るときの気温の目安は?
トレンチコートを着るかどうかの気温の目安は10℃~15℃前後と言われています。
日中の気温や朝晩の気温は、テレビの天気予報やスマホ、パソコンなどで知ることができます。
ただ、「暑い」「寒い」という体感は個人差によるところが大きく、トレンチコートの下に着る服装によっても違ってきます。
スーツやジャケットを着ている場合と、カジュアルな服装の場合とでは、体感温度も変わってきますよね。
一般的に、気温が20℃に近いとコートの必要性はありません。
それくらいの気候の日は、街なかでもコートを着ている人を見かけることはあまりないので、周りを意識するなら避けた方が無難です。
ですが、トレンチコートを着るにあたっては、気温だけでくくるのもちょっと注意が必要です。
季節の変わり目となる秋は、気温自体は高めでも風が強いと寒く感じますし、日中と夜の気温の差が激しかったりしますよね。
なので、日中は暖かくても寒くなるだろうな、といった日は10月に入っていればトレンチコートを着ていても全然おかしくありません。
一方、気温が10℃に近くなると普通はアウターが必要と感じます。
お天気によってはトレンチコートだけでは調節が難しい日もあるので、トレンチコートの下の服装やインナーで加減する頃合いの気温です。
10℃を下回ると、同じトレンチコートでもライナー付きのものでないと寒く感じます。
このように考えていくと、
『トレンチコートを着用し始めるのは、最高気温で15℃』
を目安にするのがわかりやすいと思います。
気温で服装のおすすめがわかる便利なサイトとは?
「トレンチコートを着ようか、どうしようか」
「今日はどんな服装をすればいいかな」
そんな服装選びを助けてくれる便利なサイトがあります。
毎日、ニュースや天気予報で気温をチェックしなくても、サイトで気温に合わせた服装がパッとわかります。
ブックマークしておくと、日々のチェックが楽ちんですよ。
服装選びの目安になる便利なお助けサイト
わたしは、その日の服装選びで迷ったら日本気象協会の服装指数を参考にしています。
■ 日本気象協会の服装指数
服装指数とは、日本気象協会が毎日発表している、気温に合わせた服装の目安です。
朝晩や日中の予想気温から、その日がどんな服装が適しているかを服装指数で提案してくれます。
服装指数は、数字が小さくなるほど厚手の服が必要になります。
- 0~30: 厚手のコート・ダウンが必要
- 40~50:上着が必要
- 60~70:長袖がおすすめ
- 80~90:半袖がおすすめ
- 100: タンクトップ
日本地図をクリックすると、知りたい地域の情報をより詳しく見ることができるので、旅行先での服装の目安にもなりますよ。
◇ 日本気象協会の服装指数はこちら
地図の知りたい地域をクリックしていくと、その地域、その地方の1週間の服装指数やお天気、気温と降水確率もわかります。
■ 今日の重ね着
『今日の重ね着』は地域を設定すると、今日の気温から最適な重ね着を分かりやすくイラストで表示してくれます。
一日の最高気温と最低気温が一目瞭然。
その日の快適な服装の重ね着枚数を、イラストとシンプルなコメントで、おすすめしてくれます。
◇ 今日の重ね着はこちら
秋のトレンチコートはいつから着るのがベスト?時期や気温の目安は? まとめ
秋にトレンチコートを着始めるなら、目安は10月からです。
夏物から秋・冬物に変わる衣替えは、基本的には10月1日。
なので、暦の上では、
「10月1日、トレンチコート解禁!」
となります。
トレンチコートを着る時期を、気温を目安にするなら、10℃~15℃前後。
最高気温で15℃と覚えておきましょう。
毎日、ニュースや天気予報で気温をチェックしなくても、服装選びに便利なサイトもあります。
トレンチコートは普段使いにも、フォーマルなシーンにも一枚あると便利な定番のアイテムです。
「今日は何℃?」
を目安に最高気温をチェックして、秋のコーディネートの準備を始めるといいですね。
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