食欲の秋のダイエットは無理?
太らない方法はある?
外食の時はどうしたらいいの?
コツや対策、注意点は?
その疑問、解消します!
食事会の乗り切り方、
太りにくい食べ方、
旬の素材も味わいながらダイエットにつなげる対処法も含めて、
わかりやすくお伝えします。
食欲の秋のダイエットは無理?
旬のおいしい食べ物がいっぱいの秋。
新米や栗、さつまいもに松茸などなど、多くの食材が旬を迎えます。
旬の食材はおいしいだけじゃなくって、栄養もたっぷりです。
秋のダイエットのネックになるのが「食欲」です。
食欲の秋とはよくいったもので、
「おいしいから食べたい!」
というシンプルな『食べたい欲求』のほかに、
秋になると気温が下がるので、身体が体温を維持しようと、より多くのエネルギーを求めようとします。
そうすると身体は、もっと栄養をくれ、というサインを出します。
このサインが脳に送られると、
「お腹がすいた」
「もっと食べたい」
という欲求になるのです。
また、秋に食欲が増すのには、冬に向けて、身体が体力をつけるために栄養を蓄えるといった役割も考えられます。
このように、ただでさえ食欲アップのスイッチが入っているのが秋なのです。
ですが、食欲の秋といえども、ダイエットは可能です。
◇ 秋の食欲について詳しくはこちら。
・秋に食欲が増すのはなぜ?秋太りの原因になる5つの理由とは?
・秋は食欲が止まらないのはなぜ?「食欲の秋」になる意外な理由とは?
食欲の秋に太らない方法はある?
食欲の秋に太らない最も確実な方法は、バランスのとれた和食をとることです。
とはいえ、外食や食事会となると、そうもいきませんよね。
イタリアンやフレンチのみならず、いろんな洋食がありますし、お酒の席も多くなります。
和食や洋食にこだわらなくても、実は食欲というのはちょっとしたコツで、コントロールが可能です。
なので、外食をしながらでも食欲の秋に太らない方法があります。
ストレス無く食欲をコントロールできる方法をご紹介しますね。
食欲の秋 ダイエット中の外食のコツと対策は?
おいしい食材が目白押しのこの時期は、飲み会や外食に誘われる機会も多ですよね。
ダイエット中でも、外食のお誘いはやってきます。
ランチ、飲み会、食事会、懇親会などなど、
カロリーが高くなりがちな外食を避けたい気持ちはあっても、お付き合いを考えるとなかなか難しいところ。
そして、いざ出かけていくと、食材のおいしさ故に、ついつい箸が進んでしまうという・・・
おいしくて食べすぎてしまうと、あっという間に体重増加、一気に秋太りという悲惨な事態に。
お付き合いも大切ですが、自分の身体も大切ですよね。
秋が旬のおいしいものを楽しみながら、食欲の秋の外食を乗り切るコツをご紹介しますね。
食欲を上手にコントロールする9つのコツと対策、参考にしてみてください。
1. 空腹を避ける
食事会が始まるときには空腹を避けることが重要です。
あたりまえですが、空腹の状態でテーブルにつくと、勢いで食べすぎてしまいます。
そうなると、食べ過ぎで後悔するだけでなく、胃もたれや不快感も残ってしまいます。
食事の席につく前に、牛乳やヨーグルトドリンクを飲んでおくと空腹がまぎれます。
小さなサイズのヨーグルトでもOK。
乳製品が苦手な場合は、豆乳や野菜ジュースを少し飲むのもおすすめです。
2. 炭酸水を頼む
お酒を飲む人にも飲まない人にも、炭酸水は満腹感があるのでおすすめです。
アルコールは食欲を刺激します。
アルコールを飲む場合は、いきなりビールやワインを口にするのではなく、最初にミネラルウォーターや炭酸水を飲みましょう。
デザートのときなども、意識して炭酸水を摂るとお腹がふくらむので食べ過ぎ防止になります。
3. 少し甘めのドリンクを頼む
少量の糖分をとることで、食べたいという欲求を落ち着かせる方法もあります。
ちょっとだけ甘めのお酒やソフトドリンク、ノンアルコールの飲料と食事を楽しみます。
4. オーダーは時間をおく
コース料理は仕方ありませんが、セルフオーダーの場合は、少し時間を空けながら注文します。
一気にオーダーするとすぐに料理が出てきてしまい、食べ過ぎの原因とななってしまうので要注意です。
まず前菜を頼み、食べ終わりそうな頃合いでメインを注文するなどして、時間をおいたオーダーを心がけます。
5. 野菜や海藻からスタートする
食事は最初が肝心です。
選べる場合は、できるだけ野菜や海藻が多いものからいただきます。
低カロリーでビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含む野菜や海藻類は身体に良い上、食欲のコントロールにも有効です。
野菜や海藻をよくかんで食べると満腹感を得やすく、かさもあるので消化に時間がかかります。
そのため、満腹感をある程度持続させながら、 食べ過ぎを防ぐことができるんですね。
また、最初に野菜を食べておくと、後から脂質や糖質を摂っても、血糖値の急上昇を防いでくれます。
インスリンの分泌を抑えられるので、脂肪として蓄えられにくくなるといわれています。
野菜を最初に食べておくことは血管へのダメージも防ぐことになるので、生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
6. 意識してよく噛む
食べ過ぎを防ぐためには、ゆっくり食べるのが効果的です。
わたしたちの身体は、脳に満腹サインが届くまで、10~15分程かかると言われています。
ゆっくり食べるには、食べ物を噛む回数を増やすこと。
「一口30回噛む」
といったように噛む回数を決めるのも効果があります。
長く噛むことで食べ過ぎる前に、
「お腹がいっぱい」
というサインが脳に届きます。
また、よく噛むことで交感神経が高まって、エネルギー代謝がよくなるという報告もあります。
噛むと顎の筋肉や口の周りの筋肉を動かすことになるので、アンチエイジング効果や小顔効果も期待できますよ^^
7. 周りに多めに取り分ける
シェアする料理であれば、率先して取り分けましょう。
周りに多めに取り分けると、自分の食べる量を減らすことができます。
取り分けることで気配りポイントがアップして好感度につながると、一石二鳥ですね。
8. 自分のペースを守る
周りの食べるペースが早いと、つられてしまいがちですが、早く食べると食べ過ぎの原因になります。
「満腹サインが脳に届くには15分」
と意識して、自分のペースでゆっくり食事をします。
よく噛む、率先してシェアする、会話を楽しむなどして、上手に時間を使うように心がけるといいですね。
9. 会話を楽しむ
外食で太らないようにしたいなら、会話を楽しむのはとても効果的です。
話に集中したり会話が弾むと、口に食べ物を運ぶことが少なくなり、結果として時間をかけて食べることになるので、少しの量でも満腹感を得やすいからです。
おもしろい話だと、そっちに意識がいくので、食べ物が二の次になり、余計なものを食べてしまうことを防げるというわけです。
食欲の秋でも太らない方法!ダイエット中の外食のコツと対策9つ まとめ
旬を迎えるおいしい食材があふれる実りの秋。
食欲の秋といえども、ダイエットは可能です。
太らない方法、ダイエット中の外食のコツと対策は以下の9つ。
2. 炭酸水を頼む
3. 少し甘めのドリンクを頼む
4. オーダーは時間をおく
5. 野菜や海藻からスタートする
6. 意識してよく噛む
7. 周りに多めに取り分ける
8. 自分のペースを守る
9. 会話を楽しむ
ダイエットには炭水化物ではなく、主菜と副菜をメインにするのが有効です。
とはいっても、秋の味覚のシーズン、
旬の松茸ご飯や栗ご飯、秋刀魚のパスタ、などなど、この時期ならではおいしいものもありますよね。
食べたいものを無理して我慢するとストレスになり、あるとき一挙に反動が出たりもします。
無理めな糖質制限より、
「ちょっとずつおいしいとこ取り」
を意識してみてください。
上手に外食ダイエットのコツを取り入れて、ゆっくりと食事を楽しみながら、おいしい秋の味覚を味わってくださいね。