2019年から2020年の年末年始、
銀行の営業日と営業時間は?
ATMの稼働状況&手数料はいくら?
その疑問、解消します!
振込はどうなるのか、
窓口を使わない方法、
主要銀行のATM手数料、
コンビニATMの使い方も含めて、
わかりやすくお伝えします。
銀行の年末年始の営業日は?
年末年始は何かと現金が必要になりますよね。
ふだんはカードを使っていても、お年玉となるとそうもいかず、
「せっかくお年玉をあげるなら新札で」
なんて思ったりすると、
気になるのが銀行の営業日&営業時間です。
そもそも銀行には、銀行法という法律によって、あらかじめ休日が決まっています。
銀行法では、銀行の休日は
- 土曜日・日曜日・祝日
- 年末年始の12月31日~1月3日の4日間
と定められています。
これは大きな銀行だけでなく、信用金庫・農協・労金・都銀や地銀なども同じです。
2019年の年末は土日と『年末年始の12月31日~1月3日の4日間』は絡みませんが、2020年は1月4日が土曜日、1月5日が日曜日なので
2019年の年末から2020年の年始の銀行の休業期間は、
『12月31日(火)~1月5日(日)の6日間』となります。
例年より、2日間も休みが多くなっています。
2020年は、1月月6日(月)が年明け最初の営業日となってしまうので、窓口じゃないとできない手続きがある場合は、気をつけてくださいね。
ただ、この年末年始の休業期間は、通常の土日祝日と変わらないので、窓口は営業外ですが、ATMは利用できます。
年末年始の銀行振り込みはどうなるの?
銀行からの振込は、基本的に平日の営業時間内に手続きを済ませれば、他行の口座宛でもその日の内に振込が行われ、当日振込となります。
振込をする銀行にもよりますが、当日扱いになるのは、おおむね午後3時までです。
それ以降は、翌日扱いの振り込みになるので注意してくださいね。
年末年始も、年内の営業時間内の締め切り時間に間に合えば当日に振込が完了しますが、
間に合わなければ翌営業日、2020年の1月6日(月)の振込になってしまいます。
銀行休業日の土日祝にATMから振込を行った場合も翌日扱いになり、翌営業日の振込みとなります。
つまり、基本的には
年末年始の『12月31日(火)~1月5日(日)の6日間』にATMを利用して振込をした場合、先方に振り込まれるのは2020年の1月6日(月)です。
※後述のモアタイムシステムで当日扱いもあり。
ゆうちょ銀行では、ゆうちょ口座同士でお金を送る事を「振替」と呼び、
現金を添えて、窓口かATMからお金を送る事を「払い込み」といいますが、
振替も払い込みも銀行と同じ扱いになります。
24時間365日当日即時振込
ATMやアプリ、インターネットバンキングなどを使って、24時間365日いつでも他行口座にお金を即時に振り込める『モアタイムシステム』を取り入れている銀行が増えています。
みずほ銀行・三井住友銀行・埼玉りそな銀行・三菱UFJ銀行・りそな銀行などの都市銀行をはじめ、ゆうちょ銀行、地方銀行や信用金庫、信用組合など、約1,200の金融機関が参加しています。
◇ モアタイムシステム参加金融機関の一覧はこちら
・一般社団法人 全国銀行資金決済ネットワーク
https://www.zengin-net.jp/company/pdf/more-member1.pdf
注意!
モアタイムシステムを利用できるのは、こちらが振込を依頼する銀行と振込先の銀行の双方が、モアタイムシステムに参加していることが条件なので、気をつけてくださいね。
振込はインターネットバンキングが便利!
銀行からの送金は、わざわざ出かけなくてもネットバンキングを利用する方法もあります。
口座にお金が入っていれば、パソコンやスマホ、ケータイから送金手続きができるのでとても便利です。
インターネットバンキングの即日振り込みというと、住信SBIネット銀行や楽天銀行、ゆうちょダイレクトなどが先駆けでしたが
前述のように、メガバンクをはじめ多くの金融機関が、他行間であっても24時間365日、即日の振込みができるモアタイムシステムに参加しています。
わたしは、送金はもっぱら、ネットバンキングを利用しています。
窓口に並ぶ必要がない上、夜中でも使えるので、自分の都合に合わせて利用することができます。
インターネットバンキングにはATM手数料や振込手数料が無料になるサービスもあるので、自分に合う銀行があれば、口座を開設しておくのも便利ですよ。
銀行の営業時間とATM手数料は?
年末年始の期間、現金が必要なときにはATMが便利です。
銀行のATMは24時間体制で稼働している場合がほとんどなので、土日祝日も営業しています。
銀行によっては、深夜の時間帯は、メンテナンスのために取引停止している場合もあります。
また、硬貨は使えないなど、店舗ごとにATMで出来ることが違うので、注意しましょう。
便利なATMですが、やはり気になるのは手数料です。
自分のお金を引き出すのに、110円、220円の手数料は痛手ですよね。
主な銀行の営業時間とATMの引き出し手数料をお伝えします。
手数料などは変更されることもあるので、ホームページものせておきます。
参考にしてくださいね。
三菱UFJ銀行の年末年始営業日
三菱UFJ銀行の平日の窓口営業時間は、午前9時~午後3時です。
土曜日に、住宅ローンや資産運用の相談を受け付けている店舗もあります。
■ ATM手数料
- 8:45~21:00は手数料が無料、それ以外は手数料が110円必要
- スーパー預金を利用していれば、24時間無料
- 中京銀行、徳島銀行、香川銀行、大正銀行、イオン銀行では平日8:45~18:00は無料
- 十六銀行、愛知銀行、名古屋銀行、百五銀行、JAバンクは平日8:45~18:00の引き出しが無料
三井住友銀行の年末年始営業日
三井住友銀行の平日の窓口営業時間は、午前9時~午後3時までです。
平日の夜間や土日祝日も営業している「休日営業店舗」もあり、営業時間は少し異なります。
■ ATM手数料
- 三井住友銀行普通預金の通帳持参で終日預け入れが無料
- キャッシュカードで引き出しは8:45~18:00の間は無料、それ以外は110円の手数料が必要
- イーネットATM・ローソンATM・セブン銀行ATMでは8:45~18:00は月3回まで無料
みずほ銀行の年末年始営業日
みずほ銀行の平日の営業時間は、午前9時~午後3時です。
みずほ銀行にも休日営業店舗がありますが、取り扱っているのは、ローンの相談だけです。
午前10時~午後5時まで営業していて、事前に予約をする必要があります。
■ ATM手数料
- 平日の引き出しは8:45~18:00が無料、8:00~8:45と18:00~23:0は110円、それ以外は220円
- ゆうちょ銀行のATMは0:05~8:45の間は220円、8:45~18:00は110円、18:00~23:55は220円の手数料で利用可能
- エキナカATM「VIEW ALTTE」と、スルガ銀行ATMは、引き出しが8:00~8:45間は220円、8:45~18:00は110円、18:00~23:00は220円の手数料で利用可能
- ステーションATM「Pastasat」は、8:00~8:45は110円、8:45~18:00は無料、18:00~21:00は110円
りそな銀行の年末年始営業日
りそな銀行の営業時間は、午前9時~午後5時までです。
相談業務のみになりますが、午後7時まで営業している店舗もあります。
土日祝日に相談業務のみ受け付けている店舗もあり、営業時間は午前10時~午後6時までです。
■ ATM手数料
- りそな銀行のキャッシュカードで、りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行は平日8:45~18:00は無料、それ以外は110円
- 土曜・日曜・祝日は終日110円
- みなと銀行は平日8:45~18:00は無料、それ以外は110円
- ゆうちょ銀行は土曜日9:00~14:00は110円
ゆうちょ銀行の年末年始営業日
ゆうちょ銀行の営業時間は、郵便局の規模で変わります。
ほとんどの郵便局では、午前9時~午後5時までです。
規模の大きい郵便局だと終日営業していたり、土日祝日も営業していることもあります。
ですが、受け付けているのは郵便物のみです。
貯金窓口を利用する場合は平日の午前9時~午後4時までのところがメインで、中には午後5時まで受け付けているところもあります。
簡易郵便局では、貯金窓口の営業時間が午後3時までとなっているところもあります。
ゆうちょ銀行のATMは基本、年中無休です。
■ ATM手数料
- ATMからの引き出し手数料は終日無料
- 引き出しは終日利用可
- 日曜日・休日は預入れと払戻しが0:05~21:00で利用可
- ファミリーマートにゆうちょ銀行ATMの設置店舗あり
年末年始にコンビニのATMは使える?
年末年始の期間中もコンビニのATMは利用できます。
今は現金の引き出しにコンビニのATMを利用する人が増えてきました。
コンビニは24時間営業の店舗も多く、全国各地にあります。
基本的には手数料が必要にはなりますが、銀行によっては手数料がかからないところもあるので、コンビニのATMを使うという人も多いです。
ですが、コンビニが24時間営業だからと言ってATMが24時間営業とは限りません。
深夜から早朝にかけては、取引を停止している場合もありますし、銀行によって提携しているコンビニが違いますので、利用したい銀行をチェックしてくださいね。
ホームページなどで確認するのが一番確かですが、コンビニのATMにキャッシュカードを入れると案内が出ますので、そこで入出金の時間や手数料を確認することができます。
2019-2020 年末年始の銀行営業日は?営業時間と主要ATM手数料 まとめ
2019年の年末から2020年の年始の銀行の休業期間は、
『2019年12月31日(火)~1月5日(日)の6日間』
2019年は、12月30日(月)が年内最後の営業日となります。
銀行の営業時間外は、ATMを利用すると預け入れや出金が可能です。
ATMからの振込みは基本、銀行が休業期間内の場合、反映されるのは2019年の1月6日(月)になりますが、
『モアタイムシステム』に参加している金融機関同士であれば、24時間365日いつでも他行の口座にお金を即時に振り込むことができます。
年末年始は何かとものいりですが、急に現金が必要になったときは、コンビニのATMを利用することもできます。
銀行はお休みですが、お金が必要なときは銀行のATMやコンビニのATMでおろすことができると思うと安心ですね。
◇ 役所や官公庁、一般企業の年末年始の営業日についてはこちらの記事にまとめています。
・2019-2020 役所官公庁の仕事納めと仕事始めはいつ?一般企業は?