アメリカの感謝祭の翌日ブラックフライデーとはどんな意味?日本では?

アメリカの感謝祭の翌日ブラックフライデーとはどんな意味?日本では?

アメリカの感謝祭の翌日ブラックフライデーとは?

「ブラック」にはどんな意味があるの?

日本で定着は?

その疑問、解消します!

アメリカのブラックフライデーの様子、

黒がつく名前の由来、

日本のブラックフライデーの実情も含めて、

わかりやすくお伝えします。

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アメリカの感謝祭の翌日ブラックフライデーとは?

秋も深まってくると、日本でもテレビや新聞などで『ブラックフライデー』という言葉を見聞きするようになりました。

ブラックフライデーは英語で書くと「Black Friday」、 「黒い金曜日」という意味です。

アメリカには11月の第4木曜日に『サンクスギビングデー(感謝祭)』という祝日があります。

サンクスギビングデー(感謝祭)は、

「イギリスからやってきたアメリカの開拓者たちが、初めて収穫を得た時に、その恵みを神や先住民に感謝した」

ということが由来となった国民の祝日です。

◇ サンクスギビングデー(感謝祭)について詳しくはこちら。
アメリカのサンクスギビングデー感謝祭とは何する日?起源と過ごし方
  

そのサンクスギビングデー(感謝祭)の翌日

つまり、毎年11月の第4金曜日がブラックフライデーです。

ブラックフライデーは、アメリカ全土の小売店で大々的なセールが催され、年間を通じて最も大規模なセールのシーズン開始となる日です。

ブラックフライデーとは

一年で一番買い物をする人が多い日

とも言われています。

ブラックフライデーは正式は休暇日ではありませんが、サンクスギビングデー(感謝祭)が祝日になってるかねあいから休暇になっている人が多く、

伝統的に一年で買い物が最も行われるクリスマス商戦(ホリデーシーズン)のスタート日となっています。

街の小さなショップ、デパートやスーパー、家電量販店などが大幅なディスカウントをするので、老若男女問わず、みんながショッピングを楽しみます。

一種のお祭りみたいなものですね。

お目当ての商品のために、凍てつくような空の下、徹夜して開店を待つ人も少なくありません。

ブラックフライデーの日は通常より長く営業時間を設定しているお店も多く、インターネットの通販サイトなどでも大々的なセールが行われます。

最近では、サンクスギビングデー(感謝祭)のあとの月曜日に行われるオンライン上でのセールイベント『サイバーマンデー(Cyber Monday)』も浸透してきました。

連休中は家族で買い物、平日に突入したらネットショッピングといった感じです。

日本でも例年 Amazon が「サイバーマンデーセール」と称して、ビッグセールを行っています。

ブラックフライデーの「Black」の意味は?

「Black Friday」= 「黒い金曜日」

なぜ大規模セールの開始日が「ブラックな金曜日」なのでしょう。

これには諸説ありますが、

最近の新聞や雑誌で取り上げられている意味としては、

「ブラックフライデーは『お店が黒字になる金曜日』だから」

という説明が多いですね。

黒字は英語で「In the black」(surplus/ profitとも)といいます。

ちなみに、赤字は「In the red」です。

黒字・赤字の由来は、昔、会計士が決算表を作成する時に、利益が出たなら黒ペンで数字を書き、ロスだったら数字を赤ペンで書き込んでいたため、赤字・黒字と呼ぶのだとか。

この黒字を表す「black」が金曜日の「Friday」にくっついて「Black Friday」になったというわけです。

他には、警察関係者の間で

仕事が増えて困った日

という意味から「Black Friday」と呼ばれたという説もあります。

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ブラックフライデーの日は、朝から街が年に一度の大セール目当ての買い物客でごった返します。

人出で賑わえばそれなりにアクシデントも生じ、車の交通量も増えます。

そうなると道路が混み合い、あちらこちらで渋滞を引き起こす上、それに伴ってますます事故や事件が増えるという、おまわりさん泣かせの困った日。

警察官たちのあいだで皮肉をこめて「Black」を「Friday」につけたというものです。

心情的には、とてもよくわかります^^。

とはいっても、ブラックフライデーは多くの人々がワクワク楽しみにしているセールの日なので、

「ブラックフライデーはお店が黒字になる」

というポジティブな意味で「Black」がついたというほうが、ビジネス的にも受けやすいのかも。

結果的には、ブラックフライデーの「ブラック」は、黒字の「黒」の意味で好意的に解釈されて広まりました。

「ブラック+曜日」のパターンだと、『ブラックマンデー(暗黒の月曜日)』や『ブラックサーズデー(暗黒の木曜日)』があります。

いずれも世界的に株価が大暴落した日なので、ブラックフライデーもなにか忌まわしい、縁起が悪い日のように思うかもですが、まったく違います。

吉凶でいえば、お得な買い物ができる「吉」の日がブラックフライデーなので、意味を取り違えないよう、気をつけてくださいね。

ブラックフライデーは日本でも定着する?

前述のように、ブラックフライデーには買い物客が殺到して、小売店などが繁盛することで知られています。

一年で一番買い物をする人が多い日

ということは、

一年で最も売り上げを見込める日

なわけで、

実店舗を持つ日本の小売業者たちもその恩恵に授かりたいわけです。

消費者にとっても、お得に商品を買えるのであればブラックフライデーはウエルカム、どんどん浸透してほしいところです。

日本でブラックフライデーの文化を広めた第一人者は流通大手のイオングループです。

テレビなどでブラックフライデーが話題になったのは、イオンが2016年からブラックフライデーに便乗した割引セールを開催しはじめたから。

これがきっかけとなって今では、大手企業やチェーン店が次々にブラックフライデーセールに参入しています。

例えば、日本航空はポイントをプレゼントしたり、ラウンジのクーポンが当たる抽選会や国内や海外の特別ツアーを用意するなど、例年期間限定のキャンペーンを行っています。

他にも、ECサイトの楽天市場はポイントが大幅にたまるブラックフライデーセールを実施したり、

アメリカ発の会員制倉庫型店舗の『コストコ』は家電の大幅割引が人気です。

実店舗ではファッション小売りのしまむらが、ブラックフライデー限定の福袋「Black Pack」を販売、冬のシーズンに使える商品ばかりの福袋ということで話題になりました。

輸入食品とコーヒー豆を扱っているカルディでは、福袋の他に、ブラックフライデー期間中にコーヒーポイントがアップしたり、一部商品の特別価格販売も実施しています。

日本のブラックフライデーはまだまだ認知度が低いのが現状ですが、消費者としては新たなショッピングイベントとして定着する可能性に期待したいところです。

アメリカの感謝祭の翌日ブラックフライデーとはどんな意味?日本では? まとめ

アメリカのサンクスギビングデー(感謝祭)は毎年11月の第4木曜日。

その翌日の11月の第4金曜日がブラックフライデーです。

ブラックフライデーとは

『一年で一番買い物をする人が多い日』

クリスマス商戦(ホリデーシーズン)のスタート日で、

アメリカ全土の小売店で大々的なセールが催され、年間を通じて最も大規模なセールのシーズン開始となる日です

ブラックフライデー(Black Friday)の「Black」は、「お店が黒字になる」という意味からきています。

日本でも徐々にブラックフライデーは広まってきており、さまざまなジャンルで割引やキャンペーンが開催されています。

お店にオンラインショップがある場合は、同時開催をしている可能性が高いので、近くに店舗がなくてもチェックしてみましょう。

ブラックフライデーを行うお店は年々増えています。

11月末の開催なので、ちょっと早めにクリスマスのプレゼントを用意するのもいいですね。

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