冬至にゆず湯に入るのはなぜか柚子風呂のやり方と効能エコ的な作り方

20101002冬至にゆず湯に入るのはなぜか柚子風呂のやり方と効能エコ的な作り方

冬至にゆず湯に入るのはなぜ?

お風呂をゆず湯にする効能は?

冬至の柚子湯のやり方は?

数が少ないときは?

その疑問、解消します!

どうして冬至の日がよいのか、

ゆず風呂の作り方と効果効能、

ゆずの成分がより働く作り方も含めて、わかりやすくお伝えします。

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冬至にゆず湯に入るのはなぜ?

冬至といえばゆず湯。

 
冬至にゆず湯に入ると1年中風邪をひかない
 

と祖母が信じていたおかげで、子供の頃はお風呂にプカプカ柚子を浮かべてくれるゆず湯が楽しみでした。

大人になって、ゆず湯は柚子の果皮に含まれる芳香性の揮発油が温熱効果を高め、身体を温めてくれるということを知って納得。

それ以来、ゆずが手に入れば冬至ではなくてもゆず湯を作って、ゆったり湯船に浸かっています。

冬の風物詩ともいえる冬至のゆず湯ですが、冬至は 1年中でもっとも昼が短く、夜がいちばん長くなる日です。

どうしてこの冬至の日にゆず湯に入るならわしがあるのでしょう。

冬至にゆず湯に入る由来とは?

1年で最も夜が長い冬至にゆず湯に入ると

 
1年じゅう風邪をひかない

邪気を払ってくれる
 

と言われ、日本では江戸時代から広く伝わる習慣となっています。

冬至にゆず湯に入るようになった由来にはいくつかの説があります。

まず、運を呼び込む前に、自分の身を清めるためという説。

冬至とは二十四節気の一つで、立冬と立春の真ん中にある節気です。

暦の上ではちょうど冬の真ん中に位置し、一年の内で最も昼が短く夜が長い日です。

一年で最も日照時間が短い日と言う事は、翌日から長くなるという事でもありますよね。

この日を境に、再び力が甦ってくる事から、一陽来復(いちようらいふく)と言って、冬至を境に運気が上昇するとも言われています。

その運気が上昇するまえに、自分の身体を清めておこうと冬至の日が選ばれたといいます。

昔は今と違って毎日のようにお風呂に入りませんでした。

なので、お湯に浸かること自体に厄払いの禊(みそぎ)といったお浄めの意味があったのです。

そこにさらに香りの強い柚子を入れる事によって、邪気を払うといった意味もありました。

強い香りには邪気が近寄らないと言われています。

冬が旬の柚子は香りが強く、身を清めるのに最適でした。

また、柚子の木は寿命が長く病気に強いので、それにならって、ゆず湯に入り無病息災を祈るならわしなったとも言われています。

柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。

語呂合わせから冬至に柚子風呂に入るようになったという説もあります。

冬至 = 「湯治」

ゆず = 「融通」

湯治っていうのは、温泉に入ることを通じて病気の治療や健康の回復を図ることです

融通が利く(効く)湯治 = 柚子が効く冬至

 
お風呂のお湯に入って融通よくいきましょう
 

といった語呂合わせ的な遊びの要素です。

ゆず湯は江戸時代、銭湯で客寄せのために冬至にゆずを入れたのが始まりとも言われています。

いずれにしても、柚子にあやかり、邪気を祓って無病息災を願う気持ちが合わさって、今に続く慣習になっているんですね。

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冬至のお風呂ゆず湯の効能とは?

古くから続くゆず湯ですが、現在では科学的にもゆずの様々な効能が明らかになっています。

ゆずの果汁や果皮には多くの栄養が含まれています。

ゆずのビタミンC含有量がすごい

ゆず100g中に含まれる果汁のビタミンC含有量は40mg、果皮には150mgも含まれています。

お肌に良いと言われているビタミンCの含有量は、柑橘類の中でもトップクラス。

ビタミンCは肌の保水性を高め、抗酸化作用があります。

ゆず湯にすることで、乾燥肌の予防や老化予防、肌を守るバリア機能の効果が期待できます。

ゆずを皮ごと丸まんま食べることはありませんが、ゆずを浴槽に入れることで、ビタミンCが果皮と果汁の両方から湯に溶けだします。

ビタミンCが溶け出したゆず湯で、お肌の手入れができてしまいそうですね。

ゆずのクエン酸で疲労回復

レモンや梅干しなどを食べると「酸っぱい」と感じますよね。

この酸味の正体がクエン酸です。

ゆずはクエン酸も豊富。

クエン酸の主な働きとしては、

  • 乳酸を乳酸を分解し、疲労を回復する
  • 血行の改善
  • ミネラルの吸収を促進

などがあります。

ゆずのお風呂によって、血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防するといった効果が期待できます。

ゆずの香りでリラックス

ゆず風呂には、ゆずの芳香によるリラックス効果もあります。

アロマセラピーでおなじみのエッセンシャルオイル、ゆずの精油はゆず独特の爽やかで優しい香りが含まれています。

香り成分は揮発性のため、お湯に入れるとさらに香りがたち、リラックス効果も期待できます。

最近では、アロマセラピーによるリラックス効果は、身体の様々な機能の調節に関係していると言われ、病院や介護施設でアロマセラピーを取り入れているところもあります。

ゆずのアロマセラピー効果によるリラックス効果は、元気に冬を越すためにも役立ちます。

ゆず風呂は視覚的にも楽しい

ゆずをいくつか湯船に浮かべるだけで、いつものお風呂がとても華やかになります。

ふだんの入浴剤と違って、湯船に浮かぶ生の果実は最高のリラクゼーションになるのでは。

 

冬至の柚子湯のやり方とエコ的作り方

ゆず湯に入れるゆずは、とくに見た目や形にこだわる必要はありません。

できれば、無農薬のゆずが手に入るといいですね。

ゆずが家の庭でたくさん採れる、季節になるとおすそわけで頂く、なんて場合はラッキー。

我が家の近くの銭湯でも毎年、冬至はゆず湯をやっています。

また、わたしが通っているスポーツクラブでも、冬至の日はゆず湯になります。

ゆず湯の方法も、地域や家庭によって違うので、わたしが体験したゆず湯のやり方をいくつかご紹介します。

いずれの方法も、肌に刺激がないわけではありません。

肌がデリケートな場合や、小さな子どもがいる場合は注意してくださいね。

ゆずを丸ごと浮かべる

丸々としたゆずが、お湯にプカプカ浮いているのは楽しいもの。

視覚的にも贅沢な見た目を楽しめます。

お肌がデリケートな方にはとくに、丸ごとのゆず湯がオススメ。

カットするより刺激が減ります。

丸ごとならバスタブの中でゆずに触れたり、エキスを揉み出すなどで調整ができます。

ゆずの大きさにもよりますが、3個程度では香りを感じるほどにはなりません。

丸ごと浮かべる場合は思い切って、たくさん(5~6個以上)は入れたほうが良いと思います。

ゆずは輪切りや半分にカット

輪切りや半分にカットして浴槽に入れると、香りもよく、成分も出やすくなります。

ただし、お湯に浸かってると、だんだんグシャグシャになってきて果肉や種がお湯に浮いてくるため、掃除がちょっと大変かもしれません。

カットしたゆずを布袋で包む

ゆずを輪切りや半分にカットしたあと、布の袋に入れてから湯船にいれます。

さらしやガーゼなどで袋を作り、中身が出ないようにして浮かべます。

柚子が見えないのが残念ですが、香りや成分も出やすくお掃除も楽。

ちなみに、わたしの友人は洗濯ネットを使っていました。

キッチンで使う網目の細かい三角ネットなどもおすすめです。

ゆずの成分を働かせるエコ的な作り方

ゆずをたくさん準備できないときは、皮を小さく切るか削るなどして、ゆずから香りと果汁が出る工夫をします。

簡単な方法ばかりですが、組み合わせるなどして、アレンジしてみてください。
 

ゆずの成分をより働かせるには

  • 皮を何ヶ所か削いで、丸ごと入れる
  • 浅く切り込みを入れてから、丸ごと入れる
  • フォークなどで、何ヶ所か皮を刺す
  • 皮をスライスして入れる
  • 果汁をしぼって入れる

冬至に入るゆず湯のまとめ

1年で最も夜が長い冬至にゆず湯に入ると

 
「1年じゅう風邪をひかない」

「邪気を払ってくれる」
 

という言い伝えがあります。

翌日から日照時間が長くなる冬至は一陽来復(いちようらいふく)と言い、この日を境に運気が上昇するとも言われています。

冬至の柚子風呂には身を清めるといった意味合いがありました。

柚子湯につかりながら「一陽来復」と唱えると、さらにハッピーになれるとか^^

冬至にゆず湯に入るようになった由来は諸説ありますが、いずれも柚子にあやかり、邪気を祓って無病息災を願う気持ちから続いてきた昔からのならわしです。

現代ではリラックス効果も含めて、ゆずの様々な効能が明らかになっています。

血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防する、といった効果も期待できるゆず風呂で、元気に冬を乗り越えたいですね。

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