なぜ冬至が年に一度の運気を上げる開運日?
運が良くなるための行動とは?
叶えたい願いがある時は?
その疑問、解消します!
一陽来復の考え方、
易や風水などスピリチュアルな面で見る冬至の意味、
開運行動の具体的なやり方も含めて、
わかりやすくお伝えします。
冬至が年に一度の開運日の理由とは?
「冬至(とうじ)」は1年で昼が最も短く、夜が最も長い日です。
この日を境に、ふたたび日照時間が長くなっていきます。
古くからの冬至の習わしでは、ゆず湯に入ったり、かぼちゃを食べたりするのはよく知られているところですが、
冬至の日をこれだけで過ごすのはあまりにもったいない!
実は、スピリチュアル的に言うと、
『冬至は年に一度の運気を上げる開運日』
なのです。
中国では古来から、
「陰極而陽生(陰極まりて陽を生ず)」
という考え方があります。
簡単に言うと、
「極まると逆に転じる」
という意味で、
陰極而陽生というのは、
「陰が極大化すると、一転して陽となる」
ということです。
この陰極而陽生の考え方を『一陽来復(いちようらいふく)』といい、
一陽来復は冬至の別名でもあります。
中国では冬至を太陽運行の起点と考えたことから、
一陽来復には、
「陽のパワーが一度なくなり、陰のパワーばかりになってしまったので、これからは陽のパワーが復活してどんどん増えていきますよ!」
という意味があります。
まさに「太陽パワー復活の日」ともいえますね。
つまり、冬至とは太陽が力を取り戻していく日なのです。
冬至の日をスタートに、半年先の夏至(6月21日頃)にかけて、陽のパワーが膨らんでいきます。
古今東西、冬至を祀る神事や遺跡跡が数多く存在しています。
今も世界各国では、冬至を
「太陽が生まれ変わる日」
ととらえ、冬至の祝祭が盛大に行われています。
実はクリスマスも、太陽の復活を祝う古代ヨーロッパの祝祭と、イエス・キリストの生誕が結びついたものと考えられています。
イエス・キリストが生まれた日を正確に記したものはないのですが、
本来、冬至祭であった12月25日をイエス・キリストの誕生日として祝うようになったのではないかと言われています。
古くから冬至は神聖な日とされ、重要視されてきたんですね。
そして、イエス・キリストは死後『復活』します。
このあたりも、太陽の再生、復活をイメージさせるところです。
一陽来復の日である冬至は再生、復活の日。
冬至は何かをスタートさせたり、お願い事をしたりするのにはうってつけの開運日なのです。
冬至の願いを叶える開運行動とは?
冬至は太陽の再スタートの日です。
悪いことが続いていても、太陽の力と共に運気が甦り、良い方向へ進んでいくと考えられてきました。
太陽が力を取り戻していく日にあたる冬至には、特別な影響力があります。
特別な冬至の日に、ぜひ行いたい運気アップの開運行動をご紹介しますね。
1. 冬至に新しいことを始める
太陽の再スタートの日とされる冬至は、
『新しいことを始める』
のに最適だと言われています。
新しいお財布を使い始める、
新しいアクセサリーを使い始める、
新しい年の手帳を使い始める、
ダイエットを始める、
といったように、
冬至は何かをスタートするのに申し分のない日です。
気になっている習い事などがあるのなら、冬至の日に始めるのもいいですね。
また、冬至の日に出会ったグッズには強い運が宿るとも言われています。
通販で頼んだ商品などを、冬至の日に指定して受け取るのもおすすめです。
2. 冬至の日に叶えたい願い事を書く
自分の叶えたい願い事を冬至の日に書き記すと、実現に近づきます。
目標や希望があるなら、それを思い描きつつ、紙に書き出します。
コピー用紙でもノートでもメモ帳でも紙であれば何でもOK。
よく、
「願い事は、口にしたり文字で書くと叶いやすい」
と言われますが、
これは自分の潜在意識に、働きかけているんですね。
「心=意識」
です。
心の中には、顕在意識と潜在意識のふたつがあります。
顕在意識というのは、自分がわかって認識している心。
この顕在意識って、なんと、心全体の中のわずか、5%くらいしかないと言われていて、
残りの95%が潜在意識です。
この潜在意識の中身はなんなのかというと、
『過去の自分の思考が集まったモノ』
です。
仕事してたり、テレビ見てたり、スマホ見てたりしても、
心の中では
「今日中なんてムリ」
「ごはん、何、食べようかな」
「ゴミ出さなきゃ」
とか、おしゃべりしてますよね。
これが『思考』で、
潜在意識は、過去の思考の積み重ねです。
そして、この潜在意識は過去のデータから、
「今の自分」を維持しようとするのです。
なぜならその方が安心だから。
「今の自分」を変えようとしても、
潜在意識が現状を維持しようとする矛盾があります。
潜在意識には「ないもの」が理解できないので、
その潜在意識に新しい情報として、あなたの『願い事』を入れる必要があるわけです。
前述の
「願い事は、口にしたり文字で書くと叶いやすい」
というのは、
こういった潜在意識の特徴を利用してのこと。
やり方は簡単です。
紙に叶えたい願い事を、書きだします。
1つでも10個でもかまいません。
文字に表したことで、視覚で客観的に意識することが出来、潜在意識にまで植え付けることが出来るのです。
ポイントは、その願いがもう叶っているような文にすること。
たとえば、
「恋人ができますように」
ではなくて、
「お互いを心から理解しあえる恋人がいます」
といったようにします。
願い事が具体的であるほど、潜在意識に入りやすくなります。
文章にして明確にすることで、その願いを実現するために必要な情報やヒントにアンテナが張り始めます。
そうなると、今まで見過ごしてきたことや、全く気にもとめなかったことさえも、あなたの願望に必要なことは敏感にキャッチできるようになるのです。
冬至はリセット&再スタートの日。
理想の自分、新しい自分に生まれ変わるつもりで願いごとを書くことが、結果として、実現することにつながります。
心理学的には、人は叶う夢を見るもので、叶わない夢は見ないという考え方があります。
叶わないと思える夢でも、夢は見ることが実現の一歩となるのです。
3. イルミネーションを見る
明るく、キラキラ輝くものを見ると、陽の気を身体に入れることができます。
ちょうど、クリスマス・イルミネーションがライトアップされている時期ですね。
街を彩るクリスマス・イルミネーションを見ることで、パワーアップにつながります。
4. アクセサリーを磨く
ジュエリーやアクセサリーは使っているうちに、人の気を吸い、パワーが弱くなります。
上述のように、人はキラキラ輝くものを見るとパワーアップするので、冬至の日に、手持ちのジュエリーやアクセサリーを磨いてあげるのがおすすめです。
5. ポジティブに過ごす
願い事は口にしたほうが叶うと言われますが、言葉には力があります。
- ネガティブな言葉
- 愚痴
- 悪口
を口にするのは避けます。
今、運が悪くても良くても、
「今が自分の運気の底。ここから太陽と一緒に陽に転じる!」
と考えてポジティブに過ごしましょう。
冬至は太陽がこれから始動するという強い影響力のある日。
余裕を持って冬至を過ごすことで、開運のスタートにつながります。
6. ゆず湯に入る
冬至といえばゆず湯が定番ですね。
水は邪気を流すとされています。
「水に流す」
という言葉があるように、水は最高の浄化法のひとつです。
冬至のゆず湯はぜひ入りましょう。
また、風水では柑橘系のゆずの香りには出会い運があると言われています。
◇ ゆず湯についてはこちらに詳しくまとめているので、参考にしてくださいね。
・冬至にゆず湯に入るのはなぜ?柚子風呂のやり方と効能 エコな作り方
7. かぼちゃを食べる
かぼちゃは冬至の食べ物の代表格。
冬至に食べるかぼちゃは、邪気を払い、運気を上げるだけでなく、
栄養価が高く、冬の時期に必要な栄養素が摂れるので、健康維持にも役立ちます。
風水ではカボチャには結婚運があるとされています。
◇ かぼちゃについて詳しくはこちら。
・かぼちゃを冬至に食べる理由は「ん」がつく食べ物といとこ煮に関連?
冬至は年に一度の運気を上げる開運日!願いを叶える7つの行動とは? まとめ
冬至は1年で昼が最も短く、夜が最も長い日です
冬至は別名『一陽来復』といい、
「陽のパワーが一度なくなり、陰のパワーばかりになってしまったので、これからは陽のパワーが復活してどんどん増えていきますよ!」
という意味です。
太陽が力を取り戻していく日にあたる冬至には、特別な影響力があります。
特別な冬至の日に、ぜひ行いたい運気アップの開運行動は以下の7つ。
1. 冬至に新しいことを始める
2. 冬至の日に叶えたい願い事を書く
3. イルミネーションを見る
4. アクセサリーを磨く
6. ゆず湯に入る
7. かぼちゃを食べる
冬至は年に一度の運気の転換期です。
ぜひ今年の冬至には運気アップの行動を取り入れて、
素敵な新年を迎えてくださいね。
◇ 冬至の話題 こちらもどうぞ。
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