フローリングの溝が黒い!簡単掃除で隙間のゴミを取る方法ときれいに保つコツ

フローリングの溝が黒い!簡単掃除で隙間のゴミを取る方法ときれいに保つコツ

現在の日本ではスタンダードな住宅の床材、フローリング

我が家もそうですが、畳と違って液体をこぼしてもサッと拭いたら染みないし、普段の掃除も掃除機でスイスイと、手軽にお手入れしやすいですよね。

でも、よく見てみたら

何だか、フローリングの溝が黒い…?

フローリングはマメに掃除機をかけてきれいにしていても、溝が黒く汚れてくることがあります。

原因は溝に入り込んでしまった細かいホコリや土や砂などの汚れです。

それに加えて、素足でフローリングを歩くことによって、そのホコリや土・砂汚れだけでなく皮脂汚れもプラスされ、少しずつ溝を黒く汚してしまっているのです。

フローリング表面の掃除は掃除機や雑巾がけで対処できますが、細かい溝の掃除には歯ブラシや綿棒、爪楊枝などなど、溝の隙間に入り込んで汚れを掻き出すことの出来るアイテムが必須になります。

また、日常のお掃除では掃除機をかけるだけではなく、定期的に拭き掃除も行うことで、溝の黒ずみ汚れを防ぐことが出来ます。

ここでは、フローリングの溝に詰まった黒い隙間ゴミを取る掃除方法と、掃除後のキレイを保つためのお手入れ方法などについてご紹介します。

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フローリングの溝に詰まる黒いのは何?

表面はきれいなのに、黒くなってしまっているフローリングの溝…。

その黒い汚れの主な原因は、溝に入り込んだ細かいホコリや土、砂汚れです。

「えー?普段から掃除機かけて、ホコリを吸い取ってるのに?」

と思いますが、

実は掃除機をかけてきれいにしていたつもりが、吸い取り切れなかった細かいホコリを、知らず知らずのうちにフローリングの溝に押し込んでいる、なんてことも…。

土や砂汚れは、目で確認できないくらい小さな粒子です。

衣服や靴下などから落ちてフローリングの溝に溜まってしまいます。

お子さんや、外をお散歩させるペットがいるお宅は要注意!

また、窓を開けて換気をしている際に入ってきている可能性もあります。

もちろん、網戸より細かい粒子なので見えないどころか、入ってきている感じもしないと思います。

エアコンを使わずに、自然の風で過ごすのは気持ちいいんですけどね。

我が家では、わたしが夏でも限界まで暑さに耐えるので、リビングは長く窓が開いている状態ですし、寝室は昼間は窓を開けっぱなしにしています。

なので1日中…何なら外出中も閉め忘れて開いてることがしばしばです。

そんなふうにしていると、フローリングにはどんどんホコリや土、砂がたまってしまうのです。

そこを素足で歩き回ると、次に付いてしまうのが皮脂汚れです。

この皮脂汚れが先に溝に詰まったホコリなどの汚れと混ざってしまって、より取りにくい黒い汚れとなってフローリングの溝に定着してしまうというわけです。

更に、黒い汚れの原因として他に考えられるものは、油汚れも挙げられます。

キッチンなどの床に付いてしまっている、料理中に飛んだ油。

また、テーブルの下などに落ちてしまった食べこぼしなど。

拭いたり拾ったり、片付けたつもりでも食べ物の油は残ったままかもですね。

我が家では、ペットの犬がかすめ取って食べたり、舐めたりしてしまうこともあるので、その汚れもプラスされていそうです^^;

これが足の裏やスリッパに付いてしまったまま、あちこち歩くと、少しずつフローリングを、その溝までも汚していきます。

フローリングの溝の簡単掃除方法とは?

普段から掃除機をかけていても汚れてしまったフローリングの溝。

いつも掃除に使っている掃除機やクイックルワイパー、雑巾だけでは、フローリングの溝の掃除には充分な力を発揮できません。

でも細かい作業にピッタリの道具があれば、簡単に掃除が出来ます。

意外に家にあるもので対応できるので、特別な掃除グッズは必要ありません。

思い立ったらすぐお掃除開始です!

フローリングの黒ずみ除去に最適な道具

  • 歯ブラシ(使い古しでOK)
  • 爪楊枝や竹串
  • 綿棒(先の細い、ベビー用綿棒がベター)
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道具が揃えば簡単♪フローリングの溝掃除の手順


まずは通常の掃除をします。

掃除機やモップなどを使って、フローリングの表面の目立つホコリや汚れをしっかり取り除きます。


準備した歯ブラシや綿棒などで、溝の汚れを掻き出します。

力を入れ過ぎて、フローリングを痛めないように気を付けてくださいね。

POINT!
溝の汚れが頑固で簡単に取れない場合は、綿棒の先などに、床用のクリーナーなどを少しつけて汚れを掻き出してみてください。


掻き出した汚れを、掃除機で吸い取ります。

お使いの掃除機にブラシ付きのアタッチメントがあるなら、それで掃除すると溝に残った細かい汚れもきれいに取れます。


水拭きと乾拭きで仕上げ。フローリングに水分が残ってしまうと、ホコリや汚れが付きやすくなってしまうので、しっかり乾拭きをします。

クリーナーを使った場合は、それも残さないように気を付けて。

細かい作業は面倒そうですが、やってみると取れる汚れに驚いたり、きれいになると達成感が…!

わたしもbeforeとafterをわざわざ写真に残して、夫に見せた経験があります。(半分感心、半分呆れられましたけど^^;)

フローリングの溝をきれいに保つコツは?

そんなに難しい掃除じゃないし、きれいになれば嬉しいものです。

せっかくきれいになったフローリングの溝。

なるべくこの状態を長くキープしていきたいですよね。

フローリングの溝をきれいに保つには、日々の掃除が大切です。

掃除機をかけるだけでなく、フロア用ワイパーやモップもかけて、フローリングの溝にホコリや汚れが溜まらないようにすれば、溝に黒い汚れが定着してしまうのを防げます。

掃除の順番としては、


1,
掃除機で大きなホコリなどを取る

2,
細かい汚れをワイパーやモップで取り除く

です。

マイクロファイバーのモップなどは繊維が細かくて、溝の奥にまで届いてホコリを取り除いてくれるのでオススメのアイテムです。

この時、フロア用ワイパーのシートやモップが汚れたままだと、フローリングの溝に汚れを押し込んでしまうので、要注意!

せっかくのプラスひと手間の掃除が逆効果になってしまいます。

シートは汚れたら交換、モップの洗濯や交換もこまめに行って、掃除用品をきれいな状態で使ってください。

また、ブラシ付きアタッチメントがある場合は、時間がある時に、掃除機の先を取り換えた上でフローリングの溝をなぞるように意識的に掃除します。

そうすると、溝に詰まったホコリや砂・土を黒い汚れになる前に取り除けるので、きれいな状態を保つことが出来ます。

フローリングの溝が黒い!簡単掃除で隙間のゴミを取る方法ときれいに保つコツ まとめ

普段は気付きにくいフローリングの溝の黒い汚れ。

面倒そうだけど、家にあるもので簡単に掃除が可能で、日頃の掃除の習慣次第で汚れを防げます。

ハイハイする赤ちゃんがいるご家庭など、フローリングは、表面だけじゃなく溝もきれいに保ちたいですよね。

(その赤ちゃんが、フローリング汚しの第一人者でもありますが…笑)

取り切れないフローリングの溝のゴミを長い間そのままにしておくと、汚れが定着し、雑菌やカビが繁殖してしまうので、注意が必要です。

カビ掃除となると、掃除にもっと手間がかかってしまいます。

フローリングの溝の黒ずみは、気付いた時の早め掃除できれいにしてしまった方が楽ちんです。

溝の掃除までしてスッキリしたフローリング。

黒かった溝がきれいになるとフローリング全体が、ワントーン明るくなったような感じがして気持ちいいですよね。

日々の掃除も継続して、今後もきれいをキープしていきたいですね。

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