神社参拝おみくじの正しい引き方お願い事が叶う順番と作法で運気UP!

神社参拝おみくじの正しい引き方お願い事が叶う順番と作法で運気UP!

神社でのおみくじの引き方のマナーとは?

おみくじを引く時の正しい参拝の順番は?

願い事が叶う引き方は?

その疑問、解消します!

おみくじは神さまからあなたへの重要なメッセージ、

正しいおみくじの引き方、

願い事が叶う参拝方法を含め具体的にお伝えします。

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神社参拝おみくじの引き方マナーとは?

初詣は神社でお参りする方も多いですね。

お正月以外にも節分や厄除け、七五三などのお参り、ブームのパワースポット巡りなどで、ご利益にあやかるために神社を訪れる人が増えています。

多くの人が神社で参拝すると「おみくじ」を引く流れになっていますが、このおみくじには正しい引き方があります。

実は、わたしは20代のときに一日で「凶」を3回引いたことがあるんです。

それも、それぞれ別々の神社で(笑)。

奇跡としかいいようがないですよね。

あとになって、凶を引いたからといって一日に何度もおみくじを引くのは間違いだと知るのですが、その日は何しろ「凶」がショックで、友人たちと勢いで別の神社へとはしごをしたのです。

結果として3つの神社で3つの凶を引くという、信じ難いくじ運を体験するんですが。

おかげでというか、この経験があって、おみくじについていろいろ調べたんですね。

すると、そもそも、神社を参拝する理由から間違ってたことがわかりました。

どうして神社を参拝するの?

どうして神社を参拝するのか、という質問に、

「願い事を叶えるため」

という答えが浮かんだなら、それは間違い。

神社の参拝で最も大切なことは、神さまへ感謝の言葉を伝えることです。

神道には、

神さまを尊敬することによって、神さまがさらにご神威を発揮され、私たちにたくさんのお恵みをくださる

という考えがあるのです。

なので、まずは神さまに日頃の感謝の気持ちを伝えることが大事なのです。

神社は、神さまに「お願い」をするためにお参りに行くところではなく、神さまに「お礼」をするためにお参りにいくのです。

神さまに、家があること、家族がいること、仕事があること、健康であることなどの感謝をするのが参拝です。

そして、何かに悩んでいたり、誰かに後押しをしてもらいたい時、おみくじを引いてみます。

おみくじには神さまからの言葉が書かれています

つまり、おみくじはあなたに対する神さまからのメッセージ

おみくじは、神さまからの声をいただける貴重な機会なんです。

神さまからのメッセージを受け取るためには、神社できちんとした参拝をすることが神さまへの礼儀になります

おみくじを引く前の参拝で気をつけること

参拝に来た多くの人が神社でお願い事をします。

あなたの願い事は神さまに届いているでしょうか?

きちんとした作法で参拝をして、正しいおみくじの引き方をすると、あなたの願い事は神さまに届いて、神さまからアドバイスをいただけます

おみくじを引く前、参拝から神さまに失礼のないようにしましょう。

■ 鳥居をくぐる時は一礼する

鳥居から先は神さまのいらっしゃる神聖な場所です。

一礼をしてから入場します。

■ 参道の真ん中を歩かない

参道の真ん中は神さまのエネルギーが通るところとされています。

端を歩くようにします。

■ 神社内で大声を出さない

  
神聖な場所なので、静かに内観しながら歩きます。

■ 手水舎で必ず手と口を清める

必ず手と口を清めてから参拝します。

なぜ清めるかというと、目には見えない自分についた「罪・穢れ」を祓うためです。

神さまのおそばへ伺うのですから、少しでも清めてから、神さまにご挨拶をします。

 

手と口の清め方

(1)右手で柄杓(柄杓)を持って水をくみ、それを左手にかけて洗う。

(2)左手に柄杓を持ちかえて、右手を洗う。

(3)右手で柄杓を持ち、左の掌に水を入れて、その水で口をすすぐ。
  杓に直接口を付けてはいけません。
  
(4)もう一度、左手に水をかける。

(5)両手で柄杓を立てて、柄の部分に水を流す。

 

◇ 参拝の作法についてはこちらに詳しくまとめています。
神社とお寺の違いとは参拝のやり方と作法にも二礼二拍手一礼と合掌

おみくじを引く前の参拝の順番と作法は?

拝殿まで進んだら、「二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)」で参拝を行います。

二礼二拍手一礼は、日本の神社で用いられる拝礼作法で、まずお辞儀を二度行い、二度手を叩き(拍手)、最後にもう一度お辞儀を行うもの。

出雲大社は二礼四拍手一礼です。

二礼二拍手一礼のあとで、これからおみくじを引くことを神さまにお伝えします

以下の手順を参考にしてください。

おみくじを引く前の参拝

■ 1. 姿勢を正す

神前に進み、まずは神殿の正面で姿勢を正します。

■ 2. お賽銭を入れる

次にお賽銭箱にお金を入れます。

よくお賽銭を投げて入れる人を見かけますが、放り投げたりするのは絶対NG。

お賽銭には『お供え物』という意味があります

お供え物を放り投げることはありませんよね。

神さまに失礼にあたります。

お金は、そっと、賽銭箱に入れるようにするのが正しいマナーです。

■ 3. 鈴を鳴らす

お賽銭を入れたら、綱を揺らして鈴を数回鳴らします。

鈴の音には邪気を祓う意味があるので、きちんと音を出すように鳴らしましょう。

■ 4. 二礼二拍手をする

鈴を鳴らしたら二礼二拍手をします。

2回頭を下げてお辞儀をして、神さまに敬意を表します。

次に、胸の高さで手のひらを合わせ二拍手します。

■ 5. 神さまに祈りをこめる

二礼二拍手をしたら、手を合わせて普段の暮らしに感謝の祈りをします。

おみくじを引くときは、

今日はこの後おみくじを引くので、私へのメッセージをお願いします

と神さまにお伝えします。

この時のポイントは次の章で詳しくお伝えしますね。

■ 6. 一礼する

お祈りが終わったら、最後に一礼をして、右足から後ずさりして神殿を後にします。

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おみくじの願い事が叶う引き方とは?

神社に参拝する前に、あらかじめ「どの神社に行くか」というのを決めておきます。

こうすると神さまに気持ちが向かい、自分の中にも心構えができます。

そして、「おみくじを引く」と心に決めます。

参拝の際は、二礼二拍手のあとで、まず神さまに感謝の言葉をお伝えします。

次に、自分の知りたいと思う事柄を神さまにお知らせします。

そうすると、おみくじで神さまからの声が、あなたへのメッセージという形でいただけるのです。

では、二礼二拍手のあとからの手順を具体的にお伝えしていきますね。

二礼二拍手のあとのお祈りでは

■ 1. 神さまに感謝する

参拝の二礼二拍手のあと、神さまに日頃の感謝をお伝えします

  • あたりまえの生活ができることに感謝する
  • 生きていることに感謝する

前述のように、家があること、家族がいること、仕事があること、健康であることなど、日頃の感謝をして神さまにお礼を伝えます。

■ 2. アドバイスをお願いする

あなたが知りたいと思う事柄をお知らせします

今の恋愛はうまくいくでしょうか?

旅行に行こうと思うのですが、どうでしょう?

転職するか迷ってます

などです。

そして、こう付け加えます。

このあとおみくじを引きますので、アドバイスをください

これからおみくじを引きますので、お言葉をください。」

たとえば、恋愛の行方を知りたい場合は、

今の恋愛はうまくいくでしょうか?このあとおみくじを引きますので、アドバイスをください

といったお願いの仕方をします。

特に知りたいことがない場合は、

「このあとおみくじを引きますので、アドバイス(お言葉)をください」

だけでOK。

参拝前に、神さまに聞きたいことを簡潔にまとめておくといいですね。

アドバイスをお願いしたあとは、一礼するのを忘れずに。

おみくじを引く時は静かな心で

おみくじは運試しではなく、神さまからのメッセージです。

おみくじを引く際には「大吉が出ますように」と自分の願いを念じるのではなく、なるべく邪念を持たない静かな心で、

〇〇に対してメッセージをください

今の自分に必要な言葉を授けてください

という気持ちを込めて引きます。

おみくじを引いたあとは?

おみくじを開封するとき、まず一番氣になるのが大吉、中吉、吉、凶の部分かと思います。

ですが、この吉凶の部分はあまり重要ではないのです。

おみくじというものは、吉凶に関係なく、良いことも悪いことも書いてあります。

吉凶は、あなたの今の「運」だと考えてもよいですが、その他に書いてあることは占いや運ではなく、神さまからのメッセージやアドバイスなのです。

おみくじに書かれていることは、神殿前で、

今の私にメッセージをお願いします

このあとおみくじを引きますので、アドバイスをください

と、あなたの意を伝えた神さまからのお返事です。

今後のヒントになる言葉が必ずあるので、きちんと内容を理解するのが大切です。

おみくじを開いたら吉凶に一喜一憂せず、おみくじに書かれている内容をしっかり受け止めることが重要なのです。

 
◇ おみくじに書かれている言葉の意味について詳しくはこちら。
おみくじの運勢の種類すぐわかる言葉の意味と運を上げる項目の見方
 

ちなみに、前述のわたしのように、凶がでたからといって何度も引き直したりするのはご法度、厳禁です。

というのは、もうおわかりかもですが、その理由は、神さまのお言葉を信じず、聞く耳を持たない証拠だからです。

おみくじは持ち帰る?

おみくじは、『持ち帰る派』と『結びつける派』がいますが、どちらでもかまいません。

よく、「良い運勢だったら持ち帰る」「悪い運勢だったら木に結びつける」と言いますが、吉凶がどんな結果でも、手帳やお財布などに入れて持ち歩いてOKですし、木に結ぶのもOKです。

神社参拝おみくじの正しい引き方お願い事が叶う順番と作法で運気UP! まとめ

神社でおみくじを引くのなら、まずは神さまにお願いする準備をしっかりしましょう。

神さまからメッセージをいただくためには、神社参拝の礼儀作法を身に付け、謙虚な気持ちで礼を尽くすことも大事です。

本殿前では、感謝の言葉をお伝えしてお祈りをします。

最後に、

「このあとおみくじを引きますので、アドバイスをください」

と伝えます。

そして、おみくじを引く際にも、「大吉が出ますように」ではなく、「どうぞメッセージをください」という気持ちを込めて引きます。

おみくじは神さまからのメッセージであり、励ましの言葉でもあります。

吉凶に一喜一憂せず、書かれている内容をしっかり受け止めてみてくださいね。

◇ 参拝のお賽銭についてはこちらをご参考に。
初詣のお賽銭はいくら入れるのか相場とご利益がある金額と金種の意味

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