大雨警報と大雨注意報と大雨特別警報の違いをわかりやすく教えて!

大雨警報と大雨注意報と大雨特別警報の違いをわかりやすく教えて!

大雨警報と大雨注意報の違いは?

大雨特別警報とはどんなもの?

発表されたらどうすればいいの?

その疑問、解消します!

注意報と警報と特別警報の意味、

特別警報が開始された理由、

気象庁の大雨特別警報の定義や具体的な特徴も含めて、わかりやすくお伝えします。

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注意報と警報と特別警報の違いは?

雨が多い時期になりました。

大雨や集中豪雨、ゲリラ豪雨の時は、「大雨注意報」や「大雨警報」などよく見聞きしますね。

最近は、大きな水害を引き起こす「大雨特別警報」も出されるようになりました。

「大雨注意報」「大雨警報」「大雨特別警報」。

それぞれがどんな警報なのか、理解しておくと必ず防災に役立ちます。

普段なに気に見ている天気予報でも、あらかじめ大雨に対する心構えがあるとないとじゃ、もしもの時の行動が変わってきます。

まずはキーワードの「注意報」と「警報」と「特別警報」からご説明しますね。

「注意報」「警報」「特別警報」とは、自然災害が起こるおそれがある場合に、気象庁が注意喚起・警告のために発表するものです。

いずれも目的は、周辺住民などの個人や企業などに注意や警戒を呼びかけるためで、発表されると関係する行政機関、都道府県、市町村に伝わり、各地域の防災活動などに活用されています。

事前に呼びかけることで、被害をなくそうという主旨です。

注意報とは?

注意報とは、

災害が起るおそれがある場合にその旨を注意して行う予報

です。

気象、地面現象、高潮、波浪、浸水、洪水の「注意報」があります。

気象注意報とは、雨、風、雪などの現象が原因で、災害が起こるおそれがある時に発表される予報です

気象注意報には風雪、強風、大雨、大雪、雷、乾燥、濃霧、霜、なだれ、低温、着雪、着氷、融雪の「注意報」があります。

警報とは?

警報とは、

災害が起るおそれがある場合にその旨を注意して行う予報

です。

注意報と同様に、気象、地面現象、高潮、波浪、浸水、洪水の警報があります。

気象警報には暴風、暴風雪、大雨、大雪の警報があります。

特別警報とは?

特別警報は数十年に一度のレベルの異常気象や噴火などにより、甚大な被害が出る恐れがある場合に気象庁が発表するものです。

特別警報は、2013年8月30日から運用が開始されました。

気象庁の特別警報の定義は、

予想される現象が特に異常であるため重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合に、その旨を示して行う警報

となっています。

気象、地面現象、高潮、波浪の特別警報があります。

気象特別警報には暴風、暴風雪、大雨、大雪の特別警報があります。

注意報と警報の違いは?

注意報と警報の違いは、災害が発生する可能性の度合いです。

注意報 < 警報 < 特別警報

となります。

予想される被害規模の軽重や、災害のリスク、対応の要否や、緊急性、などで区別されています。

注意報と警報はどちらも、降水量や風速などの気象要素や、指標を数値化した基準をもとに発表されますが、地理的な特性や過去の災害事例などを考慮して、地域により基準に差があります。

まず注意報が発表され、そこで注意喚起をして、そののちに警報が発表されるという「注意報 → 警報」という流れが多いです。

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大雨警報と大雨注意報の違いは?

注意報と警報の違いがわかったところで、大雨注意報と大雨警報についての違いをお伝えしますね。

大雨注意報とは?

注意報は、災害が発生するおそれのあるときに注意を呼びかけて行う予報です。

気象庁による大雨注意報の定義は以下のようになっています。

大雨注意報は、大雨による土砂災害や浸水害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。雨が止んでも、土砂災害等のおそれが残っている場合には発表を継続します。

普段、天気予報やテレビのテロップに「大雨注意報」とあっても、そんなに気にしないですよね。

「大雨注意報だから、今日は休もう」

なんてことはないわけで、サラリーマンなら普通どおりに出勤して仕事をするレベルです。

ですが、気象庁が大雨注意報を出すのにはちゃんと理由があるんです。

その地域で、

雨量が過去に災害が起きたときと同じくらい、もしくはそうなると予想される

ときに大雨注意報が出るのです。

最近の都心ではゲリラ豪雨も多くて慣れっこになっている感がある大雨注意報ですが、気象庁の注意喚起なのですから心しておくべきですね。

大雨警報とは

警報は、重大な災害が発生するおそれのあるときに警戒を呼びかけて行う予報です

気象庁による大雨警報の定義は以下のようになっています。

大雨警報は、大雨による重大な土砂災害や浸水害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。特に警戒すべき事項を標題に明示して「大雨警報(土砂災害)」、「大雨警報(浸水害)」又は「大雨警報(土砂災害、浸水害)」のように発表します。雨が止んでも重大な土砂災害等のおそれが残っている場合には発表を継続します。

注意報が警報になっているのですから、大雨警報は結構ヤバイ気象です。

その地域での過去の雨量データをもとにして、

雨量が人的被害(亡くなるような)が起こるおそれがあるくらい、もしくはそうなると予想される

ときに発表されます。

なので、大雨警報が出たら、即、『災害モード』で行動することが必要です。

不要な外出はしない、気象情報に気をつける、避難場所があるなら行く、など、身を守ることを優先します。

大雨特別警報とはどんなもの?

大雨特別警報は、警報の基準をはるかに超えた、その地域で50年に一度レベルの大雨のときに発表されるものです。

大雨の特別警報の場合、48時間の降水量や地中にたまった雨の量が、気象庁が過去のデータから地域ごとに算出している「50年に一度」の数値を超えた場合などに発表されています。

前述のように、特別警報は2013年8月30日から運用が開始された、比較的新しい制度です。

2011年3月の東日本大震災などで、従来の「警報」発表では迅速な避難につながらないケースがあったことを受けて、危機感を強く訴えるために、2013年8月から運用を始めました。

初めて大雨特別警報が出されたのは、列島を縦断した2013年9月の台風18号による大雨被害の時です。

気象庁による大雨警報の定義は以下のようになっています。

大雨特別警報は、台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想される場合、若しくは、数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合に発表します。大雨特別警報が発表された場合、重大な土砂災害や浸水害が発生するおそれが著しく大きい状況が予想されます。特に警戒すべき事項を標題に明示して「大雨特別警報(土砂災害)」、「大雨特別警報(浸水害)」又は「大雨特別警報(土砂災害、浸水害)」のように発表します。雨が止んでも重大な土砂災害等のおそれが著しく大きい場合には発表を継続します。

大雨特別警報は命にかかわる警報です。

大雨特別警報が出たら、最大級の警戒をして命を守る行動をとることが必要です。

◇大雨特別警報が出たときの行動について詳しくはこちら。
大雨特別警報が発表されたらどうすればいいの?取るべき行動リスト!

大雨警報と大雨注意報と大雨特別警報の違いを教えて!まとめ

大雨注意報:「雨量が過去に災害が起きたときと同じくらい、もしくはそうなると予想される」

大雨警報:「雨量が人的被害(亡くなるような)が起こるおそれがあるくらい、もしくはそうなると予想される」

大雨特別警報は、警報の基準をはるかに超えた、その地域で50年に一度レベルの大雨のときに発表されるものです

『注意報 < 警報 < 特別警報』

となります。

大雨特別警報が出たら、最大級の警戒をして命を守る行動をとります。

最近、警報や注意報が多く発令されています。

大雨注意報・警報などで大雨情報をキャッチしたら、ラジオやテレビなどで気象情報にはくれぐれも注意して、非常時に備えましょう。

大雨特別警報に変わる場合もあります。

地元気象台の発表する警報、注意報、気象情報にはくれぐれも留意してくださいね。

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