二百二十日2018年はいつ?農家の三大厄日とされる理由とは?

二百二十日2018年はいつ?農家の三大厄日とされる理由とは?

2018年の二百二十日はいつ?

どんなことをする日?

意味や由来は?

農家の三大厄日と呼ばれるのはなぜ?

その疑問、解消します!

二百二十日の日付が変わる理由、

八朔・二百十日・二百二十日が怖れられる所以、

雑節の意味も含めて、わかりやすくお伝えします。

スポンサードリンク
  

二百二十日2018年はいつ?

9月に入り、朝夕は冷え込むようになりました。

今年は台風が多いですね。

暮らしの目安とされる暦の雑節に「二百二十日」というものがあります。

「二百二十日」は、「にひゃくはつか」と読みます。

雑節というのは、昔の人が二十四節気(にじゅうしせっき:一年間を24等分したもの)や五節句(ごせっく:季節の節目の行事)の他に、季節の変化の目安とした特定の日の総称のことです。

雑節は、『立春』や『啓蟄』『春分』といった二十四節気を補完するものとして言いならわされてきたもので、『節分』や『土用』『彼岸』なども雑節となっています。

雑節の二百二十日は、昔から『台風が来る日』として警戒されてきました。

二百二十日は立春から数えて220日目の9月11日頃です。

2018年の二百二十日は、2018年9月11日(火曜日)になります。

二百二十日の日にちの決まり方は?

二百二十日は毎年同じ日になるとは限りません。

その理由は立春(2月4日頃)にあります。

二百二十日は立春が起算日です。

立春の日を1日目として数えるので、二百二十日は立春の日から数えて219日後になります。

ですが、この立春の日もまた毎年同じわけではないのです。

立春の日付が年によって違う理由は、立春は太陽と地球の位置を固定して日時をあわせて決めているからです。

1年に1回、地球と太陽が決まった位置関係になったタイミングのことを立春と名付けているので、「2月4日は立春の日」というように、日付で決めているわけではないのです。

立春の位置は、春分を基準にして315度の位置で、その日が立春の日となります。

4年に一度、2月が29日まである「うるう年」というものがありますよね。

よく「1年365日」といいますが、もう少し正確にいうと365日にプラスして6時間ほどあります。

そのため、地球が太陽を一周し元の位置に戻ってきたとき、カレンダーより6時間ほど遅れて戻ってきてしまうのです。

天文学的には年々時間がずれていくので、4年に一度のうるう年で調整されるというわけです。

立春が同じ日にちにならないのも、このような理由から。

立春や二百二十日が毎年同じ日ではないのは、1年が365日と約6時間あるからなんですね。

二百二十日はどんな意味を持つ日?

二百二十日は雑節のひとつでしたね。

雑節は、生活や農作業に照らし合わせてつくられていて、古くから日本人の生活の中に溶け込んでいました。

節分や彼岸など、年中行事、民俗行事となっているものも多く、今のわたしたちの生活にもなじみ深いものもあります。

二百二十日は簡単に言うと、「嵐が来る日」。

台風が来るのを警戒しなければいけない日

という意味合いです。

立春から数えて210日目、9月1日頃に「二百十日」という雑節があります。

実質的には10日しか離れていません。

二百十日も二百二十日も、日にちが違うだけで意味合いは同じです。

この立春から数えて210~220日目頃というのは、稲の花が盛りの頃合いなので、

台風に気をつけましょう

という意味があります。

ちなみに、二百十日を最初に掲載した官暦は江戸時代の貞享暦で、1684年のものです。

徳川幕府の暦の編纂を担当していた渋皮春海(しぶかわしゅんかい)が釣り好きで、たびたび出かけた品川の漁師から、

「長年の経験でいうと、立春から二百十日目は大暴風雨となる」

教えられたのがきっかけだと言われていますが、それより以前に出された民間の暦、伊勢暦(1656年)には既に記載されていたとか。

真偽は定かではありませんが、どちらにしても、その日だけ気をつけていればよいというものではなく、「時期的に気をつけましょう」という警告の意味も含まれています。

◇ 二百十日についてはこちらに詳しく。
二百十日とは何の日?農家の厄日と呼ばれる理由と風祭り行事の意味

スポンサードリンク

二百二十日は農家の三大厄日のひとつ

「八朔(はっさく)」・「二百十日」・「二百二十日」は、農家の三大厄日として怖れられてきました。

厄日というのは、俗にいう「荒れ日」のことで、天候の悪い日を意味します。

◇ 八朔について詳しくはこちら。
旧暦8月1日の八朔とはどんな意味?名前の由来でわかる伝統行事
 

八朔は旧暦の8月1日、二百十日は立春から210日目、二百二十日は立春から220日めになります。
 

  • 2018年の二百十日は、2018年9月1日
  • 2018年の八朔は、2018年9月10日
  • 2018年の二百二十日は、2018年9月11日

 

こうして見ると、三大厄日と言われる3日間は、とても近くにありますね。

今は、台風接近の時期はかなり正確に予測できるようになって、台風による被害も昔に比べれば遙かに少なくなってきてはいます。

ですが、人工衛星やレーダー映像などがない昔は、秋にやってくる台風は本当に恐ろしい存在でした。

9月に入ると多くの農家が収穫の時期を迎える頃合いですが、「八朔」、「二百十日」、「二百二十日」は農作物に甚大な影響を与える台風に見舞われることが多い時期でもあります。

台風が襲来すれば、花や果実や稲穂が吹き飛ばされ、稲は倒れて水に浸かったりで、手塩にかけて大切に育てた野菜や米が実らなくなります。

農家にとっては正に死活問題、嵐の日は凶作に見舞われる厄日となるのです。

農家の人々は、過去の経験から、油断のならないこの日を「厄日」として戒めるようになったんですね。

「八朔」・「二百十日」・「二百二十日」は丹精込めて大事に育ててきた作物が、わずか一日でだめになるかもしれない災害が訪れる時期ということで、農家の三大厄日とされたといわれています。

二百二十日2018年はいつ?農家の三大厄日とされる理由とは? まとめ

二百二十日は立春から数えて220日目の9月11日頃です。

2018年の二百二十日は、2018年9月11日(火曜日)になります。

二百二十日は毎年同じ日になるとは限りません。

二百二十日は簡単に言うと、「嵐が来る日」。

「台風が来るのを警戒しなければいけない日」

という意味合いです。

「八朔」・「二百十日」・「二百二十日」は、台風が襲来し農作物に甚大な被害をもたらすといわれ、農家の三大厄日とされています。

昔も今も台風は怖ろしいものです。

現代のわたしたちの暮らしでは、台風は農作物のみならず、生活に直結するインフラ・ライフライン、公共交通機関にも大きな影響があります。

二百十日の頃は9月1日の防災の日にあたりますが、台風を予測する先人の教えにならって、二百二十日には、今一度、自分たちで出来る防災対策を見直すのもいいかもしれませんね。

◇ 関連記事
9月1日が防災の日なのはなぜ?由来でわかる防災週間にこめられた意味

二百十日とは何の日?農家の厄日と呼ばれる理由と風祭り行事の意味

旧暦8月1日の八朔とはどんな意味?名前の由来でわかる伝統行事

スポンサードリンク