幼児3歳未満のインフルエンザ予防接種の時期はいつが効果的?月齢は?

3歳未満の幼児のインフルエンザ予防接種はいつ頃すればいい?

2回接種するのはなぜ?

最適なサイクルは?

その疑問、解消します!

インフルエンザの流行前に準備できる具体例、

1歳未満の場合のワクチンの考え方、

有効期間も含めて、わかりやすくお伝えします。

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3歳未満の幼児のインフルエンザ予防接種はいつが効果的?

寒くなってくると、毎年大流行するインフルエンザ

インフルエンザの予防対策としては手洗い、うがいなどいろいろありますが、

小さなお子さんがいる場合は、なんといっても、気持ち的に安心できるのは『インフルエンザの予防接種』を受けておくことです。

多くの病院では10月に入ると予約受け付けが始まります。

毎年、インフルエンザが本格的に流行するのは12月中旬から1月です。

例年1月~2月に流行のピークを迎えるので、この前に合わせて予防接種をするのが効果的となります。

予防接種の効果は、接種後約6カ月と言われています。

最も流行するのが12月~2月なので、この時期に間に合うようにもっていくのがベストですね。

ワクチン接種による効果が出現するまでには、2週間程度を要します。

なので、12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいといえます。

幼児のインフルエンザ予防接種は2回必要?

インフルエンザの予防接種は、希望する人だけが受ける「任意接種」で、生後6カ月(満6カ月)から受けられます。

3歳未満の幼児の場合、2回の予防接種を受けることが推奨されています。

以下、厚生労働省のホームページからの引用です。

(1)6カ月以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種(注4)
(2)3歳以上13歳未満の方 1回0.5mL 2回接種

(注4)[2](1)について、一部のワクチンは、「1歳以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種」となります。

まとめると、以下のようになります。

年齢別ワクチンの量と接種回数

なぜ幼児はインフルエンザワクチンが2回必要?

結論からいうと、1回の接種だとワクチンの効果が低く、インフルエンザに対する免疫の持続期間が短いからです。

ワクチンをどれだけ打ったかで、それに応じてインフルエンザの抗体(免疫)がついてきます。

つまり、ワクチンを毎年接種することで、より抗体がつきやすくなるんですね。

幼児は生まれてから年数が少ないので、大人よりも回数を増やして抗体を多く作っていくために、2回接種するという考え方です。

2回接種するほうが、1回めよりも免疫力が増し、インフルエンザワクチンが持続する期間も長くなるとされています。

最近は、前年に2回受けている場合は、今年は1回にするというケースもあるようなので、このあたりは、お医者さんに相談してみるのがいいと思います。

インフルエンザワクチンの1回目と2回目の間隔は?

インフルエンザワクチンは、2~4週間の間隔で2回接種するのが効果的とされています。

より効果を高めるには、3~4週間で接種することが最適とされています。

できれば、4週間が理想です。

4週間までの接種が好ましいですが、どうしても接種できない場合は、4週間以上空いてもできるだけ早く接種するようにします。

インフルエンザワクチンの1回めの時期は?

インフルエンザが本格的に流行するのは12月中旬から1月。

効果が出るまでに2週間程必要とすると、12月の上旬には終わらせておくのが理想です。

2~4週間の間隔が効果的ということを考えると、1回目の接種は、

10月下旬~11月上旬

がベストです。

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インフルエンザワクチンの2回めの時期は?

2回目は、1回目の接種時期から2~4週間ほど期間を空けます。

できれば3週間以上空けるほうがより効果的で、4週間ならベスト。

なので、2回目

11月下旬~12月上旬

あたりが理想です。

具体的な数字を例にあげてみますね。

11月1日 : 1回目の接種

2回目はそこから3~4週間後の

11月22日(3週間後)~11月29日(4週間後)

 

効果が出るまでの2週間を考えても、このサイクルなら、12月中旬にはバッチリです。

もっと早めの対策をしたい場合は、上記のサイクルを参考に、日にちを前倒しで組んでみてくださいね。

インフルエンの予防接種は月齢でも受ける?

前述のように、インフルエンザの予防接種は、希望する人だけが受ける「任意接種」で、生後6カ月(満6カ月)から受けられます。

幼児のインフルエンザワクチンは、外出が増える1歳頃になったら接種を受けるケースが多いようです。

ただ、1歳前でも、保育園などに預けて集団生活を送っていたり、他の子供や大人と接触回数の多い幼児がいます。

その場合は、早めの月齢でもワクチンを接種するケースは少なくありません。

インフルエンザワクチンを受ける月齢に満たないときは?

流行前の時期に接種対象の月齢になっていなくても、できるときに早めに受ければそれなりの効果が得られるとされています。

お医者さんによっては、1歳未満にはワクチンの効果が薄いという見方もあるので、病院で相談してみるといいですね。

予約を入れる前に、病院に問い合わせるとお医者さんの方針がわかります。

赤ちゃんへの感染を防ぐには、周りの家族がインフルエンザワクチンの接種をするのも大切です。

幼児3歳未満のインフルエンザ予防接種の時期はいつが効果的?月齢は? まとめ

インフルエンザが最も流行するのが12月~2月。

例年1月~2月に流行のピークを迎えるので、12月中旬までにワクチン接種を終えておくと安心です。

3歳未満の幼児の場合、2回に分けて予防接種を受けることが推奨されています。

1回の接種だとワクチンの効果が低く、インフルエンザに対する免疫の持続期間が短いからです。

2回目は、1回目の接種時期から2~4週間ほど期間を空けます。

できれば3週間以上空けるほうがより効果的で、4週間ならベスト。

幼児のインフルエンザワクチンは、生後6カ月(満6カ月)から受けられます。

子どもはちっちゃい時からいろんな予防接種があるので、ママは予定を組むのも大変ですよね。

おまけに、子どもはいつなんどき、どんな体調になるのかもわからないので、なかなかスケジュールどおりにはいかないもの。

インフルエンザのスケジュールも理想はありますが、必ずしもこうすべきというものではありません。

なので、予定通りにいかなかったときは、お医者さんに相談してみてくださいね。

インフルエンザの予防接種は、インフルエンザを防ぐというよりは重症化を防ぐ意味合いの方が強いようなので、1回の接種でも、全く受けないより良いと言われています。

状況に応じたアドバイスをもらって、インフルエンザのシーズンをのりきりましょう!

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