赤ちゃんの初正月 お祝いの仕方と羽子板や破魔弓を飾る意味を教えて!

赤ちゃんの初正月 お祝いの仕方と羽子板や破魔弓を飾る意味を教えて!

赤ちゃんの初正月って何するの?

そもそも初正月とはどんな意味?

羽子板や破魔弓を飾るのはなぜ?

その疑問、解消します!

初正月をお祝いする理由、

数え年との関係、

羽子板と破魔弓が贈られる由縁、

初正月に着せる衣服や食べ物も含めて、

わかりやすくお伝えします。

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赤ちゃんの初正月 お祝いの仕方は?

初正月とは、赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月のことです。

初正月は江戸時代から続く伝統的な行事で、

年末には厄除けとして、男の子には破魔弓(はまゆみ)、女の子には羽子板を贈ってお祝いをする風習が残っています。

昔は食料が乏しく、病気をしても今のような医療もなかったので、赤ちゃんが成人するまでにはたくさんの困難がありました。

そのため、災いや病気から赤ちゃんを守る願いをこめて、家族や親戚でお正月を盛大にお祝いしたのです。

また、昔の人は、お正月を基準として年齢を数えていました。

今でいう数え年ですね。

数え年では生まれた瞬間に1歳となり、お正月を迎えると年齢が1歳プラスされて、以降はお正月のたびに年齢がカウントされていきます。

◇ 数え年について詳しくはこちら。
満年齢と数え年の違いがすぐわかる数え方と早生まれの由来

豊かになった今の日本では考えられないような、厳しい生活環境の中で育つ赤ちゃん。

数え年の場合、初正月では、前の年に生まれた赤ちゃんの年齢がひとつ上がるので、赤ちゃんは2歳のお誕生日を迎えます。

家族にとっては、

赤ちゃんが無事に育ってくれた

という、とても意味深いお祝いごとであり、

2歳の誕生日を迎えた赤ちゃんに、

これからも健やかに育ってくれますように

という願いをこめた行事でもありました。

その習わしが、暮らしが豊かになった現代の日本でも続いているのです。

初正月には縁起物の羽子板や破魔弓を飾り、赤ちゃんの無病息災を願い、皆でお祝いの膳を囲む

という風習は、

赤ちゃんにとっても、家族にとっても、一年のはじまりに行う大切な行事です。

初正月の赤ちゃんは正装?

初正月の赤ちゃんはまだ小さいこともあって、正装させる家はあまりないようです。

わたしの周りでも、

「正装させたかったけど、湿疹が出ていたので綿100%の普段着だった」

「生後4ヶ月だったので、ベビー服」

「世話が大変になるのでそのまんま」

「新年なので、ちょっとおしゃれなベビー服を着させた」

といった感じです。

このあたりは子どもの月齢にもよりますし、

家の考え方や地方の習わしによっても異なります。

気になるようであれば、ご両親や義父母に相談してみるといいですね。

初正月の食べ物は?

初正月の場合、子どもに食べさせる特別な行事食はありません。

大人たちはおせち料理やお正月に並ぶご馳走が中心になりますね。

赤ちゃんが離乳食を始めていれば、薄味のお煮しめや、おせち料理をマッシュしたものなど、

形だけでもお祝い膳になるようなものを食べさせてあげるのも良いのでは。

初正月に羽子板や破魔矢を贈る意味は?

羽子板と破魔弓は、昔は母方の実家から贈られる風習がありましたが、今は両家が折半して贈ることも多いようです。

赤ちゃんの初正月に飾る羽子板や破魔弓(破魔矢)には、無病息災や魔除けの意味が込められています。

女の子なら羽子板、

男の子なら破魔弓、

どちらも赤ちゃんの健やかな成長を願って飾るものです。

節句人形のひとつで正月飾りでもある羽子板と破魔矢には、

邪気を跳ね除けたり、目に見えない精霊を退散させる力がある

と言われています。

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初正月の女の子に羽子板を贈る意味は?

羽子板の歴史は古く、今から約500年ほど前、宮中で新年を祝い女性同士で羽根つきをして遊んだことが始まりと言われています。

それが庶民に親しまれる遊びとなり、縁起物、飾り物として豪華な羽子板に変身したのは、江戸時代、元禄の頃。

『羽』を突き合うことで、

災いを『はね』のける

という縁起を担ぎ、

羽子板は魔除けや厄払いになるとされ、

やがて、女の子が生まれて初めて迎えるお正月の「初正月」に羽子板を飾る習慣が各地で起きました。

羽子板で突く羽の玉、黒くて硬い玉がありますよね。

あの黒くて硬い玉は、「ムクロジ」という大木の木の実が使われています。

羽

ムクロジは漢字で「無患子」と書きます。

無患子には、読んで字のごとくで、

「子に患い無し」

「子が患わ無い(わずらわない)」

つまり、

子どもが病気をしない

という意味があります。

また、昔は『』が病気の原因とされていました。

トンボは蚊を食べてくれる益虫です。

羽子板でつく羽が飛ぶ様子を、蚊を食べるトンボに見立てて、

お正月に羽根をつくと、夏になっても蚊に食われることがない

と考えられ、

お正月に羽子板遊びをすると病気にならない

と信じられてきました。

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初正月の男の子に破魔弓を贈る意味は?

平安時代に盛んだったのが、お正月に行なわれる「射礼(じゃらい)」や「大射」と呼ばれる射技の儀式。

弓で的を射るこの儀式で使われたのが「破魔弓」です。

武器として使われる破魔弓は男性の象徴という意味も込められ、

初正月の男の子には破魔弓、女の子には羽子板、といった習わしになっていきました。

「子どもが病気をしない」

という意味を持つムクロジは、破魔弓にも使われています。

使われているのは破魔矢の羽の部分です。

破魔弓にも、羽子板と同様、無病息災の願いがこめられているわけですね。

さらに、破魔弓には魔除けの意味もあります。

破魔矢の先が鋭く尖っていないのは、人や物を射るのではなく、邪の気を祓うためのもの。

本来、弓矢は武器ですが、古来から魔を祓う力もあると信じられおり、そのため、各地に弓を射る祭礼がみられます。

今では男の子が迎える初正月に破魔弓を飾ることで、

健やかに逞しく育ちますように

という願いを込めています。

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赤ちゃんの初正月 お祝いの仕方と羽子板や破魔矢を飾る意味を教えて! まとめ

初正月は、赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月のこと。

男の子には破魔弓、女の子には羽子板を贈ってお祝いをします。

破魔弓と羽子板は、

「邪気を跳ね除けたり、目に見えない精霊を退散させる力がある」

と言われ、

どちらも赤ちゃんの健やかな成長を願って飾るものです。

数え年で年齢を数えていた頃から続く初正月は、赤ちゃんのもう一つの誕生日です。

初正月をお祝いする習わしがない地域もありますが、

みんなで赤ちゃんの健やかな成長を願い、新年にお祝いをする初正月は、江戸時代から続く日本伝統の風習です。

魔除けや厄払いの意味を込めた古き良き風習で、身内や親しい人と赤ちゃんをお祝いしてあげるのも、良いお正月になりますね。

◇ 羽子板や破魔弓を飾る時期についてはこちらをご参考に。
初正月の羽子板や破魔弓を飾る時期はいつからいつまで?しまい方は?

◇ 誰が羽子板や破魔弓を買うのかについては、こちらの記事にまとめています。
初正月の羽子板や破魔弓は誰が買うもの?赤ちゃんの親が買ってもOK?

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