神父と牧師の違いは?差はどこにある?結婚式を執り行うのはどっち?

神父と牧師の違いは?差はどこにある?結婚式を執り行うのはどっち?

神父と牧師の違いとは?

キリスト教において両者の差はどこにある?

結婚式を執り行うのはどっち?

その疑問、解消します!

神父と牧師の比較、

司祭の意味、

神父と牧師の信徒に対する立場、

結婚式を司式する際のアルバイト事情も含めて、

わかりやすくお伝えします。

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神父と牧師の違いは?

日本のイベントにはイースターや
クリスマス、バレンタインデーなど
キリスト教に関連したものが
たくさんありますよね。

結婚式もバージンロードを歩いて、
神に誓うキリスト教式が人気です。

キリスト教には神父牧師がいます。

どちらも似たようなイメージがあるかも
ですが、両者には明確な違いがあります。

神父と牧師の1番の違いは?

神父と牧師。

どちらもキリスト教の聖職者のことです。

聖職者というのは、簡単に言うと
キリスト教の信仰に基づいて人々を導き、
教える役割を果たしている人のことです。

神父と牧師の最も大きな違いは、
キリスト教における教派の違いです。

  • 「神父」……カトリックと東方正教会における聖職者
  • 「牧師」……プロテスタントにおける聖職者

キリスト教には多くの教派がありますが
大別すると3つの教派があります。

3つの教派とは

カトリック

プロテスタント

東方正教会

のことです。

日本でなじみのあるキリスト教といえば
「カトリック」と「プロテスタント」
だと思いますが、

3つめに記した「東方正教会」は、
別名「ロシア正教会」や「日本正教会」
などとして知られています。

キリスト教では教派によって聖職者を
呼び分けているので、

上記のように、カトリック教会または
東方正教会の聖職者には「牧師」はいませんし、

プロテスタント教会に「神父」はいない
のです。

司祭とは?

司祭(しさい)」とは「神父」の
正式な職名のことです。

教会の儀式を司る「司祭(しさい)」と
いう言葉は、
カトリックでもギリシア正教や
ロシア正教などでも使われます。

司祭の協力者として
「司教(しきょう)」という言葉もあります。

通常、カトリックの司祭や司教のことを
一般の信徒は「神父さま」と呼んでいます。

ここで注意したいのは、
「牧師」は正式な職名でもあるのに対し
「神父」は『尊称』だということです。

『尊称』というのは、相手に対して
尊敬の気持ちをもって呼ぶ表現のこと。

なので、一般の信徒からは「神父さま」
と呼ばれているわけです。

神父と牧師の差とは?

神父と牧師の仕事内容はほとんど差がなく
どちらもキリストの教えを伝えるのが
主な仕事です。

キリスト教会にとって大切な礼拝や
ミサをはじめとする祭儀などは、
キリスト教の教派に関係なく
欠かすことのできないもの。

なので、神父も牧師も同様に
これらの宗教儀式を執り行います。

また、神父も牧師も一般の信徒の悩みを
聞いたりするなど、
信仰生活を助ける点においても共通しています。

ですが、
神父と牧師には、そのあり方という点で
違いがあります。

神父には序列社会(階級)があり、
牧師にはありません。

そして神父は聖職者として
一般の信徒よりも上の立場に位置し
信徒たちをまとめる役割をにないます。

牧師は聖職者ではありますが、
一般信徒と差異はないという立場
取っています。

牧師の場合は、聖職者というより
「教職者」と考えたほうが
わかりやすいかもしれません。

実際、牧師は「牧師先生」とか「先生」
と呼ばれることも多くあります。

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神父は生涯独身

神父と牧師で1番わかりやすい差は

恋愛や結婚ができるかどうか

というところだと思います。

神父は一般信徒とは異なり
結婚が認められていません。
生涯独身を通すのです。

神父は神のために一生を捧げる覚悟を
した「聖職者」なので、

生涯、修行を積み贅沢を律するなど、
日常の様々な面で厳しい自制が必要と
されています。

恋愛も結婚も認められていませんが
教会と結婚した証として
左手薬指に指輪をしています。

これに対して、プロテスタント教会では
「聖職者」という概念がないので

牧師は一般信徒と同じように
自由に恋愛や結婚をして
家庭をもつことができます。

神父には階級がある

神父には階級があり、
牧師には階級がありません。

カトリック教では厳密には上から
司教・司祭・助祭の3階級があります。

司教の中には役職がつくものがあり
代表的なものには
教皇・大司教・枢機卿があります。

カトリックのトップはバチカンの
ローマ法王です。

神父は男性のみ

カトリック教会では女性の神父(司祭)を
認めていません。

プロテスタントでは宗派によっては
女性の牧師も認められています。

神父と牧師 結婚式を司式するのは?

多くの独身女性の憧れ、
ウエディングドレスでバージンロードを
歩くのもキリスト教式です。

結婚式を教会やチャペルで挙げている
日本人カップルは少なくないので、

普段、キリスト教の儀式やイベントに
接することがなくても
キリスト教式の結婚式には
参列したことがあるかもです。

キリスト教式で結婚式を挙げる場合、
聖書を片手に式を執り行うのは

神父さん?

牧師さん?

どちらかわかりますか?

答えは牧師さんです。

結婚式場で司式をするのは、
プロテスタントの「牧師」です。

カトリックでは結婚を一生に一度の
とても重要な儀式と考えます。

宗教的儀式という意味合いが強いため
普段カトリックを信仰していない人は
カトリックのスタイルでの挙式は
行なうことができないのです。

神父さん立ち会いのもと、
カトリックでの挙式をしたいのなら
洗礼を受けて信者になる必要があります。

実は牧師じゃない?

今はプロテスタントの教団が結婚式場と
契約して「牧師」を派遣したり、
牧師さん専門の登録型派遣会社もあります。

実は、人気の高いチャペルなどでは
本物の牧師さんではなく
平日は英語の先生をしているとか、
留学生といった一般の外国人の方が
アルバイトとして行っている場合もあります。

牧師の主な仕事は日曜日に行われる礼拝です。

礼拝の中心となるのは、
神様の言葉が語られる牧師の説教で、

礼拝を通して一般の信徒たちは
新しい週のはじめの一歩を踏み出す力を
神様からいただくわけです。

礼拝のあとでは、信徒たちからの相談を
受けることもあるので
牧師さんにとって日曜日は忙しいんですね。

なので日曜に挙式があるとアルバイトの
牧師さんが受け持つ場合もあるのです。

日本のカトリックスタイルの結婚式は
セレモニー的な意味合いが強いので、

牧師さんが本物かどうかよりも
「牧師さん役」に、結婚式という厳かな
雰囲気を演出してもらえれば良し、
ということのようです。

神父と牧師の違いは?差はどこにある?結婚式を執り行うのはどっち?まとめ

神父と牧師はどちらもキリスト教の
聖職者のことです。

神父と牧師の最も大きな違いは、
キリスト教における宗派の違いです。

  • 「神父」……カトリックと東方正教会における聖職者
  • 「牧師」……プロテスタントにおける聖職者

 
神父と牧師の差は、
そのあり方に違いがあります。

キリスト教式で結婚式を挙げる場合、
結婚式場で司式をするのは、
プロテスタントの「牧師」です。

多忙な牧師さんに代わってアルバイトが
受け持つこともあるので、

結婚式の司式をちゃんとした牧師さんに
お願いしたいなら

あらかじめ式場で牧師さんを押さえて
もらうか、

挙式を受け付けてくれるプロテスタント
教会で相談をしておくといいですね。

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