ルビーチョコレートとは?
どんな味がするの?
普通のチョコレートとの違いや特徴は?
どこで買える?
その疑問、解消します!
ルビーチョコレートを実際に食べてみた感想、
ルビーチョコレートが持つ風味、
酸味の程度や比較も含めて、
わかりやすくお伝えします。
ルビーチョコレートとは?
前回のバレンタインデーは、ちょっとしたルビーチョコレート・ブームでした。
ルビーチョコレート自体が、まだまだ目新しいだけにこのブームは当分続きそうですね。
バレンタインデーに興味がなくても、チョコレートファンにとってルビーチョコレートは画期的なチョコレート。
ルビーチョコレートはスイーツ業界&チョコレート業界に新たな楽しみを持ち込んだのです。
ルビーチョコレートの特徴
ルビーチョコレートとは、天然の美しいピンク色をしたチョコレートです。
ふつう、チョコレートがピンク色をしていると、いちご味のチョコレートをイメージしますよね。
いちご味のチョコレートはホワイトチョコレートに、いちごの果実やフレーバー、着色料を加えて作られています。
ですが、ルビーチョコレートは、着色料もフルーツのフレーバーも一切入っていないのです。
にもかかわらず、見た目がピンク色をしていて、味にはベリー系の酸味があります。
不思議ですよね。
わたしも初めて口にした時は
「いやいや添加物がないわけがない」
と、パッケージの原材料表記を見直したほどです。
ルビーチョコレートは特殊な製法を使って、このピンク色と風味を表現しています。
ルビーチョコレートは第4のチョコレート
チョコレートには生チョコや板チョコ、ナッツや果実が入ったものなどいろいろな種類がありますが、もともとのベースとなるチョコレートは以下の3つです。
- ダークチョコレート(ビター・ブラック)
- ミルクチョコレート
- ホワイトチョコレート
上記の3つの中でも、最も新しいのが、チョコレートの苦みのもとであるカカオマスを抜いた材料で作られているホワイトチョコレートです。
◇ ホワイトチョコレートについて詳しくはこちら。
・ホワイトチョコレートが白いのはなぜ?チョコとの違いとカロリーは?
ホワイトチョコレートは今から約80年前の1937年頃に、キットカットでおなじみのネスレ(Nestle)が開発しました。
そこから時を経ること約80年、2018年(平成30年)に「ネスレ日本」が、キットカットの新フレーバーとしてルビーチョコレートを使った『サブリム ルビー』を販売、大きな話題となったのです。
ダークチョコレート(ビター・ブラック)・ミルクチョコレート・ホワイトチョコレートに次ぐ第4のチョコレート、ルビーチョコレートを生み出したのは、スイスのチューリッヒに本社がある『バリーカレボー(Barry Callebaut)』という会社です。
バリーカレボー社は、高品質のカカオとチョコレート製品を扱う世界有数のメーカーで、世界中のチョコレートの25パーセントが、バリーカレボー社の製品を使用していると言われるほどの大企業です。
日本の森永製菓とも提携していて、兵庫県尼崎市にある森永製菓の工場を譲り受け、日本での生産拠点としています。
そのバリーカレボー社が10年以上の歳月をかけ、研究開発を重ねて誕生させたのがルビーカカオ豆です。
バリーカレボー社は、南米ブラジル、エクアドル、アフリカのコートジボワールなど、カカオ産出国で栽培したカカオ豆の中から、
バリーカレボー社独自の先端技術でルビーカカオ豆を抽出し、ルビーチョコレートの生産に成功、
2017年10月に上海でルビーチョコレートを発表しました。
そして、世界で初めての販売先として選ばれたのが日本。
前述のルビーチョコレートを使ったキットカットの新フレーバー、『サブリム ルビー』が発売されたのです。
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ルビーカカオ豆からのルビーチョコレートのピンク色。
これが自然な色合いだと知ると、余計そそられますよね。
ルビーチョコレートはどんな味?
食べてみるとより実感しますが、ルビーチョコレートはこれまでのチョコレートの味とは全然違います。
わたしが初めて購入したのは、こちらの製菓用のルビーチョコレート。
チョコレート カレボー ルビーチョコレート カカオ分32.5% 200g 製菓用チョコレート バレンタイン 手作り用_ <お菓子材料・パン材料>
直径1cmくらいのタブレットサイズをそのまま食べてみると、
ルビーチョコレート自体に酸味があるのでベリーのような香りがします。
口に入れるとすぐ酸味が広がりますが、
ビター・ミルク・ホワイトのチョコレートに比べるとあと味は軽め、スッキリしています。
わたしはイチゴ味のチョコレートが大好きなのですが、それらと比較すると、酸味はルビーチョコレートのほうがやや強い感じ。
酸味はベリー風味というか、いちごとラズベリーを合わせたようなフルーティーな酸味です。
「酸っぱいものが苦手な人も食べやすいのでは」
と思いますが、
チョコレートに酸味が入っているのがイヤな人は苦手かもです。
もちろん、チョコレートの甘味はあるので、甘みと酸味の絶妙なバランスもルビーチョコレートの特徴です。
キットカットの『サブリム ルビー』を初めて食べたときも、思った以上のベリー感に驚いたんですが、
サクサクのウエハースがない状態の製菓用ルビーチョコレートは、酸味OKなら、これはこれでハマります。
本家本元のバリーカレボー社のルビーチョコレートも取り寄せができます。
カレボー ファイネスト ベルギー ルビーチョコレート RB1(業務用) 1.5kg【夏季冷蔵】
1.5kgの量は多く感じるかもですが、お菓子を作らなくても、そのままでいくらでも食べられるので、ぜひ試してみてください。
中身は先にご紹介したルビーチョコレートと同じもので、タブレット状になっています。
というか、200g入りの方はこちらの小分け版で、1.5kgで1パックにしている分、お得になっています。
ルビーチョコレートの酸味はあと引く美味しさ、
うちは毎回、つまみ食い消費であっという間になくなってしまいます^^;。
ルビーチョコレートとはどんな味?その特徴を実際食べてみた感想で!まとめ
ルビーチョコレートとは、天然の美しいピンク色をしたチョコレート。
着色料もフルーツのフレーバーも一切入っていないのにもかかわらず、見た目がピンク色をしていて、味にはベリー系の酸味があります。
ルビーチョコレートは、スイスのバリーカレボー社が独自の技術で研究開発して、2017年10月に発表、
ダークチョコレート(ビター・ブラック)、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートに続く第4のチョコレートと呼ばれています。
実際に食べたルビーチョコレートはどんな味かと言うと、
ベリー系の香りがして、口に入れるとすぐ酸味が広がり、ビター・ミルク・ホワイトのチョコレートに比べるとあと味は軽め、スッキリしています。
ピンク色という独特の可愛らしい見た目から、ルビーチョコレートは今後もますますいろいろな展開が期待できます。
コンビニ・スイーツとしても扱われているので、見かけたらぜひ味わってみてくださいね。
◇ チョコレートの話題 こちらもどうぞ。
・バレンタインデーの由来はキリスト教?チョコレートの理由と意味