カレンダーの芒種とはどんな意味?2019年はいつ?季節の由来もご紹介

カレンダーの芒種とはどんな意味?2019年はいつ?由来と季節の特徴もご紹介

カレンダーの芒種とはどんな意味?

2019年はいつ?

二十四節気ではどのような季節?

芒種の言葉の由来は?

その疑問、解消します!

芒種とはどういった気候なのか、

芒種が旬の食べ物、

芒種の期間の特徴、

気象や芒種の風習も含めて、

わかりやすくお伝えします。

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カレンダーの芒種とはどんな意味?

わたしたちが使っているカレンダーには、

「立春」や「夏至」「土用」などの

二十四節気が記されているものが少なくありません。

二十四節気というのは、

1年間を24の季節に分けて季節の移り変わりを示すもので、

テレビの天気予報などで、

「今日は暦の上での立春です」

などと

アナウンスしているのを耳にしていると思います。

6月のカレンダーには二十四節気の「芒種」があります。

芒種は「ぼうしゅ」と読みます。

二十四節気では1年の始まりの最初の節気である立春から、

9番めの節気となります。

二十四節気というのは、

1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、

さらにそれぞれを6つに分けたものです。

二十四節気は立春から始まり、大寒で終わります。
 

二十四節気

【春】

立春(りっしゅん):2月4日頃
雨水(うすい):2月18日頃
啓蟄(けいちつ):3月5日頃
春分(しゅんぶん):3月20日頃
清明(せいめい):4月4日頃
穀雨(こくう):4月20日頃

【夏】

立夏(りっか):5月5日頃
小満(しょうまん):5月21日頃
芒種(ぼうしゅ):6月5日頃
夏至(げし):6月21日頃
小暑(しょうしょ):7月7日頃
大暑(たいしょ):7月22日頃

【秋】

立秋(りっしゅう):8月7日頃
処暑(しょしょ):8月23日頃
白露(はくろ):9月7日頃
秋分(しゅうぶん):9月23日頃
寒露(かんろ):10月8日頃
霜降(そうこう):10月23日頃

【冬】

立冬(りっとう):11月7日頃
小雪(しょうせつ):11月22日頃
大雪(たいせつ):12月7日頃
冬至(とうじ):12月22日頃
小寒(しょうかん):1月5日頃
大寒(だいかん):1月20日頃

 

二十四節気は、地球と太陽の位置関係で割り当てられています。

地球から見た太陽の見かけ上の通り道を「黄道」といい、

1年間で地球の周りを一周すると考えます。

黄道360度を24分割した15度間隔で、

それぞれ特定の二十四節気が定められているのです。

そして、

定めた点を太陽が通る日が、

二十四節気のそれぞれの日にちになります。

芒種は例年、太陽黄経が75度を通る日にあたります

太陽黄経の黄経とは黄道座標における経度。

太陽黄径というのは、

春分の位置を0度とした時の現在の地球から、

太陽の見える位置の角度のことです。

太陽黄経が、180度を通過する日が秋分です。

秋分には昼夜の長さがほぼ同じになります(実際には昼のほうがやや長い)。

太陽黄経が60度を通過する日が小満、

75度を通過する日が芒種、

90度を通過する日が夏至となります。

二十四節気は今から2600年前に

中国の黄河付近で誕生した暦と言われており、

そのため、日本の気候と必ずしも一致しない面もあります。

ですが、

毎年同じ時期に同じ節気が巡ってくることから、

特に農業の目安となりやすく、

日本で定着し今に至っています。

二十四節気は、今でも農作業などで使われています。

カレンダーだけではなく、

手帳にも二十四節気が記されているものが多くあります。

芒種2019年はいつ?

2019年の芒種は、6月6日(木曜日)です。

芒種は毎年6月5日頃にあります。

なぜ、「頃」というのかというと、

芒種は毎年同じ日ではないからです。

年によって1~2日程度のズレが生じます。

二十四節気は1年を太陽の動きに合わせて24等分して決められるので、

1日程度前後するんですね。

また、

芒種は期間を指すこともあります。

期間を指す場合は、

6月5日頃から次の節気である「夏至」の前日までの期間を「芒種」と呼びます。

2019年の夏至は6月22日(土曜日)なので、

2019年の芒種を期間として指す場合は、

2019年6月6日(木曜日)から2019年6月21日(金曜日)となります。

ニュースや天気予報などで、

「今日は芒種です」

と耳にすると、

節入り日の当日のみを指しているように思うかもですが、

本来は約15日間の期間を意味しています。

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芒種の意味と由来は?

二十四節気では、

立夏の日から立秋(8月7日頃)の前日までは『とされます。

夏の節気

立夏(りっか):5月5日頃

小満(しょうまん):5月21日頃

芒種(ぼうしゅ):6月5日頃

夏至(げし):6月21日頃

小暑(しょうしょ):7月7日頃

大暑(たいしょ):7月22日頃

「立夏」や「夏至」はテレビなどでも聞き馴染みがありますね。

それらに比べると「芒種」は見聞きすることもあまりなく、

使われている漢字も普段はほとんど目にしない漢字です。

二十四節気における芒種の意味と由来

『芒種』という漢字の「」は「のぎ」、

もしくは「のげ」と読みます。

「芒(のぎ・のげ)」は稲や麦など、

イネ科の植物の穂先にある、

細く尖って生えている毛のような部分です。

稲の穂先 芒種

芒種の「」は植物類の「種子」のこと。

つまり「芒種」とは、

稲や麦などの穀類の種子のことを指していて、

それら穀類の種まきの時期を意味する季節の言葉なのです。

芒種の頃、芒種の時期というのは

この「芒」がある穀物の種を植えたり、

田植えをするという、

農作業の重要な日であることを意味します。

農家にとっては、

芒種の頃から種まきが始まり、

「いよいよコメ作りのシーズンがスタート!」

という時期。

なので

「これから忙しくなるぞ」

といった意味合いもありました。

現在の芒種は6月で、

実際の田植えの時期とは1ヶ月ほどずれていますが、

これは今の新暦(太陽暦)と旧暦の間で、

約1ヶ月ほどのずれが生じているからです。

また、

田植えの時期が昔より早まったことも

ずれている理由のひとつです。

芒種とはどんな季節?

1787年(天明7年)に江戸で出版された暦の解説書『暦便覧(こよみべんらん)』では、

芒種を、

芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり

と説明しています。

芒種は

芒のある穀類(稲や麦など)をまく時だよ

この時期に、稲や麦などの種をまきなさい

という意味になります。

芒種の時期は新しい生命の誕生や

成長が多くみられる頃でもあります。

二十四節気をさらに細かく分けた七十二候では、

芒種の初候は「螳螂生(かまきりしょうず)」、

次候は「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」、

末候は「梅子黄(うめのみきばむ)」となっています。

カマキリが生まれ、

蛍が舞い 、

梅の実が黄色く色づくことを表しています。

芒種は種まきと共に、

多くの生命の輝きを楽しめる季節でもありますね。

芒種の気候

芒種は暦の上では夏の3番目の節気です。

日毎に夏の蒸し暑さを感じるようになり、

梅雨に入る時期として知られています。

南北に長い日本列島は南から梅雨入りが始まります。

特に沖縄県では小満から芒種は梅雨の時期にあたり、

沖縄の方言で梅雨のことを

「小満芒種(すーまんぼーすー)」

といいます。

芒種の頃の旬の食べ物

芒種の時期はトマトやきゅうり、

ピーマンなどの夏野菜が旬を迎えます。

みょうがや枝豆もおいしい時期ですね。

魚ではアジや鮎、

鱚(きす)、スズキ、スルメイカが旬の時期です。

また、

梅雨という言葉の語源にもなった、

梅の実がこの時期熟します。

丸々と太った梅で

梅干しや梅酒の準備を始めるのも芒種の時期です。

芒種は物事を始めるのに良い日

芒種の意味も、

本来は農業にとって重要であったのが、

最近では

物事の始めに良い

という意味にも捉えられています。

能や舞踊などの伝統芸能の世界では、

この芒種にあたる6月6日に芸事を始めるのが良しとされています。

そもそもは芒種と関係があるわけではないのですが、

6歳の6月6日に初稽古をはじめるのが良いとされ、

芒種は縁起の良い日と考えられています。

◇ 稽古始めについて詳しくはこちら
稽古始めが6歳の6月6日なのはなぜ?芸事の習い事始めの由来をご紹介

 
また、お稽古ごとに限らず、

穀物の種をまいて豊かに成長させるのに良い日、

とされる芒種にちなんで、

「物事を始めそれが豊かに成長していく」

ということから、

「何かを始めるのに芒種は縁起が良い」

という考え方もあるようです。

カレンダーの芒種とはどんな意味?2019年はいつ?由来と季節の特徴もご紹介 まとめ

芒種は二十四節気の一つで、

1年の始まりの最初の節気である立春から、

9番めの節気となります。

2019年の芒種は、6月6日(木曜日)です。

2019年の芒種を期間として指す場合は、

2019年6月6日(木曜日)から2019年6月21日(金曜日)となります。

芒種は稲や麦などの穀類の種子のことを指していて

「芒のある穀類(稲や麦など)をまく時だよ」

といった、

穀類の種まきの時期を意味する季節の言葉です。

芒種の時期はちょうど梅雨時にあたります。

二十四節気の中ではあまり目立たない芒種ですが、

かつて日本人の生活の大部分を占めていた農作業にとっては

とても大切な節気でした。

一雨ごとに作物が育つ季節、

芒種の頃は日本人と農業の、

長く深いかかわりに思いを馳せる時期にも感じます。

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